表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

日常No.2

私がレッサーワイバーンから逃げ切るために木を刈り倒していたら

いきなりレッサーワイバーンが倒れた。


「え?」


何がなんだかよくわからない空だったが状態の欄を見るために

鑑定をかけてみた


『鑑定』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


レッサーワイバーンの亡骸


状態:死亡


食べられる部位

内臓:タイムリミット残り4:53秒

肉:タイムリミット残り3日


素材

レッサーワイバーンの爪

レッサーワイバーンの鱗

レッサーワイバーンの皮

レッサーワイバーンの骨


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



死んでる?

なんで?

私が何かした?

アレが倒れた原因を探すために

自分のステータスを見てみることにした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前: 白木 空

種族:ヒューム

年齢: 22歳

状態:生者

Lv.3

HP:120/120

MP:80/80


攻撃力:25

耐性:55

腕力:35

精神力:75

敏捷:50

器用:55

運:10


スキル: 刈る 鑑定 アイテムbox


称号: 転生者 祝福されし者 魔物殺し 誤認(1/60)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



レベルが上がってる

とゆうことは私がアイツを倒したってことで間違いないのか

魔物殺しはわかるけど誤認(1/60)ってなんだろう?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


誤認(1/60)


創造主の神がスキルを思ってたのと違う方法で使った時に与えられる称号

これを60回行うと何かが起こる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


何かって何?

思ってたのと違う使い方?

使ったスキルは「刈る」しか記憶にないけど

これに何か意味があるってこと?


刈る、、刈る、、刈る、、、、、、

刈ると死ぬ、生きている奴に刈るをすると

死ぬ、、、、命ある奴を刈る、、、


あ‼︎


"命を刈り取る"!


そうゆうことか!

私が「刈る」を発動させて

たまたまアイツにあたって命を刈り取ったってことだ!

納得。

それで、神はこの使い方を予想してなかったんだ。


これめっちゃ便利じゃない?


私が興奮して我を忘れていると

何か茂みから音がした。


どうやらレッサーワイバーンの亡骸の肉を狙っているようだ。

空はそれに気づき、そして急いでアイテムボックスにしまった

それに驚いてか森の奥に逃げていったようだ


とにかく危機は去った

そう認識すると

安堵と共にお腹が鳴った。


お腹減った。


レッサーワイバーンの肉美味しいらしいし食べてみるか

、、、、火がないとダメだよね?


「食べれないじゃんかーーーーーーーーー!!!」


ふぅ、思わず叫んでしまった。

しかしどうやって火を確保しよう

火がないと水も飲めないし、、、、、


結構死活問題だということに気が付いた


空は自分の持っている知識でどうにかしようと思い

原始的な方法を試してみることにした。


まずは小枝を刈り取って

そこら辺に転がっている丸太を輪切りに刈った

葉っぱをかき集め火をつけられるようにした

準備が整ったと思い錐揉み式発火を試すことにした

しかしいくら擦り合わせても火種どころか煙すら出てこなかった。

ついには小枝が折れてしまった。


腕がとてつもなく痛い

手豆もできた


ハァ、火どうしよう

とりあえず食べ物は木の実を食べよう

どうしてこうもついてないの?


それから私は森の中を散策した

日は暮れ始め

私は川辺で足を休めていた。

ちなみに美味しい木の実はなかった。


私はこの短期間で溜まった鬱憤を石にぶつけた。


「ゴァァァァァァァァァァ、フザケンナァァァァァァァァァァァァァァ」

「フハ、フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」


カンッ ゴンッ 

パチッ ガンッ


、、、、、、、、、ふぅ。

淑女らしからぬ声をあげてしまったわ。

しかし怒りも一周回ったら笑いになるのね

新発見だわ。

それにしても今さっき一瞬火花が散ったような気がしたんだけど

気のせいかな?

これは試してみるしかないよね!


「オゥラァァァァァァァァァァァ‼︎‼︎」


パチッ


、、、、、、、、、、、、、ふぅ。スッキリした。


じゃなくてこれはワンチャンあるかもしれない


そういって私はまた葉っぱをかき集め火がつくようにした。

そして石と石をぶつけて、、、、、、、


やった‼︎‼︎

火がついた‼︎


安堵した私はそのまま身を地面に任すようにして意識を闇の奥深くへと

沈めていった。





森生活2日目


朝起きたら流石に火が消えていたのでもう一度火をつけ

ついでにお腹もなったのでレッサーワイバーンの肉を焼いて食べることにした。


「う〜ん!美味しい!」

「やはり火は偉大だなぁ。」


その後は水浴びをしたあと服を洗濯(洗濯といっても

水で手揉みするだけ)をして火にあたって温まっていた。


うん?今服はどうなってるんだって?

乾かしてるに決まってんじゃん

後は君のご想像にお任せするよ。


はて、誰に向けて話しているのかは知らないが

空は昨日の森の散策の続きをすることにした。


『鑑定』

『鑑定』

『鑑定!』


いくら見渡してもよくわからないものばかりだが

これはこれで知的好奇心がくすぐられて面白い。


そうやって森を散策していると大きな洞窟を見つけた。


おお!

雨風を凌そうなところがある

探索してみて問題がなさそうならしばらくここで過ごそう。


一日目はついてなかったけど今日はツイてるなぁ。




しばらくして……



ドドドドドドドドドドドドッ


「やっぱりツイてないーーーーーー」


どうしてこうなったか数分前に戻そう


〜数分前〜


少し薄暗いなぁ

何か出てきそう。なぁんてそんなことありえるわけないか。

うん?

なんかある


『鑑定』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


地竜の卵

生まれるまで:1ヶ月、14:26


まだ食える


おすすめの調理方法

卵サンド

卵焼き

その他諸々


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目玉焼きとか美味しそうだな

とりあえず持っていくか。


『アイテムbox』


そして卵が消えていくと視線を感じた


……………………………

ジー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前:

種族:地竜

年齢:57歳

性別:♀

状態:生者

Lv.26

HP:1860/1860

MP:160/160


攻撃力:240

耐性:85

腕力:120

精神力:98

敏捷:42

器用:26

運:18


スキル:地鳴り 咆哮 斬爪


称号:森の主

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


えと、、、逃げましょう。


そして今に至る。


ちょー

向こうのほうが早いんですけどぉぉぉぉぉぉぉ!?


段々距離が縮まってきている。

絶対絶命。空はどうする?


そういえば!


そして私は地竜に向かって


『刈る!』


そして地竜は倒れた。



『鑑定』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


地竜の死骸


状態:死亡


食べられる部位

肉部分:タイムリミット6日

内臓:タイムリミット8:42


素材:

地竜の鱗

地竜の爪

地竜の皮膚

地竜の骨


ドロップ品

地竜のツルハシ

地竜の胸当て

地竜の肘当て


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よかった〜、

あのまま忘れてたら危ないところだったよ

とりあえずドロップ品はしまっといて

主っぽいしここにはもうなにもいないでしょ。

今日はここで寝よ


そのあと少し探索してから空は入り口付近で寝ることにした。


書き溜めは気が遠くなったので不定期更新です。出来上がり次第投稿します。ご了承くださいませ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ