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それぞれの休日

私達3人はいつも一緒だった


(かなえ)の事はたまに

この(アザラシ)とか言ったりするけど


(かなえ)は小さい頃に

父親に孤児院に預けられたけど

再婚をきっかけに引き取られた


でも、新しい母親に新しく子どもが出来て

虐待(ぎゃくたい)されていた


虐待(ぎゃくたい)って言っても

身体的ではなくて、自分の子どもと差別されてたけど

世間体(せけんてい)を気にして高度な

教育を施していた


だからバカ高に居るけど、本当はめちゃくちゃ頭が良い

腹いせにバカ高を選んだみたい。



美結(みゆ)は震災の影響で

上京してきた、東京に憧れた

赤抜けない子


何となく学校で出会って

何故か今では一緒に居る


私の家庭環境が

複雑で寂しい思いをしてきたから

2人を見ると、どこか親近感が湧いたのかもしれない


かと言って、不自由は特になく

毎日ママ達と楽しく過ごしてはいる


帰りの車でそんな事を思い返していると

最寄り駅に着いたから私達はそこで解散した


あずさ「あいつらなんだったんだろ

まぁ、もう会うこと無いからどうでも良いや」


そんな事を思いながら家に着くと

ママと愛犬のポポが散歩をしていたから

私も一緒に戯れていた


あずさ「あ〜、ポっちゃん!ただいま!

ちゅーしてくれるの?ちゅーしてくれるの?

ありがとう〜チュッ」


あずさママ「あら、あちゃん、おかえり

新作買えたの?」


あずさ「買えなかったからVUI〇TONにしたー」


あずさママ「そうだと思ってあちゃんの分も買っといたよ」


あずさ「ほんと〜??ママありがと〜!」


ポポ「ワンっ!ワンっ!」


あずさママ「さ、帰って一服してご飯にしよっか!」


そう言い、ポポの足を洗うために

玄関を開けて家に入っていった


明日からまた学校だし

私もお風呂入って寝よっかな


あずさ「ママ〜、ポっちゃん、おやすみなさーい!」

あずさママ「はーい、おやすみー!」

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