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ep3 プロローグ

https://ncode.syosetu.com/n5043jb/1

第一話 赤いペンキ事件【推し推しご当地アイドル~神咲萌環の事件簿】(上記URL)の続編になります


私の名は、佐藤愛理。


警察官だ。


勤務先は、西村山交番。


少し特殊な交番で、朝9時から夜21時までの、12時間体制の交番である。


そうして、もう一つの特殊な事情・・・


「あ~っ、私の大福ぅぅぅぅ。」


デスクの上のいちご大福をノラ猫に奪い取られ、間延びした悲鳴を上げたのは、ゆるふわちゃんこと神咲萌環。


去年までは、女子高生。


西村山の人気ご当地アイドルであったため、この交番に配属された新人婦警だ。


面倒な相談者からは逃げ、書類仕事からは逃げる。


そして、仕事中に、すぐにサボってお買い物。


かといって、役立たずか?と聞かれれば、そうではない。


むしろ優秀な警察官ではないか?と思わせる片鱗を見せることすらある。


しかし、西村山交番に優秀な警察官は、必要がない。


事件の起きない、中心部から外れた街の交番だからである。


仕事と言えば、道案内、巡回連絡・・・そして、高齢者の愚痴を聞くこと。


だったのだが・・・


そんな暇なはずの西村山交番に、またもや事件が舞い込んできた。


「あぁ、私の大福ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。」


「う・・・うるさいっ!」

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