部室に行くまでのドキドキデート?
「それじゃ、今日はこれで終わります♪ 礼」
今日の授業が全て終了し、帰りの時間に奏先生の号令のもと、俺たちは挨拶をしていた。
「フ~……! 今日も1日終わった~!」
「ねぇねぇ、智也くん♪ 一緒に部活に行こう♪」
「おぉ! いいぜ亜梨沙」
「やった~♪」
放課後になると、亜梨沙は早速俺のところに来て、一緒に部活に行かないか誘い、俺はもちろんOKした。すると亜梨沙はとても嬉しそうな表情をしていた。(亜梨沙と一緒に部活に行くのはとっても楽しいんだぜ!)
「それじゃ、せっかくだから奏先生も誘って、3人で一緒に行こうぜ!」
「うん♪ いいよ~♪」
俺は、せっかくなので奏先生も誘って、3人で一緒に部活に行くことにした。(3人で一緒に部活に行くのも、とっても楽しいんだぜ!)
「「奏先生」」
「あら? 小池くんと森岡さん、どうしたの?」
「せっかくだから奏先生も一緒に部活に行きませんか?」
「3人で一緒に部活に行きましょ♪」
俺と亜梨沙は、奏先生の所に行き、一緒に部活に行かないか誘っていた。
「ごめんね~……。今日は会議があるから、先生は一緒に部活に行けないの……」
「あ~……、そういえば今日は火曜日だったぜ……」
「そっか。会議は毎週火曜日って決まっているもんね」
奏先生は今日は会議があると言い、一緒に部活には行けないみたいだった。すっかり今日が会議の日だったことを忘れていた俺はあちゃ~……と思ってしまっていた。
俺たちが通っているここ、卓波高校は毎週火曜日に会議をすることが決まっていて、火曜日の部活の最初は先生が来れないため、基本自主練とかをすることになっている。
「それじゃ、私たちで先に部室に行こっか♪」
「おぉ、そうだな。その方がいいな」
奏先生は会議に行くため、先に俺たちで部室に行くことにした。
「本当にごめんね……。先生も会議が終わったら、すぐに部室に行くからね♪」
「おぅ! それじゃ、奏先生。また部室で」
「奏先生、また部室で♪」
「うん♪ また部室でね♪」
そして、俺と亜梨沙は奏先生と一旦別れ、先に部室に行った。
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「そういえば今日の体育で、健人が3ポイントシュートを12回決めていたんだぜ!」
「あっ、それ私も見てたよ♪ 真鍋くん、とっても格好良かったよね♪」
部室に行く最中、俺と亜梨沙は2人で楽しく会話をしていた。
「だよな! あの時の健人、チョ~格好良かったよな!」
「うん♪ ねぇねぇ、智也くん」
「ん? どうした亜梨沙」
「私と智也くん、今2人っきりだね♪」
「っ!?」
俺と亜梨沙で楽しく会話をしていると、亜梨沙は突然今の状況を見て、2人っきりであることを俺に話し、それを聞いた俺は顔が赤くなり、一瞬動揺をした。
「まっ、まあそうだよな……。奏先生は会議で遅れるから、そうなると自然に俺たち2人っきりになっちまうよな……」
「うん♪ そうね♪ それじゃ、えいっ♪」
「どわっ!? あっ、亜梨沙!?」
すると突然、亜梨沙は俺の腕に胸を当て、俺の腕を組んできた。亜梨沙の突然の行動に俺はいろんな意味で頭の中がぐるぐるになり、激しく動揺をしていた。(亜梨沙の大きな胸が俺の腕に当たって……、その上、亜梨沙が俺の腕を組んでくるなんて……。あぁ~もう、頭の中がぐちゃぐちゃで状況が全然整理が出来ねぇ~……)
「エヘヘ~♪ こうしてみると、私と智也くん、まるでカップルみたいだね♪」
「カッ……!? あっ、亜梨沙はどうして急に俺の腕を組んできたんだ?」
俺は動揺しながらも、どうして急に俺の腕を組んできたのか亜梨沙に聞いた。
「えぇ~、だってぇ~、今は私と智也くんの2人っきりだから、せっかくだし、ここはカップルっぽいことをしようと思って♪」
「はは……、なるほどね……」
どうやら亜梨沙は、俺と2人っきりであることを利用して、カップルっぽいことをしようと思い、俺の腕を組んできたようである。(今もちょっと、ドキドキしてるんだよな~……。でも、どうして、亜梨沙は俺とカップルみたいなことをやろうと思ったんだ?)
「なあ、亜梨沙。その……、そろそろ俺の腕を組むのをやめてもいいんじゃないか……? ちょっとドキドキしちゃうし、何か恥ずかしいし……」
「えぇ~、いいじゃん♪ 今は周りに誰もいないんだし♪」
「あっ、亜梨沙さん!?」
俺は亜梨沙に、恥ずかしいので俺の腕を組むのをやめるよう頼んだが、亜梨沙にあっさり却下され、提供クレジット同好会の部室である数学準備室に着くまで、この状況がずっと続いたのである。(まさか部室に着くまでこの状況が続くとは……。しばらく緊張してドキドキしていたし、あまりにびっくりしすぎて、つい亜梨沙さんって呼んでしまった……)
「智也くん、部室に着いたね♪」
「おぉ! そうだな!」
俺と亜梨沙は数学準備室に着くと、早速入り、靴を脱ぎ、それから畳の上に座り、カバンとかを適当なところに置いた。
「奏先生、いつ来るかな?」
「まだもう少しかかるだろ。てか亜梨沙、亜梨沙がずっと俺の腕を組んでいたから、俺ずっとドキドキしていたんだぞ……」
俺は亜梨沙に、腕を組まれてずっとドキドキしていたことを伝えた。
「そうなんだ♪ 智也くんは私に腕を組まれて、ずっとドキドキしていたんだね♪ 何か嬉しい♪」
俺があれからもずっとドキドキしていたことを知った亜梨沙はなぜかとても嬉しそうだった。
「そっ……、そうか……。でもやっぱり恥ずかしいから、もうあんなのはやめてくれよな……」
「えっ……? 智也くんは私と腕組みとかするの嫌なの……?」
「いや……、別に……嫌じゃないけど……」
「本当に!? 智也くんありがとう♪ そう言ってくれて、私とっても嬉しいよ♪」
「おっ……おぅ……」
俺は、亜梨沙に腕組みとかをされるのは恥ずかしいけど、別に嫌じゃないことを亜梨沙に伝えると、亜梨沙は嬉しかったのか、とってもキラキラするぐらいの笑顔を俺に見せていた。(この笑顔を見ると、亜梨沙が改めて可愛いと思い、ちょっと癒されるんだよな……。あと、亜梨沙に腕組みされるのは実はちょっと嬉しかったりもするんだよな……。何でこんな気持ちになるんだ……? まあ、いいか。考えたって答えが出ないから、今は亜梨沙と一緒に奏先生が来るのを待つとしますか)
それから俺と亜梨沙は、会話をしたり、ゲームをしたりして楽しみながら、奏先生が来るのを待っていた。
――そして、数分後――
「小池くん、森岡さんお待たせ♪」
「「奏先生!」」
それからしばらくして、会議が終わった奏先生が数学準備室にやって来て、俺と亜梨沙は奏先生が来たことにとても嬉しく思った。
「ごめんね。遅くなっちゃって」
「全然大丈夫ですよ奏先生」
「会議だから仕方ないよね♪」
奏先生は会議の影響で来るのが遅くなったことを謝っていたが、俺と亜梨沙は特に気にしていなかったので、全然大丈夫だということを奏先生に伝えた。
「うん♪ 2人共ありがとう♪」
「それじゃ、みんな集まったし、奏先生、いつものお願いします!」
「OK☆! それじゃこれより、今日の提供クレジット同好会を始めます♪」
「「イェ~イ☆!」」
奏先生の最初の挨拶と共に、今日もこうして無事に、提供クレジット同好会が始まった。
「奏先生。今日は一体何をするの?」
亜梨沙は今日の提供クレジット同好会が何をするのか奏先生に聞いた。
「今日はね♪ じゃ~ん☆! みんなの好きな提供クレジットベスト3を発表してもらおうと思います♪」
「「おぉ~☆!」」
奏先生はマジックとフリップを出し、今日何をするのか俺と亜梨沙に伝えた。今日の提供クレジット同好会は、好きな提供クレジットベスト3をそれぞれ発表することみたいで、それを知った俺と亜梨沙はとても嬉しく、めちゃくちゃテンションが上がっていた。(うぅ~、遂に奏先生にも好きな提供クレジットが出来て、俺も亜梨沙もとっても嬉しいぜ!)
「遂に奏先生も好きな提供クレジットが見つかったんスね!」
「えぇ、そうよ♪ 遂に先生にも好きな提供クレジットが出来たの♪」
「奏先生、おめでとうございます♪ 奏先生の好きな提供クレジットベスト3が何なのかとっても楽しみです♪」
亜梨沙は奏先生の好きな提供クレジットベスト3がとっても楽しみであることを奏先生に伝えた。(俺も奏先生の好きな提供クレジットベスト3が何なのかとっても楽しみだぜ!)
「ふふっ♪ 森岡さんありがとう♪ それじゃ、小池くんも森岡さんも好きな提供クレジットベスト3を考えておいてね♪」
「了解です! 奏先生!」
「奏先生、了解しました♪」
奏先生はそう言うと、マジックとフリップを俺と亜梨沙に渡し、それに対して俺と亜梨沙はなぜか敬礼をし、それぞれの好きな提供クレジットベスト3を考え始めた。(亜梨沙と奏先生がどんな提供クレジットをベスト3にしたかとっても楽しみだぜ!)
「それじゃ、2人共出来たかな?」
「俺はバッチリっス!」
「私もバッチリだよ~♪」
奏先生が俺と亜梨沙に出来たか聞くと、俺も亜梨沙もバッチリ完成したことを奏先生に伝えた。
「OK♪ それじゃこれより、それぞれの好きな提供クレジットベスト3の発表を始めたいと思います☆!」
「「イェ~イ☆!」」
こうして、俺たちの好きな提供クレジットベスト3の発表が始まった。(くうぅ~、いよいよ始まったぜ!)




