CLEAN MAKER プロローグ
初めまして、八ヶ岳ベアと申します。
自分の作品がどんな評価を
されるのか気になり投稿してみました。
まだエピローグですが
どんなお話なのかワクワクして貰えれば幸いです。
多種族が暮らす「ワイドアース」
この世界には稀に特殊な能力を持つ者が産まれる。
能力は人により変わり、誰にも負けぬ豪傑、高度な知識、至高の技術者……様々な能力がある。
だが、皆が羨ましがる能力には必ず誰よりも劣る能力が付いてくる。
その能力者達は「優劣者」と言われた。
優劣者は判明している内では、主に3つに分かれている。
自分に優れた能力が加わる代わりに
自分が代償として劣化した能力を持つ「自系」
他人に能力を分け与える為に自分が代償を負う「他系」
意識せずとも勝手に能力が発動し、自他関係なく代償を負う「自然系」
優劣者達はその能力故に通常者として生きるのは困難である。
真面目に生き、能力を世のために活かす者もいれば、能力を悪用し犯罪を犯す者もいる。
犯罪者となった優劣者は圧倒的な力により通常の種族には負えない。
ならばどうするのか、答えは簡単。
目には目を歯には歯を、
優劣者には優劣者をぶつければいい。
優劣者の犯した犯罪は凶悪な物が8割を越すため、政府は犯罪者の殺害を黙認している。
政府、企業、表舞台に立てない裏の者達。
彼らから依頼された優劣者の殺害を主とした仕事を生業とする物騒な家業がある。
その家業を人は「CLEAN MAKER(掃除屋)」と呼んだ