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頭の悪い人の思考、普通の人の思考、頭のいい人の思考
ウイスキーに酔った頭で表題のことを考えてみましょうか。
ジャックダニエル美味しい。
コインを投げて、『裏』か『表』かを当てるケースを想像します。
当たったら10万円もらえ、外れたら10万円払うものとします。
すでに3回コインが投げられ、3回とも表が出ている。
こんなシチュエーションで、皆さんはどっちに掛けます?
『そろそろ裏が出そうだ』と、裏に掛ける人は頭が悪い人です。
確率論で言っても、このシチュエーションで当たる確率は2分の1。
実際は誤謬の可能性があるので当たる確率はそれ以下です。
普通の人は、勝負をおります。理由は誤謬の(イカサマされている)可能性を考えるためです。
ちなみに賢い人は、『表』に賭けます。誤謬の可能性を考慮に入れると表に賭けたほうが勝率が高いからです。誤謬がなくても2分の1の確率で勝てます。
ベイジアンなら自動的に『表』に賭けるでしょう。
ベイズがビル・ゲイツのような頭のいい人に受けるのは、こういうところなんでしょうね。




