いかにしてネロは改心したか?(辛さ耐性と苦さ耐性の話)
暴君ハバネ○というスナック菓子がある。
かつては、唐辛子を油であげたスナック菓子よりも辛いんじゃないか? と思われた暴君だが、最近はマイルドになっているらしい。
で、食べてみたらすげー美味しかった。な○わだよ。なげ○がおるよ。
かつては、味がわからない辛さだったのに……。
僕の辛さ耐性は、カレーリ○10倍がちょうどよく、20倍で美味しくなくなり、30倍は苦行になるレベルである。逆にカラム○チョは、辛さがわからない。コンソメ亜種って感じ。
辛さは耐性を持っていないと、味を覆い隠してしまうんだね。
苦味でも同じようなことが起こる。
コーヒーのブラックの味。耐性がないとみんな同じに感じる。
ビールの味。耐性がないとみんな同じに感じる。
おそらく味の判定まで行く前に、脳が情報をシャットアウトするんじゃないかな?
「危険物だ! 食うな!(飲むな!)」って。
辛さや苦さが脳の生み出す味覚だとしたら、のどがカラカラに渇いていたり、腹がめちゃくちゃ減っていたら、辛いものや苦いものでも美味しく食べられたりするんだろうか?
のどがカラッカラに渇いているとビールを美味しく感じる現象って、もしかしてこれか?
もしかして、超絶腹ペコならカレーリ○30倍を美味しく食べられる可能性があるのか?
辛さを痛みであって味覚じゃないとするならば、苦さの中にも味覚じゃない苦さがあるように思うんだ。




