ゾン《ビゴー》スト
おまけ
寝起きでダラダラと飯を食いながらテレビ番組を見ていた。
「突如ゾンビが大量に発生した事件の続報です!」
ゾンビ発生のニュースを、ビゴーは目を煌めかせて食い入るように見た。
「ゾンビに咬まれると感染します!気をつけてください! このゾンビ感染は人にしか感染しませんが、ゾンビは生き物を襲います! ペットを飼われている方はご注意ください!」
急いで飯を口の中に詰め込んで準備する。
「オレの時代が来たぜえぇぇぇ!」
ビゴーは元気に家を出た。
◇◇◇◇◇
ゾンビが発生してからかなり時間がたっていたのか見渡す限りゾンビ!ゾンビ!ゾンビ!
ビゴーは手当たり次第にヘッドショットをゾンビに決めていく。
しかし…
「なんだぁ?」
驚くべき光景がそこにあった。
なんとゾンビが幽霊となって襲いかかってきた!
「ゾンビも幽霊になんのか!? オレの時代がマジで来やがったあぁぁぁ!」
ビゴーは叫ぶとゾンビゴーストを浄化させながら教会へと向かった。
◇◇◇◇◇
「おぅ!エセ神父! やっと来たか」
教会に着くとスート・ゾーンがいた。
「おいスート。お前が教会に来っからゾンビで一杯じゃねーか」
「いやいや、ゾンビが一杯なのはエセ神父が教会来たからだろ」
ビゴーとスートは軽口を言い合い教会に入っていく。
◇◇◇◇◇
二人は大聖堂の中央で一休みしていた。
罠を仕掛け終えてゾンビを待つばかり。
「早く来ねぇかなぁ」
毎分30,000もの弾を発射するマシンガン(通称ヴィーカー)を両手に持ってウッキウキで待つビゴー。
「暇だな」
連射可能な777ミリ口径の銃(通称ラッキーセブン)をイジくりながら退屈そうに待つスート。
すると教会内が騒がしくなる。
「やっと来たか?」
扉がバンッ!と勢いよく開かれる!
窓が!ステンドグラスが!バリーーーンと破られる!
ゾンビ達が二人に殺到する!
ビゴーは両手に持っているマシンガンを!
スートは両手の銃を!
ブ ッ パ な す !
「フオオォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「ハアアアァァァァァァアアアアアアアアァァァァーーーーーーーーー」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
ゾンビを撃ちまくり殺しまくる!
仮にも神父である!
これはやりすぎだろうか!
しかし!
聖なる力で純粋な生物を殺せるだろうか!
否!
殺せない!
だからこそ!
ゾンビを殺し!
幽霊化させてから!
聖なる力で成仏させるのだ!
「セェェイント! フラッシュッ・・・ミィィィィーーーーーーーーー!!!」
ビゴーが叫ぶ!
キラキラキラキラキラキラキラキラッ
ドッ
バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチイィィィ
ビガアアァァァァーーーーーーー
聖なる光が街を包み込んだ
「オォォオオオオオォォォォォーーーーーーーーー」
ジュウゥゥーーーーーーーサラサラサラァァァ……
ゾンビゴースト達は成仏したが、ただのゾンビ達はまだまだ残っている。
ビゴーとスートはゾンビ退治のため、武器を両手に教会を後にした。
◇◇◇◇◇
数年後━━
なぜかゾンビは、ペットとして飼われている。
ビゴーは不満げに呟いた。




