目に入らないものにも関心を!(滝を見にいきました)
最近刺激を求めて、滝を見に行ったんだけど自然っていいよね。
つるりとした岩肌、青々とした木々、底の石がきれいに見える澄んだ水、水しぶき。
高いところからドドドドと流れる滝。滝へゴゴゴゴと押し寄せる川。
雄大だ! 実に雄大だぜ!
ウォータースプラァァァッシュ!
うん。このエッセイはこれぐらいのゆるさでいこう。
滝の良さはとりあえず置いといて本題に入るけどさ。
車でゆるーい坂を登っていると、いつの間にやら走ってる場所が結構な高さになっていて、橋を渡るときなどに、下の川や家の低さとまだまだ上がある山の高さの『高低差』に圧倒されるわけ。
自然っていいなぁ。日頃僕が低い建物しか見てないから、こんなことにも感動できるんだろうなー、なるほど。納得! とか思ったりして。
それでね? 翻って考えてみると、実は僕の通勤圏内にはタワーマンションがあるんだけど、僕はそれを見ていなかった。タワーマンションの高さがすっぽり頭から抜け落ちてたんだ。
毎日電車通勤してるんだけど、行きも帰りも満員で窓の外なんて見えないわけよ。
あっ、僕目に入らないものを完全に無視してるぜ、って衝撃を受けた。
そりゃあ、外で起こっていることへの関心も下がるよなって、反省しました。認識外のことにもちゃんと関心を持たないといけないよね? 人間は社会的な動物だし、見えないところでいろいろな人が頑張っているのだ。
こんなことがあって、僕は最近少し薄れていた感情を取り戻した。このエッセイを書こうと思ったのもそんな動機。
いけね。滝の伏線回収してねぇ!
回収してないけど別にいいよね? このエッセイはゆるーいのだ。