表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/22

第13話:おでけけ

本日も3話投稿です

(1/3)

 なきりの配信は成功に終わったと言えるだろう。


 3時間ほど配信をして、最高同接は152人。「100人は超えないでしょー」と言っていたのだから、想像以上の結果と言える。


 配信が終わると、その頃には日付が変わっていた。いつもならそんなこと気にせずにゲームするけど、きりも疲れてるだろうってことで、通話は終了した。




 そして次の日。


「ふわぁ……」


 僕は9時頃に目が覚めた。


 休みの日は大体正午くらいに起きるけど、昨日早かったからかな? 目覚めもすっごいいい。


 ……いやまぁ、だからってこれからは早寝早起きするわけではないんだけども。


 僕はトースターに食パンを放り投げ、適当に時間設定したあとにカーテンを開けた。


 休日にカーテン開けて、太陽が真上じゃないの久しぶりすぎるな……。


 そんなことを思いつつ、僕は衣服を取り出す。


 いつもは寝間着で1日が終わることもあるが、今日は違う。


「12時に八王子駅集合だっけ……」


 そう──ゲーマーにとっては珍しく、朝からお出かけなのだ!


 というのも、きりの配信を見てたときに、あまりに機材がよくなってて僕も欲しくなったんだよね……。


 当然、一緒に行くのはきりとえいな。僕が知ってる中で1番詳しいもんね。


 僕は着々と準備を終わらせていき、少しゆっくりしてから八王子駅に向かって出発した。


 ◇◆◇


 午前11時半。僕は八王子駅に到着した。


 さ、あと30分でちゃんと2人は来れるかな? あ、いや、煽りとかじゃ全然無いんだけど。


 僕がそんなことを思いながらスマホをいじること約15分。


 僕、きり、えいなの3人のグループRINEに通知が届いた。


えいな【ついた】


えいな【そーたどこ?】


そうた【南口出たところにあるななじゅーいちの前にいるよ】


えいな【ん】


えいな【なら、ラージカメラの前で待っててくれる?】


そうた【おけー】


きりゞ【私ももうすぐつくよー!】


そうた【りょーかい】


えいな【ん】


 なんていうか……前から思ってたけど、2人とも話すときとチャットのとき、まったく同じだよね。えいなとか【ん】をたくさん言うし、きりは名前もデコってるし。


 なんだっけ、きりだからキリッとした印象の(`・ω・´)ゞの手をつけたんだったっけ?


 まぁそれはいいとして、僕は早速ラージカメラへと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ