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短編れんしゅうちょう  作者: 千葉 実
眠りにまつわる言葉10題
5/7

おやすみタイマー/枕

『熱帯夜』――おやすみタイマー



寝付けないでいると

タイマーが作動してクーラーが止まった

現在時刻は午前2時

今頃爆睡している予定だった


再びエアコンを付けるか考える

でも、ちょうど眠くなってきたところだし

このままでも大丈夫かも


そう思って放置したが

気付けば朝の5時近く

窓の外が明るくなってる


おやすみタイマーが欲しいのは

クーラーよりも自分の方

設定時刻に眠りたい




□ □ □ □ □ □ □




『ずっと乾かない』――枕



枕が濡れない夜を

いつから過ごしていないのだろうか


心が張り裂けるような悲しみ

ただ漠然とした不安感


暗い部屋の中で呼吸困難になる

まるで、冷たい宇宙空間に

独り放り出されたかのように


嘆きの理由は

過ぎてしまった過去か

来て欲しくもない未来か


その狭間にあるはずの今現在は

涙と共に私の手から零れ落ち

夜毎枕を濡らすのだ

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