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リフレイン
冷たいアスファルトに落ちる
ガラスのように痛い雨は
地面に落ちて砕けて消えてく
伸ばした手には
何も届かない
確かに見える光は
指をすり抜けて落ちてく
ねぇ 守りたいものがあるんだ
守りたいものがあるんだよ
でも何故か守れないんだよ
全部僕から落ちてくんだよ
守りたいものは一つでも
失うものは数え切れなくて
どうしても苦しくて
何もかも諦めて
でも 最近気づいたよ
気づいたんだ
何かを失えば
どっかで何かが生まれてるらしいんだ
僕はここにいるよって
存在を精一杯証明して
誰にも気づいてもらえなくても
どっかの誰かが笑ってくれるように
ねぇ 守りたいものがあるんだ
守りたいものはここにあるんだ
伸ばした手には何も届かない
それでもいいんだ
僕は必ず誰かを守る
守れるような人になるんだ