表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
FREE  作者: 黒猫レオ
2/11

街の灯りに溶けた星たち

いつからこんなに見えなくなったんだろう

周りのネオンに負けた

深い空のビーズ


今日は空を見て歩く

周りなんて気にしない

涙なんて零れないように

ため息で誤魔化して


震える息は 何故か悲しい

たとえどんなに離れても…なんて

綺麗事はやめよう

君もそうだろ?


辺りの空気は

人の周りだけを暖かくして

僕の周りは

氷みたいに冷たい


街の灯りに溶けた僕たち

いつからこんなに意地っ張りになったんだろう

もう顔も見たくないなんて

部屋から飛び出して


ほら、見てみなって

小さくつぶやいてみる

今日も月が綺麗だよ

今日は一段と綺麗だよ


久しぶりに見上げた空は

思ってた以上に澄んでいて


僕らちょっとだけ

大人になれなかっただけだよねって

言い聞かせて

また歩き出した


涙が零れないように

月を見上げて歩く






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ