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花粉症にナイアシン?

 ナイアシンというビタミンがある。ビタミンB3、ニコチン酸、ニコチン酸アミドという別名を持つあれだ。


 実は、体内でトリプトファンから微量に作られるらしいので、ビタミンじゃなくてアミノ酸だと言っている人もいる。


 これが花粉症に効くらしい。薬じゃないから効くは良くないかな。『めっちゃ軽くなるかも』、こんな感じ?


 機序的には、炎症を起こさせる経路を刺激して、意図的に紅潮フラッシュを起こさせることでヒスタミンの過剰分を減らすのだとか。


 僕は医者じゃないので興味のある人はググってね。


 僕は毎年抗ヒスタミン剤をアメリカから個人輸入してるんだけど、面倒だし、国内で買うとアホらしい値段するじゃない? 第2世代抗ヒスタミン剤って。


 数百円の安いサプリで花粉症が治るならそれに越したことはないなぁと。そんなわけで紅潮の起こる方のナイアシン(ニコチン酸 500mg)を取り寄せて飲んでみた。


 30分ほど経つと手足の甲がピリピリして首が真っ赤に。二の腕と太ももが微妙にかゆい(ガチな蕁麻疹から見ればカスみたいな痒み)。そして、ナイアシンが抜けるときに強烈な寒気が襲ってくる。ガチガチと歯が音を立てる。たかがアミノ酸一つで、たかが水溶性ビタミン一つで、こんな事が起こるのかと驚愕した。


 大体、飲んで一時間半ですべて収まり、頭が冴えつつよく眠れるようになる。


 2回目からはだいぶおとなしいフラッシュになって寒気が現れることはなかった。ナイアシンに触発されたのか、飲んでないときに発生するガチな蕁麻疹に1週間ぐらい苦しめられたけど、それもようやく落ち着いてきた。


 これで花粉症が治ったらいいよねー。


 ちなみに、一日2g以上飲むなら定期的に血液検査を受けたほうがいい。徐放性のニコチン酸は2g以上で、ニコチン酸アミドは3g以上で、まれに肝臓にダメージを与えるそうだ。


 まあ、水溶性ビタミンなんだからそんなに副作用を恐れる必要はないだろうけど、小分けにして飲んで常時体内にあると言う状態は良くないかもね。

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