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第6章 召喚魔術師が招く厄災

<憎しみが連鎖するというならば、憎むことをやめれば連鎖は止まる。憎むことを続けた場合、その憎しみが増幅したのか、消滅したのかは、後に歴史でしか知ることはできない。だが、忘れてはいけない。歴史が真実とは限らない>


 豪華な夕飯を食べて、豪華な風呂に入って、豪華な寝室の豪華な寝台で眠ったオレは、気持ちよくウトウトと朝寝を楽しんでいた。

「ムーを知らんか!」

 スウィンデルズの爺さんが飛び込んできたとき、オレは眠りを妨げられたくなくて、掛け布団を半分開いた。

「ムー、こんなところにいたのか!」

 熟睡中のムーを、引きずり起こす爺さん。

 ムーがオレのところにきたのは、昨日、ムーの部屋に頻繁に来客があった為だ。王国関係者、魔法協会関係者、教育機関などなど。疲れ切っていたムーは、休息の地を求めてオレのベッドに潜り込んだ。

 12歳の疲れ切ったガキを追い出すほど、オレは鬼じゃない。

「ムー、ムー、起きるんじゃ」

 寝ているムーを、ガクガクと揺さぶる爺さん。

「ん、眠いでしゅ」

「午後に王に謁見することになったんじゃ。王室づきの魔術師に任命されことになったんじゃ」

「…ボクしゃん。ペトリの子でしゅ。お家に帰って、畑を耕すんでしゅ」

「服をあつらえなければならないんじゃ。仕立屋を寄こすからな、急いで作ってもらうんじゃぞ」

「畑を耕しましゅ」

 2人とも、また忘れている。

 ムーは、オレとエンドリアの塔に幽閉されることが決まっている。

「忙しくなったぞ」

 言うだけ言うと、爺さんはムーをポイと寝台に放り出して出て行った。

「ボクしゃん、魔術師にはなりましぇん」

 いや、すでに魔術師だけどな。


 爺さんがでていった扉から、すぐに男が飛び込んできた。

 手にもっているのはナイフ。

 握りしめている両手は、ブルブルと震えている。

 身なりから昨日、オレを襲った仲間のようだ。

「お、お前が胞子を消したのか!」

「いや、あっちのチビ」

 寝台に転がっているムーを目で指す。

「お、お前が…」

 そこで、男は言葉に詰まった。

 12歳とは思えない小さな身体。

 寝ぼけた顔には、ヨダレのあと。

 ピンピンに跳ねた髪が、マヌケ度を上昇させている。

「け、消したのか?」

「はいしゅ、ボクしゃんが消しました」

 幼児語に再び絶句した。

 男は首を一振りすると、オレの方に向き直った。ムーを相手にするは諦めたらしい。

「そこの少年」

「オレ?」

「胞子を消したのは、本当にこいつか?」

「そうだ」

「本当に、本当だな?」

「本人も言っているだろ」

「間違いないな?」

「オレが保証する。そのチビが胞子を消した。これでいいか?」

「わかった」

 再びムーに向き直ると、ナイフを握り治した。

「死んでくれ!」

 突き出されたナイフ。

 ムーの眼前で停止する。

「離してくれ!」

「離せるわけないだろ」

 オレは握った男の手首に力を込めると、男はナイフをポロリと落とした。ムーのズボンにグサリと刺さる。

「ぎゃあぁ、しゅ」

「あ、すまん」

 足に刺さらなかったようで、血は出ていない。

「気をつけてくだしゃい」

 よいしょとナイフを引き抜いたムーは、ナイフを床にポイと捨てた。

「そこの人、ボクしゃん、殺そうとしましたか?」

「…ああ、そうだ」

 オレに手首を握らせているせいか、素直に答えた。

 ムーがコクリと首をかしげた。

「なぜでしゅ?」

「オレ達の復讐の邪魔をしたからだ」

「復讐?誰のでしゅか?」

 男は口を閉ざした。


 答える気はなさそうだ。

 オレは男を押さえているのと逆の腕を伸ばして、サイドボードの置かれているムーのポシェットを引き寄せた。片手で紐をゆるめて、中にいたチェリースライムを取り出す。

 チェリースライムはおとなしくオレの手の中に収まっている。

「おい、これが見えるか?」

 深紅のスライム。

 魔術師の垂涎の的だが、通常のヤツが見たら、

「な、何なんだ、それ」

 気味が悪いモンスターだろう。

「このスライムは自白専用スライムで、頭に乗せると質問にペラペラ喋り出す。その時に血を吸うから、終わった時には命はないがな」

「やめろ!そんなものをオレにつけるな!」

「すぐに終わる」

 オレがスライムを近づけると、「やめてくれ、話す!」と涙を浮かべた。

 オレの作戦であっさりと落ちたのが面白くないのか、ムーは投げやり「短く話すしゅ」と言った。

「オレはデトラの者だ。デトラは2百年前に魔術師をすべて失い、国は亡びかけた。2百年を経た今でも魔術師は怖がってデトラには近寄らない。農業で国を維持しているがデトラが貧しいことには変わりない。それもこれも、ラルレッツ王国がデトラをねたんで呪われたグレンマルキンを送り込んだせいだ」

「グレンマルキンはデトラで発生しましゅた。デトラの災害の調査団の報告書にありましゅた」

「嘘だ。調査団のでっち上げだ。デトラが調べなかったと思うのか。グレンマルキンの発生場所はデトラだが、魔術師達が住んでいた地域じゃない。北部の山岳地帯、小さな村のはずれで発生している。その村には魔術師は住んでいなかったし、旅の魔術師もいなかった。なんらかの手段で誰かがグレンマルキンを送り込んだとしか思えない」

「最も考えられるのが、ラルレッツ王国ということか?」

 オレの問いに、男は頷いて肯定した。

「あの災害のあと、デトラの分も吸収したかのように魔法王国としての地位を大きくあげた。グレンマルキンの発生場所もデトラの北、ラルレッツ王国の南にあたる場所だ」

 ムーはコクリと首を傾げた。

「本気でラルレッツ王国がやったと思っているんでしゅか?」

「ああ、オレだけじゃない。デトラの民はほとんどそう思っている」

「それは困りましゅたねえ」

 まったく困っている様子なく、どちらかというと楽しそうに言ったムー。

「乗りかかった船でしゅ、ボクしゃんが誤解を解いてあげましゅ」

「誤解ではない。事実だ」

「デトラの伝承が本当か、魔法教会の調査が本当か、調べてみればいいことでしゅ」

 ムーがオレと目を合わせた。

 イヤな予感がする。

「ウィルしゃん。石、ありましゅか?」

 石の意味がわかったオレは、どう答えるか迷った。

 ないと答えるのが一番良い。だが、石は4個残っており、いつかはムーか別の魔術師の知るところとなる。

 今の状況ならば、ムーが悪いことに使うと思えない。

「ほら、これで全部だ」

「ありがと、しゅ」

 受け取った4個のブラッディ・ストーンを入念に調べたあと、ムーはニマッと笑った。

「デトラに行くでしゅ」



「ウィル、自分達が護送されている身だということを忘れていない?!」

 ララの怒鳴り声を、いつものように聞き流して、オレは荷馬車の荷台で気持ちよく寝ころんでいた。

 ムーがデトラに行くと言ったすぐあと、オレとムーは男と共に宿を出た。男が調達した荷馬車に乗って、のんびりとデトラの都市スクエに向かう途中だ。

 昼過ぎに置き去りにしたララが追いついた。完全に怒り狂っていた。

「あたしは護送しているのよ。あんた達に逃げられたら、仕事が失敗ってことになるのよ」

「逃げたわけじゃない。ムーがデトラに行きたいって言ったんだよ」

「急いでデトラに行く必要があるわけ?ムーの今日の予定を知っている?午後から王様に謁見。夜にはラルレッツの救世主、ムーの為に王主催の豪華パーティ。明日にはラルレッツ国内を馬車に乗ってのパレード。そのあとは、魔法協会が主催するムーを講師にしての講演会。夕方からはまたパーティ」

「オレに言うなよ。ムーに言えよ」

「言えたら言っているわよ」

 いつもならば、ムーの襟首を捕まえて引きずってでも帰るララだが、今回ばかりは、そう行かない理由があった。

「あれを何とかしてよ、ウィル」

 ララの苦手なもののひとつに、骨のない生物がある。 オレが手を離したあと、ムーの頭に飛び乗って、そこに居座ってしまったチェリースライム。馬車に揺られて真っ赤なスライムがプルンプルンと震える姿はオレには愛らしいと思うのだが、ララにはそう思わないらしい。

「あれは無理だ。お前だって知っているだろ、超レアモンスターだ」

「あれだと、ムーが殴れないのよ」

「捕まえたら高く売れるぜ」

「イヤ!絶対に骨のない生物はイヤ。卒業試験前から嫌いだったけど、卒業試験を受けてから見るのもイヤ」

 卒業試験の時のマダラのイモムシは、オレでも厳しかったからなあ。

「あれがスクエです」

 茶色い城壁に囲まれた都市が遠くに見えた。

 2百年前の事件からデトラ王国は衰退していき、各地に小さな村は点在しているらしいが、都市と言えるのは王都のスクエだけになってしまったらしい。

 近づくと、スクエの荒廃ぶりは予想以上のものだった。城壁は所々が崩れ落ち、城門は半壊して扉がついていない。城壁内に並ぶ煉瓦造りの建物は、半壊している家屋が多く、いたるところで草が生い茂っていた。

「驚かれたでしょう」

 オレ達を案内してきた男は、自嘲するように言った。

「魔術師がいなくなって、魔力が切れた建物や道具を補修することもできなくなくて、壊れるに任せるしかなかったんです」

 煉瓦の道はガタガタで草が生えて、道の所々に魔法を動力としたらしい乗り物の残骸が転がっている。

 たまに人にすれ違うが、痩せて身なりは貧しく、ラルレッツ王国を越えた繁栄の面影すらも見あたらなかった。

「急ぐしゅ」と、ムーが言った。

「まもなく、爺や婆がやってくるしゅ。それまでに、終わらせるしゅ」

 爺=ケロヴォス。婆=ダップ。

 すぐに来るだろうな。どっちも高速飛行ができるうえに、ブルードラゴンでも召喚されたら、あっという間だ。

 男が案内してくれたのは、王城。かなり痛んでいるが人が住んでいるせいか、町中の建物ほどでひどくはない。

 ムーは荷台からピョンと飛び降りると、広々とした前庭部分に蝋石で図を書き始めた。

「ララしゃん、ボクしゃんの邪魔を誰にもさせないでください」

「イヤよ」

「終わったら、一緒に帰りましゅ」

「わかったわ」

「ウィルしゃん。王様にここに人を集めるように言ってくだしゃい」

「わかった」

 オレのようなガキと会ってくれるかと心配したが、デトラ王はすぐに会ってくれた。オレの話を聞くと、前庭に民を集めてくれることを約束した。

 オレを信じたというより、2百年ぶりの魔術師が珍しいだけのように思う。

 その証拠に、町の各所に備え付けられていると思われる拡声器からは「王宮の前庭で魔術が行われます。皆さん、集まってください」と、ひっきりなしに流れている。

 前庭にはムーが書いた大きな円。それを取り囲むように4つの図形。それぞれに中心にブラッディ・ストーンが乗っている。

 ムーは円の内側に見たこともない文字を長々とつづっている。

 いつ終わるのかと見ていたオレの前に、真っ白な布がはためいた。

「あのガキ、なに考えていやがる!」

 先に着いたのは、賢者ダップ。

 いきなり、メイスを腰から抜いて、ムーに向かって走り出した。その足に向かって、オレはタックルした。

「なにしやがる。急いでとめないと、大変なことに……」

 グッタリとした身体を受け止めて、地面の横たえた。

「さっさと終わらせて、ムーを連れ帰らないと困るのよ」

 ダップを刺した針をぬぐいながら、ララがつぶやく。

「で、この女、誰?」

「賢者ダップ」

「ダップ……もしかして、ハーン砦の?」

「もしかしなくても、そのダップだ」

 ひえーーー!と叫んだララは、オレの肩をガッとつかんだ。

「秘密よ、あたしが刺したことは秘密だからね」

「顔色が悪いぞ、ララ」

「ダップと言えば、賢者のくせに乱暴者で、喧嘩が大好き。やられたら倍にして返すタイプで、攻撃してきたロック鳥を丸焼きにして食べたというくらいの……ね、ウィル、お願い。秘密にして」

 両手を合わせて頼むララに、オレは頷いた。

 予想もしていなかったが、ダップのおかげでララに貸しができた。いつか、有効に活用させて貰おう。

 魔術の見学会は予想外に好評らしく、前庭には多くのデトラの民が詰めかけていた。大人だけでなく、子供達も大勢いて、何がおこるのだろうと、目を輝かせている。

 前庭に書いた大きな円を細かい文字で埋め尽くしたムーは、円の外側に出た。

 聞いたこともない音階の言語で詠唱を始める。すぐに反応したのが、円を取り囲む4つの図形。ブラッディ・ストーンが霧散し、青、赤、黄、緑の4色の光が中心に書かれた円に向かって集まった。渦巻く4色の光。

 ムーは緊張した顔で、大きな円の中に足を踏み入れた。

「ウィル、感じない」

「何をだ?」

「空気の質が変わったわ」

 ララの顔色が悪い。

 何かが起こっている。

 だが、オレには何も感じない。

 オレだけじゃない。デトラの民も感じてないようで、楽しそうにしている。

 オレやデトラの民と、ララとの違い。

 魔力の有無。

「異常よ、うまくいえないんだけれど、気持ちが悪いの」

「しっかりしろ。ムーのやつ、とんでもないことをやらそうとしているのか?」

「わからない。わからないけど…」

 うずくまってしまったララ。

 立つ力も無いようだ。

 ムーが4色の光が渦巻く円の中を、ゆっくりと歩き回っている。何か唱えているようだが、群衆のざわめきで聞こえない。

 いきなり、空気が変わった。

 オレだけじゃない。デトラの民もわかったようだ。ざわめきがピタリとやみ、身じろぎするのも躊躇うほどの緊張が辺りを支配する。

 異質な空気。

 そう表現するしかないような、奇妙な空気にオレ達がいる空間が包まれていた。

 やがて、ムーが書いた円の上空にぼんやりと影が浮かび上がり、徐々に実体化していった。

 女性。かなり大柄でローブをまとっていた。地上5メートルのところで静止している。

 ムーは何も言わなかった。女性もただムーを見おろしているだけだった。

 ひどく長い時間に思えた。

 女性は再び薄くなっていき、姿を消した。同時に空気はいつもの感じを取り戻し、オレはホッとため息をついた。

 円から満面の笑みで出てきたムーが、両手をあげた。

「デトラの皆さん、これから真実をお伝えします。あれを見てください」

 円の上空にわずかに残った光の渦。

 オレ達の注目が集まる中、そこにある物語が映しだされた。


 誰かが倒れている。その足元に弱ったグレマルキンがうずくまっていた。

 小さな女の子がグレマルキンを遊んでいた。グレマルキンは女の子にじゃれて楽しそうだった。

 少女がベッドに寝ていた。グレンマルキンはベッドの少女を心配そうにのぞき込んでいた。

 山道をグレマルキンが走っていた。口に様々な薬草をくわえていた。足を滑らせて崖から転落。トネリコの木に突き刺さった。抜け出そうともがくグレマルキン。必死に抜け出そうとするが、だんだん弱っていく。グレマルキンの目に浮かぶ絶望。

 そして、グレマルキンは変化した。


「以上が、真相です」

 静寂が支配した前庭に、ムーの声が響き渡った。

 デトラの魔術師による魔術事故でも、ラルレッツ王国の陰謀でもなかった。

 少女を助けようとしたグレマルキンの必死の思いに薬草やトネリコが作用してグレマルキンを異常変化させ、災害がひきおこされたのだ。

「ありがとう。偉大なる魔術師、ムー・ペトリ殿」

 デトラの王が朗々たる声で礼を述べた。

 沸き起こる歓声。

 打ちやまない拍手。

 ムーは、王と群衆に恭しく礼をした。



 翌日、オレとムーは、塔に向かう道をのんびりと歩いていた。

「もっと、さっさと歩いてよ」

 ララが後からムーを蹴飛ばす。

「痛いでしゅ、ララしゃん」

「重罪人のくせに文句を言わない」

 昨日の朝まで、オレ達はラルレッツ王国を未曾有の災害から救った英雄だった。夕方にはラルレッツ王国、永久入国禁止の重罪人になっていた。

「ボクしゃん、悪いことしてないしゅ」

「ムー、一度死んでみるか?」

 オレの言葉に、ムーがフルフルと首を横に振る。

 ムーがデトラで行ったのは召喚魔術には違いなかったが、禁呪レベルですまない、絶対してはならない領域のことだった。


「デトラの人、喜んでいたでしゅ」

「お前が素直に石を使ったときに、オレは気づくべきだったんだ」

 ムーの厖大な魔力でもできない召喚魔法。

 賢者の石を作れるというブラッディ・ストーンを4つも使用しての召喚。

 予想すべきだったのだ。

 行われる召喚魔法は、まともなものじゃないということを。

「あの方法でばっちりだったでしゅ」

「なんで、女神なんかを召喚するんだよ!」

 過去を司る女神ウルズル。

 神の召喚は、対応を間違えば人間社会を壊滅させるそうだ。

 超レベルの大魔法。

 召喚魔法の最中、ルブクス大陸全域で多くの魔術師が感知できたそうだ。当然、隠蔽は不可能。

 ルブクス魔法協会は即刻ムーを除名。ルブクス大陸の多くの国がムーだけでなくオレも入国禁止とした。エンドリア王国は自国の国民がおこしたことを各国に詫びると共に、オレとムーを塔から一歩も出さないことを宣言。

 墓場になるかもしれない塔に、オレはとぼとぼ歩いているという訳だ。

「楽しかったしゅ」

 脳天気なムー。

 いまさら嘆いても、塔での幽閉生活がなくなることはない。

 オレは顔を上げた。

 遙か遠くに小さな塔を立っている。

 あれがオレ達が住むことになる塔だろう。

「塔からの眺め、綺麗だといいな」

 ムーがニコリと笑った。

「はいしゅ」


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