【2019年最新版】全作者必読!絶対に嫌がられないとまでは言わないが嫌がられにくいクレクレの方法!!【ブクマ推奨】
この前書いたクレクレに関するエッセイが好評だったので、続編を書きました。
アンサーソングみたいなもんだと思ってください(笑)。
皆様、毎度お騒がせのKei.ThaWestです。
前回のクレクレに関するエッセイがかなり好評でして、作者はもとより読み専の方からもたくさんの貴重なご意見を頂戴することが出来ました。本当に、ありがとうございます。
今回は、前回のエッセイの感想欄にて蓄積されたデータを基に、可能な限り読者に嫌がられないクレクレとはどういったものなのかを自分なりに考え、ご紹介していこうと思います。
これから作品の投稿をスタートさせる新人の書き手の方、次作こそ勝負作!絶対にランキングに載ってやる!という向上心溢れる方、はたまた単純に自分のクレクレに自信のない方、色んな方に参考にして頂ける内容になると思います。
是非、見てやってください。
さて、まずは良いクレクレから。
1.クレクレ文は最新話のみに掲載。面倒でも更新する度に過去のクレクレ文は消す。
2.クレクレ文自体を作品の内容に合ったものにする。
3.章の区切りなど、物語が一段落する場面でのみクレクレする。
以下、それぞれ詳しく見ていきます。
1.クレクレ文は最新話のみに掲載。面倒でも更新する度に過去のクレクレ文は消す。
これが恐らく最も重要かなと個人的には思っています。
評価ポイントを入れることが出来るのが最新話のページからのみである関係上、その他のページにクレクレを書いていても読者からすればウザったいだけ。というわけで、作者側の細やかな気配りとして毎回クレクレはするが過去のものは更新する度に消してゆくという方法。
2.クレクレ文自体を作品の内容に合ったものにする。
このままではよくわからないと思うので詳述します。
これは例えば、作中の主人公が魔法によるバックアップを得意としているなら、クレクレ文に、
「支援魔法お願いします」
などと書く、ということです。
要するにクレクレ文も作品の延長として捉えているわけですね。ウィットに富んだ方法だと思います。
このほか、作中のキャラによるSS仕立てにしてクレクレするのもいいかもしれません。
3.章の区切りなど、物語が一段落する場面でのみクレクレする。
これは長編を書く際に重要になるパターン。
例えば物語が既に200話を超えているとします。この場合、最新話のみクレクレをやっていると、読者がいつまで経ってもそこまでたどり着かないケースも考えられます。
この作者は特に感想もポイントも欲しがっていないのかな、などと思われてしまうかもしれません。
そこで、章の区切りや物語が一段落した場面にクレクレを挿入しておくと、作者の意向を汲んでもらいやすくなると思います。それと第1話にはクレクレがあってもいいと僕は考えています。
更に上記3つのクレクレの合わせ技として、
4.クレクレ文は物語の一段落する場面と最新話のみ、その上で作品の内容に合致したものにする
これが現時点で最強のクレクレである、と勝手に断定します。
作者からすれば非常に手間のかかる方法です。でも多分、やるのとやらないのとでは読者に与えるイメージが大きく変わってくるのではないでしょうか。
さて、ここで後学の為に、ダメなクレクレのパターンも見ておきましょう。
1.毎回同じテンプレクレクレ文をコピペ
2.弱気な発言、強気な発言
とりあえずこの二つですかね。以下、解説です。
1.毎回同じテンプレクレクレ文をコピペ
これは言わずもがな。読む側からすればただただストレスなだけのクレクレ。恐らくクレクレが嫌われる元凶となっているものです。
気にならない人には気にならないのでしょうが、作品世界に没頭したいのに毎回最後にこの文章を突き付けられると多くの読者が一気に現実に引き戻されてしまいゲンナリ。
2.弱気な発言、強気な発言
これも結構あると聞きます。
「ポイントがもらえないと更新モチベーションが下がります」
「評価が増えない、自分の作品は面白くないのだろうか」
等といった同情や憐れみを誘うパターンと、
「あと○○ポイントでランキング入りです」
「評価してくれたら更新頻度が上がります」
等という評価を強要するようなパターン。
どちらも読者を評価するだけのマシーン的に捉えているところがマイナス点ですね。同じ書き手として気持ちはよくわかるのですが。
今ではランキング上位の作品の大部分がクレクレを行っています。やはりそれだけ効果があるということなのでしょう。
というか、評価や感想が欲しいと意思表示をしなければ読者側からの反応は返ってこないのかもしれません。
読者の大半は、評価もブクマもせず、ただ作品を読むだけ。
膨大な人数に及ぶ彼らの“浮動票”を獲得することはランキング入りする為には必須です。
だから作者は営業努力をするのです。
別にそこまで上を目指さない作者でも、ポイントや感想があるのと無いのとではモチベーションも如実に変わってくるでしょう。
一部の読者からはクレクレを全廃せよという声も聞こえてきます。
サイトのルールとしてクレクレを一律で禁止するのならば、それでも良いと僕は考えています。
しかし、あくまで作者個人の高潔な意志を以てクレクレを止め、作品のみで勝負せよというのはいささか傲慢な意見ではないでしょうか。
作者の側に立ち、キッパリと申しあげましょう。
我々は何の対価もなく自主的に作品を書いている。
そして読者は無料でその作品を読んでいるのです。
無料のものに対して過剰なサービスを要求するのはお門違いです。
プロが商業作品として出しているわけではないのです。
書き続ける為には、何らかの燃料が必要なのです。
それが読者からの感想であり、評価ポイントです。
別に感想も評価もなくても書きたいものを書きたいように書いてるからいいよ、という作者もおられます。
でもやっぱり大半の作者はもらえるものはもらいたいと考えているのではないでしょうか。
今回のエッセイでは、上手なクレクレ方法について検討してまいりました。
多分、多くの悩める作者にとってメリットのある内容になったと思います。
自信をもって、クレクレしてください。
あなたは“自分党”の候補者です。
選挙カーにのって、なろうシティをまわりましょう。
でもただうるさくスピーカーでがなり立てるだけでは芸がない。
出来れば上手に、宣伝したいものです。
選挙に興味がない人々を、うまいクレクレで煽って投票に行かせましょう。
このエッセイが頑張るあなたの一助になれば、これ以上幸いなことはございません。
クレクレ Be With You!!
例によって感想欄フルオープン。
色んなご意見、ご感想を聞いてみたいです。
読者の方からの反論も、遠慮なく。
書き手にとって有益な意見を頂けましたら本文に追記するかもしれません。
あと、こういった趣旨のエッセイなのでもちろん、これをやりますよ。
感想、ブクマ、評価ポイントください!!
あと9090ポイントでエッセイランキング日刊1位になれます!!
よろしくお願いします!!!