なろうエッセイに出てくる自叙伝あるいは自分の取説みたいなやつ
少し毒を吐きますよ?
なろうのエッセイで自叙伝とか自分の取説みたいなのを書く人がいるじゃないですか?
ほら、あの幼少期から大卒就職あたりまでを時系列順に書いていくやつ。
あれ、なんなのかなぁ? って。
大抵は、特に面白みのない普通の出来事の羅列だ。
実は、子供の頃、親に借金のかたに超能力育成機関に売られて、カードをあてられるまで飯抜きの生活だったとか、UFOにさらわれてレーザーでお腹を開けられて幼馴染のななこちゃんと内臓を取り替えられたとか、スパイとして育てられて某組織要人の友達の子供として某組織を調査していたとか、そんな面白い話は出てこないものだ。
あれって一体、どんなモチベーションで書かれているのだろうか?
プレゼン? 誰に? 何を?
たいていは親族に暴力を振るわれて自殺を考えるのがテンプレじゃん?
読んで楽しい話じゃないし、多分書いてる作者さんも楽しくはないよね。
本人は、『僕って可愛そう』と思って書いてるのかもしれないが、実際のところはみんな似たような経験をしているもので、特段センセーショナルでもなんでもないよね。
警戒色のつもりか婚姻色のつもりかしらないが、果たして効果はあるのだろうか?
承認欲求かな? 『そうだよねー。可愛そう』ってみんなに言ってほしいのかしらん?
それとも、リテラシーのない子供がネタに困って身近な例を取り上げているだけか?
だけど見てるとどうもそうではないようだ。
明らかに大人が書いている。
未だ確立できてない自己同一性を確立したくてもがいているのか?
もし、発達障害とかってキーワードが出てくるなら、そうなのかもしれないが。
あの文章って一体誰得なのかなぁ。
いやいや、一応僕得ではあるのだ。
こうしてエッセイのネタになったからね。




