避暑地の滝に行ってきた!
避暑地って標高が高いところにあるんですね。
だから気温が低い。
例えば、標高1000mなら、平地より6度気温が低くなるわけです。
暑いので、そんな避暑地にある滝を見に行ってきました。
駅前は、幅員の広いよく整備された道路に、低く小さな建物がまばらに建っていて、異様に見晴らしがよかったです。
電車で来る人はあまりいないようで、人はあんまりいません。
道路は、というと交差点付近以外は、レーンがまるっと1本無料で駐車可能なスペースになってまして、運転が下手な人でも安心。道はガラガラ。
そもそも不便なところなので、事故や事件が起きないように見通しをよくしておくというのは合理的なのでしょう。
住んでる人自体が少ないから病院も少ないだろうしね。
1階建てのおしゃれな小さなお店が多く、小物をお高い金額で売ってそうな雰囲気です。
想定している客層はおそらく小金持ちの若者向け。ただし歩いている人はほとんどいない、みたいな。
車は結構停まってたから、みんな涼しい店内にいるのかなぁ。
この日は日差しが強く、駅前は気温のわりに暑かったです。
光が暑いんだよね。
気温はそこそこに抑えられてるんだけど。
駅前を通り抜け、計画的に植林されたと思われる高い木々に囲まれた坂道を、ぐーっと登っていきますと、薄暗い別荘地に行き当たります。
それなりに年数を経ている、高い木々が等間隔で並んでいて、至るところ日陰です。
木だらけなんですが、木は軒並み全て高く、やっぱり見晴らしは悪くない。
区画ごとに左右にむいた矢印のズラッと並んだ看板があって、構造が変化しません。
別荘って建売なんだろうなぁと思われます。
木陰だらけということもあるのか、車についている外気温のモニターが、すげー勢いで下がっていきます。
大した距離を登ったわけではないのですが、エアコンの設定温度を外気温が下回ったりして笑いました。
避暑地すごいな。
生息している昆虫の相も違うらしくて、蝉の鳴き声がしませんでした。
単純に気温が低いせいかもしれません。
別荘地を抜けると、広大な平地が広がってまして左右にゴルフ場が見えます。
ここでもやっぱり見晴らしがいい。
気温の高いところでは、とても走れないだろうお年寄りがヨボヨボとジョギングしてました。
ゴルフ場だけあって止まってる車は、大型の高級セダンや大型SUVばかり。
おじいちゃんもこういう車で来てるんだろうなぁと。
ミニバンが全然ないのが意外なようでもあり、当然のようでもあり。
普通、子供連れではゴルフしないもんね?
人間から昆虫、はては車まで、いろんな意味で、日常空間とは生態系が異なる感じがあって面白い。
滝に行くと、今度はジャングルの動画でしか聞いたことのないような鳥の鳴き声が聞こえたりしてテンションがあがりました。
動植物持ち帰り禁止な看板があって、見たことない植物とかたくさんあった。
滝はバスでもアクセス可能で客層も年齢も様々。止まってる車もミニバン軽自動車からスポーツカー、SUVなどなど様々です。
気温も別荘地と遜色ない低さ。
へそを出して寒い寒いといってる人がいたりしてね。
ぼくはその横で、熱々のイワナを食べていたw
初イワナです。
前情報と異なり、全然癖がなくて美味しかったよ。
岩塩かなぁ。振られた塩の量の割に塩辛くなかった。
滝の話がない? たまにはこんなゆるーい話もいいかなって。
非日常感をおすそ分けなのです。
今回はこんなお話。




