日常No.3
空は目が覚めて起き上がった。
「うぅ、体が痛い」
「地面硬い!」
「ふかふかのベットが恋しい!!」
昨日は夢であって欲しいと願ったけど
寝ても現実に戻らない。
やっぱり現実か、、
これからどうしよう
ずっと森にいるわけにもいかないし
早く森を抜けられないかな〜
できれば人にも会いたい。
とりあえず空は目覚ましのために水浴びをすることにした。
「気持ちいい〜」
今日はまずあの深い洞窟を探索するか
意外と奥まであって諦めちゃったんだよね昨日
何かこの森のヒントがあるかもしれないし
そのあと朝ごはんを食べた。
相変わらず肉の丸焼きだった。
もっと文化的な食事をしたいよ〜。
昨日はここで探索やめたんだっけな
「よし、進むぞ。」
そう気合を入れて奥へと足を進めた
しばらく奥に進んでいくと
何やらキラキラしている空間に辿り着いた。
なんだろうこの石
すっごい綺麗なんだけど!
『鑑定』
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アダマンタイト
世界で一番硬い石
魔力伝導率が高い。
磨くと黒く変色する
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アダマンタイトか〜
これは知ってるぞ
ヒヒイロカネやオリハルコンに並ぶ
レア素材だったよね?
ラッキーだぁ
他にもたくさんあるようだけど何があるかな〜
流石にこんなレア素材そんなポンポンと、、、、、
アダマンタイト
アダマンタイト
ミスリル
アダマンタイト
オリハルコン
アダマンタイト
ミスリル
ミスリル
………………………え?
調べてみればそこら辺レア素材だらけだった。
いやいや
もしかしたらこの世界じゃそんなレアじゃないかもしれないし、、
とりあえず取っておいて
人にあったら聞こう
そうしたら
はてどうやってこれを取ろう?
『アイテムボックス』
あぁなんかあったな
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地竜のツルハシ
不壊不腐
鉱石、岩石において採掘速度上昇と自動回収
が付く優れ物
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おぉ便利
つまり私は掘っているだけでいいわけだ
「じゃあレッツホリホリ〜」
カンッ
コン
カンッ
コン
..............
ふぅー
どれくらい経っただろう
社畜生活で培った無心であらかたの鉱石を
取り切ってしまった。。。
洞窟を出て空を見たらもう真っ暗だった
そして星が綺麗だった
こんなに澄んだ空を見たのはいつぶりだろうか
、、、、、よし寝よう。
あとでアイテムボックスを見たら鉱石の総数が1000を超えていたのは
また別のお話。
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朝目覚めたら知らない天井だった。
なんだかドーム状になっていてゴツゴツしていた。
朦朧とした意識が段々とはっきりとしてくる。
同時に体が痛みを訴えてくる
んぅ〜
何処でも寝られるようになったとはいえ
超高反発マットレス(地面)では寝起きが辛いなぁ〜
今日は何をしましょうか。
、、、、、、
早く人に会いたいしこの森の脱出目指して
頑張るか。
そしてやって参りました
リスポーン地点(?)
私が刈り倒した木々があっちこっちに横たわってて来るのが大変だった。
さて、
なんでリスポーン地点(?)に来たかって?
それは
神様がわざわざここに私を送ったからには何かヒントがあるかも
しれないからです。
ドヤ、
そして私はそこら辺を探して掘って叫んで頑張って
また日が暮れてきた、、、、、
何も見つからなかった。
なんで?!
どうしろと⁉︎
完全にハードゲームだよねこれ!
ガサッ
もしかして私ずっとこのまま?
ガサッ
のんびりはしたかったけどずっと一人は流石に堪えるよ?
ガサッ
どうやってこの森を出よう?
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
そしてさっきからなんか気配を感じるんだけど?
恐る恐る振り返ってみるとメカニックなうさぎたんがいた。