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君だけがわからない  作者: まーぼーどーふ
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プロローグ

ジリリリリ……

『あぁ、今日は、さぼろうかなぁ……』

今日は、体育がある。

みんな、なぜあんなにも上手いのだろう。

男の癖に、俺は運動音痴だ。

だけど、、授業には遅れをとりたくはない。

『うしっ!』

いつも通り起きて、用意をして、いつも通り電車に乗った。


……はぁ、学校かぁ

……今日、発売のゲーム楽しみだなぁあ

……ちょっとトイレ……

……あの上司腹立つんだよなー

……会社このままじゃ間に合わないわよ


いろんな声が聞こえる。

心の声だ。

俺にとっては、これが日常だ。

いつからだろう、

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