表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クラス転移で裏切られた「無」職の俺は世界を変える  作者: Jack
1章ラギルダンジョン編
8/66

スキル

途中視点が変わります。

俺たちが異世界転移でラクル帝国に来てから1週間がたった。俺はこの一週間で魔法師団から教わった無属性魔法を毎日練習して、今では魔力変換効率が7割に達していた。


騎士団の訓練の方には1日目以降参加していない。選択は自由だったし、恐らくあそこで教わることはないだろう。それに、大垣と関わる時間を減らしたい…


俺が今使える魔法は3つ

身体能力強化とマジックとシールド

身体能力強化はそのままで体を強化してステータスを上昇させる。使っている時は常に魔力を消費する。


マジックは魔力を魔法に変換せず攻撃する魔法。これが意外と便利で、色々な形に変えることができる。でも、あんまり威力はない。


シールドはマジックに似ている。ただ、これはマジックで魔力の壁を作るイメージだ。防御に使えるな。


これらを教わったのだが、逆に言うとこれ以外教えてもらえることは無いそうだ。なので明日からは別に魔法師団の方に来なくてもいいと言われてしまった。


確かに今の俺ではこれ以上おそわることはできないだろう。そこで俺は1日目の騎士団での訓練以降考えていたことを実施することにした。


みんなのためにできることは何か?


この一週間ずっと考えて編み出した答えは、この世界の知識を蓄え、後方支援に徹すること。


まだ、彼らはこの世界について詳しく知らない。まだ1回も魔物を見たことは無いし、城からも出たことは無い。


俺が知識を蓄えて入れば、この世界の人がいなくてもある程度はこの世界で行動出来るかもしれない。


なので、俺はラギルダンジョンに向かうまでに色々なことを調べて知った。


まず仲間のスキル。いくつか分からないものがあったから、鑑定で調べた。


魔法を司るもの・・・住野さんのスキル。全属性適正と全属性威力が2倍になる。普通の適正上昇スキルや威力上昇スキルは、1.3倍程度なのでとんでもないスキル。常時発動。


頑丈・・・物理耐性、魔法耐性が2倍になる。ゴリラもとい大垣のスキル。常時発動。


成長促進・・・レベルが上がるスピードが上昇する。また、あらゆる成長速度が上昇する先生と勇者のスキル。常時発動。


限界突破・・・レベルの限界値が無くなる。また、スキル名を叫ぶことで、短時間の間魔力以外のステータスが3倍になる。時間を越すと、動けなくなる。イケメン勇者王角のスキル


ミマモルモノ・・・自身の視界の範囲にある生き物に、見ている間だけ成長促進を、付与する。植物なら育ちが早くなる。先生のスキル。リサちゃん先生らしい。


これが仲間のスキルだな。他にもいろいろあるんだが、まぁ今はいいだろう。


職業暗殺者とかもいるからな。ちょっとスキルを思い出すのは悲しくなる。


さて、明日からの日常は午前中は身体能力強化を使った剣の自主鍛錬と、魔法の自主鍛錬、午後からはまた本を見て色々なことを知るつもりだ。


これをリズに伝えると、

「かしこまりました。それでは御食事もここに運ばせていただきます。どのような本が読みたいか予め申請してくだされば、お部屋にお持ち致しますが?」

と言ってくれた。とても気がきく。もちろん、頼んだ。


ここからはあまりみんなに会うこともないだろう。

まぁ、みんなは俺に会うことがなくてきっと清々しているんだろうな…


実際にこの世界に来てから俺に話しかけて来るのは騎士団の訓練での大垣を除くと、毎日話しかけてくる住野さんと、みんなに平等に話しかけカウセリング?を行っているりさちゃん先生だけだしな。


住野さんが話しかけてくる度に毎回嫉妬の目線が飛んでくる。それに加え、最近では殺意まで飛んでくるようになった。


俺の寿命はそんなに長くないのかもしれない…


なので、最後に騎士団の訓練をコソッと見てみた。それぞれのスキルにあった武器を握り、同じ武器を持つ騎士団の人達に細かい指導を受けていた。


所々騎士団と模擬戦も行っているなぁ。


1日目と比べると武器の扱いが上達している。1週間であんなに伸びるなんて…

教え方がいいのもあるだろうが、みんなが必死に頑張った成果だろう。それに時々王角が「みんな、頑張るぞ!」など声を出している。それに呼応して、みんなが負けじと練習している。さすがだな…勇者


特に王角と大垣は凄い。王角は剣の扱いがうますぎる。俺より上手いだろう。これも成長促進の効果かな?

大垣も必死に練習している。今戦ったら、間違いなく負けるだろう。技術が素人ではなくなっている。


この世界に来てから1ヶ月後つまり、3週間後に俺たちは八大ダンジョンのラギルダジョンに挑むことになっている。


魔物を倒すことに怯みがないのかが心配であったが、今のこの状態を見るにおそらく大丈夫だと思う。精神的にきついやつもいると思うが、まずそれで死ぬことはないと思う。自衛の術は持っているしな。

















レビュー、感想、ご意見、星等お待ちしております!

貰ったら返事は返すつもりですので、どんな事でも聞いてください!


キュンキュンしたい方は是非

「君を好きになるなんて絶対にありえない!」

の方を読んでください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ありふれた読みましたね(・ω・`) 展開がすごい似てますよ( ̄▽ ̄;)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ