叶わない恋、別れを告げる僕。 短くまとめました。実話
彼女との出会いは高校3年生の春だった。
少しずつ暖かくなってきた朝、僕は電車の中で君に恋をした。
一目惚れだった。違う高校で話したこともない、だけどそんな彼女に僕はとても惹かれた。
勇気を振り絞ってインスタを聞いた。そこから沢山話しかけて、沢山アピールをした。電車が一緒になると2人でたわいも無いくだらない話をしたり。たまたま一緒だった試験の試験会場に2人で行ったり、僕でもびっくりするぐらい積極的に行動した。
気づけば彼女が僕の心の中心になっていた。
でも1つ、、、彼女には彼氏がいた。
そんなこと初めから知っていた。辛くなると知っていた。
でも自分の気持ちに嘘は付けなかった。
最初は彼氏なんか関係ないと思っていた。彼氏がいるからなんだ、そんなの関係ないと。それ以上の気持ちを伝えればいいと。
でも君と仲良くなるうちに今まで無かった罪悪感が芽生えてきた。
きっと君は僕のことをただの友達としか思っていない。でも僕は君と話す度に好きが増していく。どうしようもないくらい好きになっていく。どうしたらいいか分からなくなる。
本当ならこの気持ちは抑えなければいけない。相手に申し訳ない。でもだんだん気持ちが爆発しそうになる。君の目を見る度、笑った顔を見る度、君と一緒にいるだけで気持ちが溢れ出そうになる。
それぐらい君を本気で好きなってしまった。
だから僕は君に別れを告げる。
本気で好きになってしまったから、、、叶わない恋だから。
僕の人生の中で初めての一目惚れだった。高校3年間で初めての恋だった。これから先、君以上の素敵な人は現れるのかな、僕が君以上、本気で好きになれる人は現れるのかな、、、
僕の沢山の初めてが君で本当に良かった。
しあわせになってね、、。大好きだよ。