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序章

私の一日は転校から始まる。

学校で計った能力適正が ALL 1 なため日々学ぶべき場所を変えているのだ。

「今日が魔法で、昨日が剣だったな、その前が武術で、んでその前が・・・」

とまあひどいありさまだけど、よく退学にならないよなと自分でも思ったりするところではあった。

そして案の定なことが起こり

「なぜおまえみたいな雑魚が残ってんだこらおれが退学通知もらったていうのによ」

あの人は数回みただけの人だけど確か能力側的の数値はそこそこよかったような気がする。

そもそも能力値が300を超えていないと学校へは残ってられないはずなのになぜ私はまだいるんだろうとずっと思っていたのだが今日改めて言われて思った。

「はぁ~それはお前がユウよりも下なだけだろ?」

ムムム・・・。

ちょ・・・ちょ・・・ちょっとサーちゃん何言ってんの私能力値 ALL 1 

絶対にあのひとのほうが上なのに

ど・・・どうしよ。

逃げる?逃げる?よし逃げよう

「はい、残念でした」

サーちゃんは私の逃げる方向を正確に予想し私の前に立った。

・・・

「そんなに言うんだったらよ、こうしようぜ。俺とお前で勝ったほうが在学負ければ退学だ。

なんかこすい手つかっていつまでもお前いるみたいだから今日俺がはっきりさせてやんよ」

・・・

・・・

・・・

冷静になれ、よし自分に言い聞かせるように説明だ。

この学園学園では退学者が出た時在校生の生徒の中から一人を選んでその人と勝負する

そして勝てばその人が在学負けた人は退学となる。

なお逃げても退学となる。

なので私は逃げたい、だって ALL 1 の私と彼とじゃ確実に彼が勝つのに勝負なんかしたって意味がないのでこの勝負やめますとまさに言おうとした時

「そだな~ユウは用事あるし午後からの特別授業でいんじゃね?」

「分かった」

サーちゃんが勝手に答えて了承しちゃったよ。

まったくどうしようかな逃げだそうかな?

などと思っていると

ムムム

私の寝顔の写真がそこにはあり

「逃げれば、わかってるよね」

・・・

はい

分かってます

脅迫されて私は勝負することになった。




ここは魔法学園なので基本的には魔法で勝負の決着をつけるのだそうです。

縦横ともに100mの空間にはいりそこから出たら負けまたは戦闘不能になったら負けそして降参は自分からは言えないそうです。

ムムム・・・

私の学園生活ももう終わったな、まあいいか冒険者だけがこの世界のすべてじゃないしほかにも楽しいことなんていくらでもあるし、どうせ負けったって負けったってなどと考えていると、トントンと軽くたたかれた。

サーちゃん?なんで手を前にしてグなの?

あ、そうか気合だね。ごめんだけど私今それ出来ないよ

「違うっつうの、ほら手」

わたしが、サーちゃんに手を出すと飴玉みたいなのをくれた。

これって?

「本当にピンチな時にでもなめてみろ」

そんじゃ今

「違う、いまじゃない」

などと会話しているとすぐに戦いになった。



貴方のことは調べさせてもらいましたよゴズさん

彼はゴズさん

魔力・魔法・剣・武術・言語能力・他にも色々とできる方らしいそんな方と勝負だなんて。

ムムム

などと思っていると始まりは突然に

「それでは始めてください」

講師の無常なスタート開始で勝負が始まった。

ゴズさんは魔術で攻めてきた、詠唱から察するに炎系統の魔法だ。

今の私って・・・考えるの止そう空しくなる。

詠唱が長いこれは超大規模魔法・・・。

サーちゃんごめんね最初から使って。

私はサーちゃんからもらった飴玉を舐めた。

甘いような、苦いような、毒々しいようなそんな感じのする味だった。

そして自分のステータスを見てびっくりする。

え・・・これは

「何ぼんやりしてんだ」

ゴズさんが放った炎系統の魔法だがそれは

「そ・・・そんな馬鹿な」

まるで何もなかったかのように消し飛んでいた

そして私の能力値は ALL 9999になっていた。

「これがサーちゃんのくれた力?」

「いいやそれはお前自身の力だよ」

サーちゃんはそう言いそして

ゴスさんの懐にありえない速さで入ると拳一発で倒してしまったのだった。

まあこれは”基本的に魔術で決着”なので勝ってしまえばいいのです。はい

だって私まだろくに魔法使えませんし

などと考えていると

「てめぇの勝ちだおとなしく俺はこの学園から去っていく、だがなお前のこれからはより一層辛いものになるだろうぜ」

などと不穏なことを言ってゴスさんは学園学園を去っていった。


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