表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
優しき魔王の子。  作者: 作者不詳
3/3

#元気な子

ガイアと名付けられた種族人間の超越者の少年は五年の月日の中で多くの知恵を手に入れた。

それは神のみが知るとされる言語であったり、魔導の極地とされる秘術であったり、五歳と呼ばれた少年には過ぎた力であったが、それを自制する術を師であり祖母でもあり母でもあるジュピターと七人の姉と兄と呼べる種族の違うジュピターの弟子から学んでいた。


「………ガイア………あまり遠くへいってはいけないよ」


青白い肌で蒼い髪の優しい風貌の学者風の青年………種族は不死者であり死を束ねたかつて多くの国々を震撼させた[蒼氷の支配者]………ジュピターの二番弟子であるシリウス=マテリアウスは微笑みながら声をかける。


「シリウス兄ちゃん、テンがどっかいっちゃった」


「………ああ、最近御友達になったダークドラゴンの子かな?」


「母ちゃんとも仲良くなったぞ!」


「はは、ガイアは色々な言葉がわかるからね、でも皆心配するし、もうすぐご飯だから行こう、ほらテンくんきたよ」


黒い鱗の小さなドラゴンが可愛らしい鳴き声でガイアに甘えてくる。


「おー!母ちゃんにちゃんとご飯たべにいってくるといってきたのか!」


「なんだ、テンくんも遊びにくる気満々だな、今日はアビスが料理する日だよ」


「やりーアビス姉ちゃんの飯うめえからな!」


「はは、喜ぶよアビスも」


シリウスは微笑む。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ