森岡さんのちょっぴりセクシーなファッションコーデに私はもう激おこぷんぷん丸です!
「なっ……、なっ……」
「悪り〜ぃ、遅くなっちまった!」
「ごめんね〜♪ 私が支度するのにちょっと時間がかかっちゃったの♪」
「そっ……、そうなんだ……。へぇ〜……」
そりゃそうでしょうね! そんな大胆な服装にするぐらい、凄くオシャレに決めちゃってるんだから!
私たちのちょっとしたファッションショーが終わり、その後遅れてお兄ちゃんがやって来て凄く嬉しい気持ちになったのも束の間、森岡さんのあまりにも大胆な服装のせいで唖然とした気持ちに変わり、表向きの私は一応笑顔を取り繕っているものの、心の中では沸々と怒りが込み上げていたの。
もぅ〜、何なのよあの女の服装は!? 私よりも凄く大胆にしちゃってるじゃない! むぅ~!
ちなみにそんな森岡さんの今回のファッションコーデは、ボトムスは白のショートパンツを穿き、おまけに色は茶色の可愛いベルトも付けていて、靴の方もとても可愛い白のサンダルを履き、髪の方はハイポニーテールに結んでいて、耳には可愛いピアスを付けているというこれ以上ないほどのとてもムカつくコーデなんだけど、一番の問題はトップスの方にあるの。
まず服の上には青の半袖シアーカーディガンを羽織っていてこれは別に問題はないんだけど、肝心の服の方は超が付くほどの大問題なの。どんな服を着ているのかと言うと、それはオレンジのキャミソールでこのキャミソールこそが私たちを唖然とさした元凶でもあるの。どうして元凶なのかと言うと、このキャミソールは胸元がざっくり開いていて森岡さんの大きな胸の谷間が露わになっているからなの!
ただでさえムカつくコーデなのに、その上更に大きな胸の谷間を見せ付けてくるもんだから、私の怒りの沸点は頂点に達し激おこぷんぷん丸だったの! あの女、絶対にお兄ちゃんを色仕掛けでアピールしようとしてるでしょ!? 何か物凄くムカつくんだけど!
「ふふっ♪」
「うぐぐ〜っ……!」
純粋な笑顔をこっちに向けられるの、何だか余計に腹立つ〜……!
「なぁ、琴音……。もしかしてあの人が……」
「うん……。あの人こそが森岡さんだよ……」
「あちゃ〜……、やっぱりか……」
「やっぱりそうなのですね……」
私が森岡さんに対して怒りを込み上げていると、凛ちゃんと星来ちゃんはお兄ちゃんと一緒にいるあの人が森岡さんかどうか念のため私に確認してきたので、私はその人が森岡さんであることを2人に話したの。
「もぅ〜! 森岡さんのあの服装、絶対にお兄ちゃんを色仕掛けでアピールしようとしてるに決まってる! むぅ~!」
「あはは……、それは確かに言えてるかも……」
「ですね……。ここはひとまず作戦会議をした方が良さそうですわね……」
「うん……、それが良いと思う……」
「私も賛成かな……」
「どうやら決まりみたいですわね……。では早速作戦会議をすることに致しましょう……」
「「うん……!」」
「ん? どうしたんだお前ら、そんなにコソコソとして」
「「「ごめん、ちょっとタイム!」」」
「「タッ、タイム!?」」
そして私たちは悩んだ挙句、星来ちゃんの提案で学さんと陽葵さんも一緒に参加させ、みんなで一緒に作戦会議を開くことに決めたの。あの女の魔の手から、何としてもお兄ちゃんを守らなくちゃね!




