ネガティビティバイアスと少子化
カティサークのハイボールが美味しい。
フルーティーかつ混ぜ物感がなくてすげー美味しい。
意外とお手頃価格だし、ご近所のスーパーだとポイントが100ポイントつくから実質100円引きで買えるんだよねこれ。
酔いが回るのと、このエッセイを書ききるのと、どっちが早いかいざ勝負。
今日はネガティビティバイアスの話をしようと思ったんだけど、面白い話題を見かけたのでそっちにも軽く触れておこう。
「性欲関係の市場規模」より「暇つぶし関係の市場規模」のほうが大きいから、『性欲より暇つぶしのほうが強い欲求』だってことが、アメリカの研究でわかったんですって。
おおぅ。
そうだよねー。コンド○ムよりゲーム機のほうが高いもんねー。
久しぶりにアホな話を聞いたよ。
しかし、3大欲求より強い欲求ねぇ。
僕は『ひらめき欲』を推すわ。知識がストンと腑に落ちたときの感覚とか、思いがけない分野の知識とぴこーんとリンクしたときの感覚とか。
あれ、めっちゃすごくないですか?
喉の小骨が取れたような脳のすっきり感とえもいわれぬ高揚感が同時に得られるやつ。
僕だけ?
それはさておき、本題のネガティビティバイアスの話。
「良いことよりも悪い事のほうが見つかりやすく」て、心にも残りやすい。
そんな人間が誰しも持っているバイアスをネガティビティバイアスっていう。
これは危険を回避するために進化の過程で人間が身に着けた傾向なんだとか。
んで、ネガティビティバイアスの強度は、変動することがわかっている。
例えば、付き合いたてほやほやのカップルが『恋は盲目あばたもエクボ』なのに対して、結婚を考え始めると途端に、お相手の欠点が目につくようになるとかそんな感じ。
あるでしょ? そういうの。
このネガティビティバイアスの強度には、『でっかい決断をするときの不安感』が関わってるんじゃなかろうか?
でかい決断をするときに、不安要素が大きければ大きいほど、必要以上に欠点が大きく見えるようになるように思う。
危険を避ける本能があるならさ? この機能は、かなり合理的なんじゃないかなって?
そうだとすると将来の不安がパートナーの欠点を見つけることに繋がり、ひいては少子化の要因になってるんじゃないか? みたいなことを考えたんだ。
先進国で少子化が起こるのは、未来の発展への期待が頭打ちになって、将来への不安感が増すからなんじゃなかろーか?
もちろんそうだとしても、それは一因に過ぎないとは思うんだけれど、ペルーの蝶々がテキサスで台風を起こすより、『距離的に』近いような気がすんのよね。
今回はそんなお話。




