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出会い

東京に来て2日目

今日は、春なのに暖かい、と言うより少し暑い


朝からお出かけだと張り切る英司を

横目に、俺と誠司は髪の毛のセットを始めた


執事は朝からお出掛けだという俺たちの

わがままに振り回されて

朝から洗車をしている


親父は仕事に行き

お母さんは朝食の片付けをしている

どこにでもあるそんな家庭なのに

俺たちは、孤児院育ち

たまに施設の子達が気になる


準備支度を済ませて

俺たちは東京で1番ブランドショップが

立ち並ぶ街に来た


さすが東京、もう人酔いしそうだ、、、

執事が運転してくれてる車を路上パーキングに置いたが

車が長すぎて入らないので

渋々パーキングに入れようとしたが

どこもかしこも狭くてなかなか入る所が無いので


執事は待機する事になった


英司「拓真ー!誠司ー!

CH〇NEL行こー!」


誠司「前見て歩けよ英司」


俺「そういう誠司も前見て歩けよ

後ろ向いて歩くな」


誠司「ごめん、つい癖で、、、」


一時期俺たちは、後を付けられることがあってから

誠司は周りを警戒している

その原因は、、、


英司「すみません!店員さん!

この棚の端から端まで全部下さい!」


これだ、、、


店員さん「え?!これ全てですか?」


英司「はい!あ、カード持ってないので

キャッシュでお願いします!」


店員さん「え、、、はぁ、、かしこまりました。」


始まった。

いつもこうやって買い物をするから

なにか危ない商売してるんじゃないのか

お金を持ってるから襲われたり

怪しまれたりするから良く付けられる


でも、いつも冷やかしだと最初は疑う店員が

態度を一変して、急にかしこまるのは

いつ見ても気持ちがいいものだ


???「ねえねえ、あずさ〜

あいつらやばくなーい?」


???「棚の商品全部買い占めたよ」


あずさ「ふーん、くだらない」


???&???「ちょっと待ってよ〜!」


なにか3人組に冷ややかな目で見られたような、、、?



この日はこんなやり取りを3回ほど

見たけど、さすがに使いすぎだね


って思っていると

英司「昨日儲けたぶんの半分!使い切った!」


と笑いながら言う英司の顔をビックリした顔で

見つめていると


???「あ、あいつらじゃん!」

と指さされる


が、誠司がシカトして歩き出したので

俺らも歩き出すと

あずさと呼ばれてた女性と目が合ったが

すぐに逸らされた


誠司「あいつらなに?」


英司「分かんない、どうしたの?拓真」


俺「…いや、なんでもない、帰ろうぜ」


そう言い、俺らは執事の待つ車まで向かった

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