猫かぶり系主人公の日常の崩壊終
「さ、桜……」
いつもならば、また君かと苦笑でもして見せるのだが、俳優にでもなれば大成しそうな京でも声に動揺を隠しきれなかった。
(そうか、こいつの家ってここの辺りだっけ……んーなわけあるかッ! こいつの家っつったら、ここから数十キロはあるところの高級住宅街だろうがッ! 俺の家からよりも遠いっつーのにどうしてこんな辺境にいやがる!?)
自分の後でもつけてきたのか。有り得る。
まったく意味をなさない思考。
京はそれらの考えを捨て、これからどうするか考える――が、考えるまでもなかった。
とにかく逃げなければ。
「桜。話はあとだ。今は逃げなきゃならない。この先に避難場所がある。そこへ向かおう」
京は桜に背を向けて、「さあ行こう」と動き出そうとした。
だが桜は動かず。それどころか京の意識がそれた一瞬に、ぬるり、と懐に入ってきて腕を掴みその場に縫い留めた。
「先輩、その首……」
「これは――とにかく、心配しなくていい。とにかく急ごう!」(い、嫌な予感がする……早く動けよ! お前の耳はいつから飾りになった!? 人の話を聞けぇ腐れアマぁ!!)
桜は、止血のおかげか緩やかに出血している京の首元を眺めてぼーっとしている。その頬は炎に照らされたが故か、はたまた別の理由か、上気しているように見受けられた。
もうこいつを放っておいて逃げるか、だが後が怖い。
葛藤する京――唐突に宙に浮いたような感覚を知覚する。そして、背中全面に衝撃。
地面がコンクリートゆえに衝撃はそのまま京自身に跳ね返った。
「く、はっ……」
肺の空気がすべて吐き出され、京は目を大きく見開く。
京の足を払い、地面に引き倒す。そんな凶行に及んだ桜は京の上に跨り、凪いだような瞳で京の目をじっと見据えた。
桜は京を見据えたまま手を動かし、昨日の公園での行いをなぞるように、京の首元の傷をなでていく。
「あぁ……ああ……! せんぱい……とても、美しい……」
くちゅり、くちゅりと首元の血で遊ぶように手でこねくり回す桜。
状況に理解が追いついた京の心に傷口を弄ばれる鈍痛とともに恐怖が浸透していく。
「先輩、怖いですか? 恐いですよね? ですが、私の気持ちもわかって欲しい。生来の性を持て余していた私に"普通"を教え込み、"普通"に閉じ込めた。周りの昆虫を、両生類を、犬猫を、人を殺しまわれたら――それでも我慢しました。先輩がそれは"普通じゃない"って言うから。言いましたよね先輩。"殺すなら食べろ"って。それが"普通"だって。色々なものを殺して、食べました。あまり美味しくありませんでした――ですが、先輩はとてもおいしそう。私もう我慢できません。これで終わってもいい。捕まっても死刑になってもいい――先輩の命、いただきます」
蕩けそうな微笑を浮かべた顔が、夢で聖にそうされたように、京の首元に近づいてくる。
小さく口が開き、歯並びのいい白い歯が顔を見せた。
(ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ無理無理無理無理無理無理無理無理!!)
必至に起き上がろうとするが、うまい具合にすごい力で押さえ込まれて起き上がれない。
荒ぶる感情に、万事休すか、という感情が一滴交じった時――ぐちゃり。
その音とともに体にかかる重みが軽くなった。
「は?」
京は茫然とした声しかもらすことができない。
なぜならば、京の上に腹から下を残したまま、桜の上半身はすっぱり消え去っていた。
ビシャビシャビシャと鮮血のシャワーが辺りに撒き散らされ、京の顔を濡らす。
桜の残された部分越しに見えたのは、人の体を容易に引き裂くことのできる爪を見せつける暴徒だった。爪先からは、ぼたぼたと血が垂れている。
たった今なにが行われたかなど、容易に想像がつく。
絶句する京。直近の危険はまだ目の前だ。
だが、彼にとっての二度目の奇跡が起こる。
「グルルルラァ!!」
今にも京に飛び掛からんとしていた暴徒にまた別の暴徒が襲い掛かった。
そのままゴロゴロともつれ合った二体は、京から離れた場所で暴れ始める。
(と、とにかくラッキー!!)
京は自分に乗っかった桜の残骸をわきにどけ、すぐさま立ち上がる。
視界の端に映り込んだ桜の上半身を嘲笑してから、避難場所へ走り出す。
(くははっ! ざまあみさらせ! 俺を殺そうとした末路がそれだ! 地獄で後悔しやがれ、サイコパスめ!!)
そのまま走り続けること一分。
京の人生の中で最長の一分だった。
京の目の前に避難所が見えた。
(い、生き残れる……! 俺は助かったんだ!!)
警護しているのか、入り口に懐中電灯を持った人が見える。
それが京の中の安心感を呼び起こしたため、京の足が少し緩んでしまった。
その時、世界を振動が襲った。
立っていられないような地震。気の抜けた足ではとてもではないが、立っていられない。
京はバランスを崩し、地面に倒れ込む。
「っつぅ! 今度は何だ!?」
地震は徐々に強くなっていく。
ブレにブレる視界が、ふっと暗闇に染まる。
暗闇の後、ボウという音とともに周りを明かりが照らしだした。
「え……? は……?」
今度の変化は停電だとか、化け物に変異した人間の暴走だとか、地震だとか。そんなちゃちな変化では収まらなかった。
今まではある程度科学的に説明のつく、いわば"常識"の範疇だ。
だが、これは明らかに"質"が違った。
「どう、なって、いる……?」
辺りを見回すと、ここが通路であることがわかる。下水道や洞窟、そういう場所に近いかもしれない。高さは京が二人居ても天井に届かない程度。幅は二、三メートルほどだろうか。
本来なら明かりのないそこは暗闇に浸っているだろうが、壁に固定されたウォールランプが暗闇を払っている。
音が一切聞こえない場所。
そこが京が現在いる場所だった。
余りにも異質な状況に放り込まれたせいで、今までの異常に対応できていた頭も全く働かない。
そのような状態の京に"声"が届く。
『【迷宮】への侵入を確認しました。同行者なし。脱出は迷宮内の青い魔法陣を使用してください――【万の凶獣洞窟】へようこそ』
耳から聞こえてくるような音ではなく、どこか反響して頭に響くような声だった。
(【迷宮】? 脱出には青の"魔法陣"? 【万の凶獣洞窟】? なんなんだよ、一体。もう、お家に帰してよぉ……)
京の心身は度重なる苦痛と怒涛の状況変化により擦り切れかけていた。
よくわからない状況を少しでも理解するために、慎重に通路を歩いていく。幸い、どこまでもウォールランプらしきものは続いているため、歩くのに不都合はなかった。
(つーろはつーづくーよーどーこまーでーもー)
普段は絶対に思い浮かばないような童謡の替え歌が頭の中でぐるぐる回る。
そういえば、この歌をベースにした動画で不吉なやつがあったなあ。自分の行き着く先は餓死か。
不吉な想像が頭から離れない。
(あぁ……こうなるなら、あのゴリラ女の手助けもしなかったし、クソガキも助けなかった。そもそもあの気色悪いメス豚の見舞いなど誰が行くか。サイコパス女がいなければ、今頃避難所で人心地ついていただろうに……糞くそくそくそっ!!)
十数分だろうか。京が何とか歩みを進めながら、責任転嫁で現実逃避をしているとき通路に聞き覚えのある声が反響する。
「ウオオオオオオオォォン!!」
ビクッとして京の足が止まる。
つい先ほどまで京の命を狙っていた存在、暴徒の咆哮だった。
一体ではなく、複数。
京だけではなく、彼らもこの【迷宮】に侵入していたのだ。
「くそっ。どうする、どうするッ……!?」
また、追いかけ続けられると思うと恐怖が体を支配して体が動かなくなる。だが、これで良いのではないか。ここから動いたところで暴徒から離れることができる保証などない。
ここで待っていた方が、安全じゃないのか?
そんな考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え。
だが、そんなことをしている状況ではなくなってきた。
段々と咆哮や唸り声がこちらに近づいてきているような気がするのだ。
「最悪だッ!」
京は自身に選択肢がないことを悟り、その場から可能な限りの力で逃げる。
歩いているうちに体力は回復しきっていたので、走りに力がみなぎっている。
タッタッタと強く地面を踏みしめ、蹴りつけ加速する。
分かれ道を右へ左へ。がむしゃらに走る。
暴徒の声が聞こえないほうへ。安全なほうへ。
だが、暴徒の声は近づいてくる一方だった。
そしてついに――
「グオオオォォォ!!」
突き当り、左か右か。
選ぼうとした左の奥の方で、ランプに照らし出された筋骨隆々の異形――暴徒を見てしまった。
「いやだいやだいやだいやだ!!!」
「グオオオオォォオオ!!」
「ギシャシャシャシャ!!」
なりふり構わず暴徒たちの反対方向を選び、こけそうになるほどに態勢を前のめりにして逃げ出す。
つばの飛び散る音すらも聞こえてくるような気がして、心胆を寒からしめる。
曲がれるところを曲がり、時間稼ぎをしながら京は必至に逃げ回る。
歪んだ顔からは涙がこぼれ、鼻水がこぼれ、よだれがこぼれ。整った顔は無残なものだった。
狭い通路、暴徒たちに見る者はなく、京の被った猫はすっかり引きはがされて、本性が曝け出されていた。
「いやだー! いやだー! まだ、死にたくない、死にたくないよぉ”ー!!」
腕を、足を全力で振り、間違いなく過去最高速度で通路を駆け抜けるが、それでも後ろの声はついて回る。
京よりも二回りほどは太い手足を持つ彼らが、地面をへこませようかというほどに力を込めて京の方へ向かってくる。ドン、ドン、ドンと。
(お願いします。お願いします、神様。周りのやつらすべてがどうなってもいいので、俺の命だけは、どうかお助け下さい。いや、助けろよぉ! おい、神ぃ! お前は人ひとり救えない無能なのか!? 聞いてんのか!? どうか助けろくださいぃぃ!!)
その中の一体がいっそう脚に力を込めて、京めがけて飛び掛かる。
「ひゃっ! かすった! 今かすったぜぇぇぇぇ!!???」
京は曲がり角を活かして躱したが、その代償にパーカーの背中部分は暴徒の爪に裂かれてしまった。幸いなことに裂かれることによるけがはなく、態勢も崩すことはなかった。
(どうして、どうして俺がこんな目に遭うんだよぉ……全部あいつらのせいだ。あいつらさえいなければ、俺は今頃こんなところからはおさらばして、愉快な景色を高みの見物できったってのによぉ! クソが! あいつら、人を不幸に陥れるなんて最低だ、死んで詫びやれ! ドぐされメス豚どもめ!!)
ドぐされメス豚ども――聖を筆頭に、人助けの女性、助けた幼い少女、桜。京の彼女らへの罵倒はとどまるところを知らない。
彼女らへの罵倒で今にもくじけそうな精神を奮い立たせながら、絶対に生き残ると逃げ足を強める。
京が状況におぼれながらも、必死に助かろうとするところへ希望が現れる。
「はあ、はあ! ……部屋だ!!」
前方百メートルほど先、そこにドアが見えた。
どう見ても怪しいが、京は助かるにはそこに入るしかないと思ってしまった。
この状況で一直線に走り続けるなど愚の骨頂であったが、それでも京は賭けた。
ドアに近づくにつれ、後ろの声は遠ざかっているように聞こえる。
バタバタとした暴徒たちの動く音は小さくなり、荒くなった呼吸音も聞こえなくなった。
賭けに勝った。京はそう確信する。
ドアの前にたどり着き、素早く開けて中へ飛び込み、急ぎドアを閉める。
ドアにぴったりと耳をつけて、外の様子をうかがう京。
保証のため十秒のカウントで安全を計る。
(……七、八、九、十)
奴らから逃げきれた。その安心感から、京はへなへなとへたり込む。
「ははっ。やった……やったぜぇ! 助かった、俺は助かったんだ! やはり、神は俺を見放してはいなかった! くはは、くーっはっはっはっは――」
だが、その安心はつかの間のものだった。
『ビーッ、ビーッ、ビーッ。【モンスターボックス】起動。……部屋に出現したモンスター全てを討伐してください』
「――は?」
【迷宮】に侵入したときに頭に響いた声が、再度京の頭の中で発せられる。
アラームのような音がした。それを京が認識したときにはすでに状況が変化していた。
地面が黒く染み、そこからぬっと地面から現れる異形――犬や猫のような形やヘビのようなものもいたが、いずれも見たことがないサイズで、鋭い牙や発達した筋肉を保持しているのが観察できる。
「Grrrrrrrr……」
「ゲげ、げげげげげぇ……」
「シーッシーッ……」
「いやだ……いやだー!! 死にたくない、死にたくない!! 誰か、誰でもいい! 俺を助けろー!!」
京はまだ動けないそれらを見ないように壁のドアの方を向いて、バンバンと腕をたたきつける。
木でできていると思い込んでいたそれは、他の頑丈な何かでできているようだ。まったく木の性質を感じられない。
無情にも音を反響させるだけのドアに段々と叩きつける力も弱まり、京はずるずるとドアにもたれかかる。
「なんで、なんで俺がこんな目に……」
どうしようもない現実、待ち受ける結末に絶望しきった京はこの世の理不尽を呪わずにはいられなかった。
ついに、地面にできた黒い染みから異形、まさに"モンスター"とも言えるその身体が完全にあらわになる。
冷静に見渡せたならば気づけたであろう、およそ百人入っても大丈夫そうな部屋には数えきれないほどのモンスターが京を目の前によだれを垂らす。
手始めにと、最も京に近い犬型のモンスターが京に襲い掛かる。
「Grurururraaaaaa!!」
「いやだ! やめろー!!」
両手を前に突き出しプルプル震わせるが、そんなことは"モンスター"にとってはどうでもよいことだ。
飛び掛かる勢いで京を壁にたたきつけ、頑強で鋭い牙を活かし、京の腕を食いちぎった。
「ぐぎゃぁぁぁあああ!!」
京は痛みに叫び声をあげるが、それすらも長く続かない。
犬型の"モンスター"は、邪魔がなくなったことで空いた京の喉笛をかみちぎる。
「ガッ……ゴボゴボ」
肺からの空気が血を通して、ごぼごぼと喉から外に出る。
痛い、苦しい。
京の脳内を支配するのはそれだけだった。
走馬燈などよぎる暇もない。
犬型の"モンスター"が京の肉を咀嚼するうちに、他の"モンスター"も寄ってきて、京の体にかぶりつき始める。
体の肉がそがれていく苦痛と喪失感。
それに耐えられるほどの精神を京は持ち合わせておらず、痛みに意識がふっと消え去った。
動物たちは肉を喰らい続ける。
むしゃむしゃ。
がりがり。
ぶちりぶちり。
ぐちゃぐちゃ。
――数分後、そこにあったのは京が存在したことを示す血だまりとわずかな肉片だけだった。
"モンスター"はいつの間にか消え去っていた。
京という存在は確かに今この世から失われた。
肉体は"モンスター"が平らげ、彼が生存している可能性は完全なゼロだ。
そこへ"奇跡"が起こる。
京の血だまりの上、そこに光が集まり、あるものを象る。
それは人の形だ。ちょうど今しがた死んだ京と同じ肉体の。
数秒後、そこには目をつむった全裸の傷一つない京の姿があった。
「……ここ、は……? ぎゃああぁぁ! く、食われる! 嫌だ! やめろやめろやめろぉぉぉぉおおお!!」
目覚めた途端、先ほどの"食われる"恐怖から京は叫び声をあげる。
元通りになった体を足がもつれそうになりながらも素早く動かして、何もいないその場から部屋の隅へと逃げる。
しばらく頭を抱えたまま震えていたが何もないことを理解すると、怯えながらも辺りを見回して状況を確認し始める。
部屋は先ほどと変わらない京自身がむさぼり食われた部屋だ。自分が食われたときの感覚を思い出し、吐き気が京を襲うが、思考を別に回すことで何とか耐えることができた。
自分の状態は素っ裸であるが、体を触ってみても痛みも違和感もない。
「俺、生きてる……?」
Ψ Ψ Ψ
京が聖に捕食されているとき、幻視した人型。
彼がその何かが発した言葉を聞くことはできなかったが、それはこう言っていた。
『人の子よ。今から始まるのは試練だ。乗り越えること能わざるとき、終焉が訪れる。滅びに抗いその存在を示せ。その力はすでに与えてある。その名を【スキル】という。その者の軌跡を具現化したものだ。
もがき苦しみ乗り越えた先、そこに祝福が待っている。
では、よい結果になることを期待している』
その声は、人類すべてに届いた。聞くことができたかどうかは別として。
もし、その声を信じる者がいたならば、京の身に起きた"奇跡"をこう説明しただろう。
それは、【スキル】によるものだ、と。
Ψ Ψ Ψ
京が混乱している最中に、京に不幸を運んできたとしか思えない声がまた頭に響く。
『おめでとうございます。モンスターをすべて討伐しました。ロックを解除。景品を忘れずお帰り下さい』
ぽわん、というどこか間の抜けた音ともに部屋中央に光の塊が現れ、それは箱のような形になり、光が消え去るとゲームの中の宝箱のようなものが後に残った。
京は怪しげなそれには近づかず、先にドアのロックを確認する。
ドアノブを握りしめ、緊張の一瞬、するりと回ることを確かめることができた。
「で、出られる……」
一安心したのち、京は怪しげな中央の宝箱に目をやる。
頭に響く声が言っていたことを思い出し、宝箱に近づきながらじろじろと観察する。
「景品とか言ってたな……」
普段の京ならば、間違いなく開けることはない。だが、現在の京は食われ殺されたことで脳は働かず、危機感もマヒしていた。
故に宝箱に触れてしまう。
結果を述べるなら、それは"正解"といえる行為だった。
「これは……マント、か?」
身長百六十五cmの京が丸まれば、ぎりぎり入れそうな大きさの箱の中には黒いマントが広げられていた。
手に取ると、よくわからないが、"わかった"。
"わかった"ことは次のようなものだった。
【偽り嘲るマント】
― 黒の布に覆われたその体、闇に浮かぶのは二対の目玉。それはきっと三日月のように歪んでいるだろう。
― 装備した対象の情報を偽る。
「一体どうなったんだ、この世界は……?」
京の三回目の生がここに始まった。
第一章『世界変貌』編、終了でございます!
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
早々に感想、ブックマーク、評価を頂けましたこと、まこと執筆の励みになりました。今後も感想等ありましたら、気軽にお書きください。できる限り返信したいと思います。
この後の予定といたしましては、第一章修正とちょっとしたおまけを投稿したのちに新章『足掻く人類』編を開始いたします。それなりに物語に関わりそうな修正に関しては、修正部分の話の前書きに記載しますので、よろしければご確認下さい。
では、これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします!




