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星槍(せいそう)のアリア―祈りは刃に、想いは絆になる―  作者: 波浪


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第二部 第14話 ###「内なる星」

1.目覚め


隔離室。


白い天井。


だが今日は、

少しだけ――

違って見えた。


2.胸の奥


静かに、

息を吸う。


(……いる)


槍ではない。


外でもない。


自分の中。


3.星の感触


胸に手を当てる。


温かい。


小さな、

灯りのような感覚。


怖いのに、

優しい。


4.再実験


「意識を、

集中してください」


声は、

抑え気味だ。


前回とは、

違う緊張。


5.制御


アリアは、

ゆっくりと

呼吸する。


(広げない……

抱く)


光は、

溢れない。


6.数値


「……安定?」


「出力は低いが、

波形が――」


研究員たちが、

ざわめく。


7.初めての成功


照明は、

揺れない。


警報も、

鳴らない。


「……できた」


アリアの声は、

震えていた。


8.代償


だが――

力を収めた瞬間。


膝が、

崩れる。


「……っ」


胸が、

締め付けられる。


9.警告


「身体負荷、

過剰」


「これは……

命を削る力だ」


誰かが、

呟く。


10.選択


アリアは、

顔を上げる。


「……それでも」


「誰かを

守れるなら」


11.遠い共鳴


同じ頃。


訓練場。


リリィが、

ふと胸を押さえる。


「……今」


確かに、

感じた。


12.名前


「アリア……」


剣が、

微かに鳴る。


ラスト


隔離室。


アリアは、

自分の胸を

見つめる。


そこにあるのは――


砕けやすく、

眩しい“星”。


それは、

武器ではない。


生き方そのものだった。

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