クコを喰らうッ!(目にいいものと認知とこだわり)
僕は目が疲れると時々枸杞を買ってきて食べる。そう、ドライフルーツみたいになってる、赤くて甘くてちょっと苦いあれ。
何をいきなりって思うよね?
枸杞は目にいい成分がてんこ盛りなのさ。で、一掴みぐらい食べると目の疲れが取れる。僕はピント調節機能に作用する目薬より効くんじゃないか? と常々思っている。※個人の感想です。
ルテインにしても枸杞にしても、目にいいと言われるものって、赤オレンジ色っぽいよね? ビタミンB12もそんな色だしさ。え、そんな事考えたことない? 一日12時間以上パソコンとにらめっこしてたら嫌でもわかるよ?
ともあれ、赤オレンジ色のものって目にいいんじゃね? って経験則から僕はなんとなく思った。
これが人間の認知システムだ。なんて表現したら適切なんだろう? 構造的に経験を統合する? グルーピングして記憶する? スキームを作りたがる? そんな感じ。
ここで検証をして、例えば枸杞にはルテインが豊富に含まれていたとしよう。そうして、実はルテインが目にいいものの一つなのだ、ってことがわかれば、僕の思考はニュートラルに保たれる。
例だよ例。実際、枸杞には、ルテインもゼアキサンチンも含まれているんだけどさ。豊富かどうかは知らん。
これを検証をせずに、妄信的に赤オレンジ色のものが目にいいんだー! と信じて凝り固まってしまうと、赤オレンジ色の目薬以外は駄目だ! 効果がない! 検証してねーけど! ってなってしまう。これがこだわりだ。
こだわりの多い人は、それを人に向けないように注意しないといけない。人に向けた瞬間それは差別になる。
やっかいなことに、こだわりって変えさせるのが難しいんだよ。
ちなみに僕は、赤い色で防腐剤の入ってない、ピント調節機能に作用する目薬にこだわる。
一応説明できる根拠はあるんだけどさ。でも他と比べてどれだけ効果的なのかを検証したわけじゃないからね。
結局の所は、ただのこだわりなのさ(´Д`)ハァ…
すべてのこだわりを解くには、人生は短すぎる。




