超災害対策室※本編ここからヽ(・∀・)ノ
★→別視点のおはなし
✩→本編
という構成になっております。ややこしくして申し訳ないです(´・ω・`)
ご意見・ご感想お待ちしております。twwiter@utamaumiもよろしくお願いします!
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「じゃああなたは・・・えっと」
先生の車の中で私は質問攻めだった。うんざりして窓の外をみる。壁についたトンネルの電灯がパラパラ漫画みたいに過ぎて去っていった。
「早無紫姫です、名前」
興味なさ気に(いや、実際に興味など全くない)自分の名前を呟く。
珍しい名前ね、と先生は私に振ってきたが私は無視した。それきり、先生との会話は終了した。
☆
「やっぱり、カテゴリーAは強いね」
呑気に紅茶を飲みながら湊冬馬は昨日起こった事件の監視映像を見ていた。
「これってカテゴリーAなんですか?特定周波数が出てないみたいですけど・・・」
周波数特定装置を覗き込みながら槝舞姫が尋ねた。
ここは防衛省の直属の悪魔・悪霊の浄霊を専門に扱う『超災害対策室』。先日の『超自然・超能力対策室』が一般の軍人だったのに対し、こちらは退魔師・エクソシストなどを専門職とする若きエリート集団だった。
「んなもん、・・・あれだ。勘だ、男の」
冬馬が胸を張って偉そうなことを如何にも自信なさげに言う。胸を張るなら堂々としろ・・・
「勘て・・。先輩はどう考えます?」
あきれ顔をした舞姫がこちらに顔を向けた。
彼女は配属されて間もない新人の退魔師だった。配属される前に個人的に何度か仕事を共にしたりしていたため、上からの指示で私付きの士官となった。
「ここを見て」
パソコンを操作し奥のスクリーンに映像を写す。窓に掛けられたシャッターが起動と同時に窓全体を覆う。
「これは、先日のいわなみ地下通路の監視カメラの映像よ」
そう言いながら録画最終まで持っていく。
「ここ、この男性が倒れる寸前何か呟いてる」
映像を拡大して冬馬に見せる。
「本当だ・・・何って言ってるかはわかんないすけど、」
私がパソコンを操作する間、舞姫は呆れたと言わんばかりに顔を歪めていた。
「先輩・・・読心術習ったでしょう・・・?いい加減覚えましょうよ・・・」
「おしゃべりはそこまで!舞が言っているように冬馬君は読心術をおさらいしときなさい?」
苦笑しながら忠告すると、冬馬は「かしこまりました!」と、威勢の良い返事を放った。根は良い子なのだ。
「ど・う・な・っ・て・い・る・ん・だ━━━━か・て・ご・〇・え・ふ・・・」
舞姫が一音一音丁寧に発声する。未確認悪霊、カテゴライズされたF番ということか。
カテゴリー化は2000年にマッケンリー博士により提唱された退魔界のルールである。分類はA~Fまでの6項目で一般にAから順に下位になるに従い弱霊傾向にある。しかし、現在確認されている悪霊は一部とされており、カテゴリー化には程遠い。その中で生まれたのがカテゴリーFである。カテゴリーFは未確認悪霊を一般的に指し、悪霊のほとんどがこれに当たるとされている。現に、最近の出現例で見ても既出の悪霊はほとんどいなかった。━━━━
「毎日のようにカテゴリーFが出現してる・・・しかもそのほとんどがカテゴリーCの中級悪霊だったもの。まさかこんな悪霊が出てくるなんて想定してなかったのも無理ないわ」
会議室が一瞬葬式のような雰囲気になりながらも、監視カメラによる映像解析は1時間続いた。
槝舞姫:人当たりの良い女の子。年齢は秘密です。
先輩:クールな女性。このままこの路線ではたぶん行かないです。
湊冬馬:馬鹿です。ただ、スキルがやばい?※準主人公
早無紫姫:主人公の予定。バーサーカーです。
設定がわかりにくくてすみません!桜庭ハルです。
文章能力を上げたいこの頃・・・一般小説もほそぼそ書いております。
twwiter@utamaumi
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