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サーちゃんの 力

私はサタン

魔王様を守る最強の悪魔のうちの一人であったがある日を境に私はユウという少女を守ることを決めその子の傍に居ようと決めた。

だが私が最強の悪魔であると思い込んだことが慢心を生んだ。

それは今日のこと私達は教師が出した下らん課題のため森へと転送され楽勝な課題を突き付けられたわけだがそこで珍し冒険者に出会った。

魔王様にすら匹敵するオーラそして潜在的な力それに気づき私はユウの前に立った。


「お前は誰だ?」


目の前背こそ違うがユウによく似た女が立っていた。

髪は後ろがみを纏め容姿もユウににて整っている。

だが・・・ありえないことが一つ・・・。

このような冒険者はこの世界にはいない筈

なんせ悪魔が使役する竜すら倒せる冒険者はまだいないのだから


「あなたには関係ないわ、私はユウをここからつれて帰るの」


ユウによく似た顔で言われたのはショックだが正直な話

びっくりした。

私が心を読めないやつがいるなんて


「は、意味わかんねぇつうの」


意味が分からなくこいつは危険だと判断した。

とりあえず古代竜すら一瞬で消滅させる雷系最大呪文を放つ。


「我に従え雷の王よ、そしてすべてを薙ぎ払え

我はサタン汝の枷を解き放つ」


放った瞬間に冒険者はにやりと笑い。


「ふぅん、あなたがそれだったとはね。

なぜユウと一緒にいるか分からないけど一瞬で終わらせるわ」


嫌な予感がした。

いまのままの自分ではかわせないとその時分かった。だが時すでに遅く


「抜刀」


「バカな、私が目で追えないなど・・・」


流石にありえない、今の私が本来の1/10の力だとしても全く見えないなんて・・・。


「やはりこの程度、この程度なのに見つけれるまでに時間がかかる」


目の前の冒険者は勘違いをしているようだがそれでも逆に言えば私の1/10を軽々と超えてくるなんて

もう少し本気で遊べそうだと思ったその瞬間に


「サーちゃん!」


ユウの力が暴走した。


「ユウ、その力はなんだ。まさか奴の」

「・・・」

「やめろユウ」


冒険者の言葉にすら返答がない。

やばい、本当に・・・。

今のままのユウが使うとなると、


「我にしたがえ雷の王よ、すべてを破壊しすべてを壊せ」


しょうがないな、まさかこれを人間界で使う気はなかったんだがこれ以上ユウの体に不可はかけられない。


「しょうがねぇな、まったくよ」

「・・・」

「サタンの名のもとに従え我が雷、雷すべてを食らうがいい」


最大最高の力1/1で力を吸い取る

と同時に最大の魔力障壁を張った。

まあ私の場合魔力障壁は苦手でもはらなければこの世界ごとダメになる可能性もあるからだ。


「貴方、力を隠してたわね」

「人間の小娘ごときに本気になるか」


本気になったのはほんの一瞬ユウから力を放出する時のみ、

それで世界が壊れようとも私には別にまだ手がある。


「・・・」

「そんなことより私はユウの記憶を消さなければならん」


このままではうまくコントロール出来ないのに力が解放されてしまう危険性もあるからだ。

一緒に居たいからという気持ちも同じくらいある


「そんなバカな、今のユウの力はあんたの力を軽く超えているはずなのに」


確かに今のユウは防御も限界を超えている。それは私の力をごく少量とはいえとりこんでいるのだから

だけど


「だからさっきもいった人間ごときに力の底はみせないと・・・」


空を覆いつくすほどの魔法陣

ステータス無視の力もでいける


「まあ、ユウ自身が自分の力を制御できれば無理だが今は容易い」


そう・・・本当にユウ自身が力をコントロール出来たならその時は私すらも超えていくのだから・・・。





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