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携帯×充電器3
それからも彼は執拗に充電した。
最初は痛かったが、段々慣れてしまった。
そうして一週間。
「どう??」
「あ…気持ちいい…」
新しい充電器は上手かった。
しかし、今日は厄日となる。
「おっし、治ったゼ!!」
「え」
彼女がぽい、と投げてきたのは、
「充電器…?!」
「…お前…」
完全に治った充電器だった。
「よーし、ママー、充電器あんがと!!」
あの新しい充電器は彼女の母上の物
「よかった…、充電器…、」
「俺が居なくても平気だったんだな。」
「違う!!!」
信じて…、充電器…、
その思いが俺を狂わせた。
「俺…優しい充電器が好きだ。だから、入れて…??」
「…?!」
少し驚いた充電器。
でも
「…我慢、無理だ。」
これからも充電、しような!!
なんとか一話完結!!
読んでくださった方、ありがとうございます!!
嬉死します←