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とある家の話  作者: 河月
1/3

携帯×充電器

「ん…あ…早く奥まで…」

「ちょっと待て…」


俺は携帯。

型はスマホ発売当初の結構古いヤツ。


「電気、漏れちゃう…」

「くっ…」


彼は充電器。

俺とずっと一緒に居たヤツで、無口だけど本当は優しいんだ。


「あ、入った…」

「悪かったな…痛くないか…」


なにも充電器は悪くないのに。充電器はいつも謝る。

悪いのは、この家に住む俺達の持ち主だ。

彼女は物を大切にあつかうが、思考が狂ってる。


「なんか、充電器ってエロいな…」


「エロいってさ」

「………」


彼女は変態だ。

(エロい充電器か…)

1人赤面する。


しかし…


「ん…接触悪いな…。」

彼女の口から漏れたのは、そんな言葉。

珍しく乱雑に充電器を引っこ抜くと何処かへ消える。


(嘘………)


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