新米教師である先生は私たちのクラスの担任をしています♪
「三寒四温の意味は、三日間ぐらい寒い日が続いた後、次の四日間は暖かい日が続き、これが繰り返されることを言います♪ それじゃ、次の――」
キーンコーン、カーンコーン……♪
「ユキちゃん先生、チャイムが鳴りました」
「えっ!? もうこんな時間!? ハァ~……、今日も最後まで授業が出来なかったよ~……」
(((アハハ……)))
授業はまだ続いていたけど、残念ながらチャイムが鳴ってしまい、ユキちゃん先生は今回も最後まで授業が出来なかったことに、とてもションボリしていたの。
「それじゃ……、今日の授業はこれで終わります……。礼……」
(((ユキちゃん先生、今日も授業が出来なかったことに落ち込んでいるね……)))
ユキちゃん先生はまだまだ授業をやりたそうだったけど、チャイムが鳴ったので、渋々授業を終わりにしたの。
「でも、大丈夫☆! いつかは絶対に授業を最後までやるんだからね☆!」
(((って、開き直り早っ!?)))
ユキちゃん先生はまだ落ち込んでいるのかと思ったけど、すぐに切り替え、元気になっていたの。(ユキちゃん先生のこういうところ、ちょっと可愛いんだよね♪)
「それじゃ、みんなは次の授業も頑張ってね♪」
カクッ!
「きゃっ!?」
ドサッ!
「「「ユキちゃん先生!?」」」
「うぅ~……、また今日もコケちゃったよ~……」
ユキちゃん先生は教室から出ようとすると、教壇から降りる際、段差のあるところで躓いてしまい、盛大にコケてしまったの。(あはは……。ユキちゃん先生、また今日もコケちゃったね……)
この人は岡島有希。私たちが通う橋英咲中学校の教師で、私たちのクラス、2年3組の担任の先生でもあるの♪ 私たちはみんな、岡島先生のことをユキちゃん先生と呼んでいて、ユキちゃん先生のことがとっても大好きなの♪ ユキちゃん先生は今年入ったばかりの新米教師で、教科は国語を担当しているの♪ ユキちゃん先生は教師1年目ということもあり、緊張もかなりしていて、慌ててパニックになることもあったり、授業は途中で終わったり、教室から出ようとすると、必ずコケてしまうの……。でも、ユキちゃん先生は毎日一生懸命仕事をしていて、私たち生徒のために真摯になって話を聞いたり、朝早くに来て、お花に毎日水やりをするぐらいとっても頑張り屋さんで、とっても可愛いらしい先生なの♪(そんなユキちゃん先生の姿を知っているから、私たちはユキちゃん先生のことがとっても大好きなの♪)
「そういえば、今日もユキちゃん先生コケちゃってたね」
「うん。それもまた、いつものように教壇の段差の所でコケちゃってたね」
お弁当を食べる時間になり、私と凛ちゃんと星来ちゃんは一緒にお弁当を食べながら、ユキちゃん先生の話をしていたの♪
「でも、ユキちゃん先生のそのお茶目なところがとってもいいんですよね♪」
「そうそう♪ いつも一生懸命なんだけど、ちょっとドジなところが見ててとても癒されるんだよね♪」
「だな♪ ユキちゃん先生のその頑張り屋さんなところとちょっとドジなところがとっても可愛らしくて、私たちみんな、ユキちゃん先生のことが大好きなんだよね♪」
「「うんうん☆! とっても大好き♪」」
私たちはユキちゃん先生の話をして、ユキちゃん先生のことがとっても大好きなんだなと改めて思ったの♪
「ねぇねぇ、今日は部活が休みだから、せっかくだし、放課後になったらユキちゃん先生とお話しよう♪」
ここで私は、今日はテニス部が休みなので、せっかくだから、放課後にユキちゃん先生とお話することを凛ちゃんと星来ちゃんに提案したの。
「それいいかも♪ 私は賛成だぜ♪」
「えぇ♪ それはとってもいい提案ですわね♪ 私も賛成ですわ♪」
私の提案に、凛ちゃんも星来ちゃんも賛成してくれたの♪
「やった~♪ 凛ちゃんも星来ちゃんもありがとう♪」
そして、私たちは放課後が来るのをとっても楽しみにしたの♪
――そして、放課後――
「それじゃ、今日はこれで終わります♪ 礼」
(((そろそろ、放課後の時間だ~♪)))
「さようなら♪」
「「「さようなら♪」」」
今日の学校が終わり、挨拶をした後、みんなは部活に行ったり、帰宅したりしていたの。
「う~ん♪ やっと、放課後の時間になったね♪」
「ニヒッ♪ だな♪」
「そうですわね♪ これでユキちゃん先生とお話出来ますわね♪」
放課後の時間になり、私たちはユキちゃん先生とお話出来ることにとっても喜んでいたの♪
「うん♪ それじゃ早速、ユキちゃん先生に話しかけよう♪」
「そうだな♪」
「そうですわね♪」
そして、私たちは早速、ユキちゃん先生に話しかけることにしたの。
「ハァ~……、今日も上手く行かなかったなぁ~……」
「「「ユキちゃん先生~♪」」」
「あら、あなたたちどうしたの?」
私たちはユキちゃん先生の所に行き、ユキちゃん先生に話しかけたの。
「私たち、ユキちゃん先生と一緒にお話しようと思ったの♪」
「あら、そうなの♪ いいわよ♪ それじゃ、先生と一緒にお話しましょ♪」
「「「やった~☆!」」」
ユキちゃん先生は私たちとお話することをOKしてくれて、私たちはとっても喜び、ハイタッチを交わしたの♪
「それじゃ、みんなの机の所でお話しましょ♪」
「「「は~い♪」」」
ユキちゃん先生は私たちが使っている机の所で話すことを決め、私たちもそれをOKしたの♪(偶然にも、私たちの席はとても近くて、何だかとっても毎日が楽しくて幸せな気分なの♪)
「そういえば、今日のテニス部は休みなの?」
まず最初に、ユキちゃん先生は私たちに今日のテニス部が休みか聞いたの。(まあ、やっぱりそこは気になるよね~……)
「はい♪ 今日のテニス部は休みだったので、それでせっかくだから放課後にユキちゃん先生とお話しようと思ったの♪」
「そうだったんだ♪ それで小池さんたちは先生とお話しようと思ったんだね♪ 何だかとっても嬉しいわ♪ ありがとう♪」
「「「いえいえ、こちらこそ♪」」」
ユキちゃん先生は私たちがユキちゃん先生とお話したい理由を知り、とても嬉しく、感謝したの♪
「そういえば、テニス部は確か、週休2日だったよね?」
「うん♪ そうなの♪ テニス部は週休2日で、休みの日は毎回ランダムなの♪」
「まあ、そうだな♪ どの曜日とどの曜日が休みになるのか分からないから、毎回ドキドキするんだよね♪」
「えぇ、そうですわね♪ 今日は休みでしたけど、昨日まで5日連続で部活でしたから、とても大変でしたよね♪」
「だな♪」
「うん♪ そうだね♪」
「あはは……、そうなんだ……」
ユキちゃん先生は私たちが所属しているテニス部の活動日を聞いて、苦笑いを浮かべながら唖然としていたの。
そうなんだよね。私たちが所属しているテニス部は一応、週2日休みになってるんだけど、それがどの曜日とどの曜日が休みなのかは特に決まってなくて、毎週がランダムになっているの。例え、事前に休みの日が決まっていても、急遽活動日が変更になることもあったりして、私たちはそれに合わせないといけないこともあったりするの。最初はとても大変だったけど、今ではどの日が休みになるのか毎週ドキドキしちゃうくらい、楽しみになったんだよね♪
「そういえば、ユキちゃん先生って兄弟とかいるんですか!?」
「「それ、気になる☆!」」
「えっと~……」
(何かみんなの目がとてもキラキラしてるよ~……)
ここで私は、ユキちゃん先生に兄弟がいるか聞き、凛ちゃんと星来ちゃんと一緒に3人でユキちゃん先生にキラキラした目を向けたの♪
「先生には、2つ下の妹がいるよ♪」
「「「そうなんだ♪」」」
ユキちゃん先生にはどうやら、2つ下の妹がいるみたいで、私たちはその妹さんに、とても興味津々だったの♪
「ユキちゃん先生の妹さんって、もしかして大学生ですか?」
「うん♪ そうだよ♪ 今は大学生活をとっても楽しんでいるよ♪」
「「「へぇ~♪」」」
ユキちゃん先生の妹さんはどうやら大学生みたいで、大学生活をとっても楽しんでいるみたいなの♪(一度は、ユキちゃん先生の妹さんと会ってみたいね♪)
「ユキちゃん先生の妹さんって、どんな人なんだろう~?」
「良かったら、見てみる?」
「「「見ます☆!」」」
(早っ……!)
ユキちゃん先生が妹さんの写真を見せてくれると言うので、私たちは即座に見ることにしたの♪
「これが私の妹だよ♪」
ユキちゃん先生はスマホを取り出し、スマホに入っている妹さんの写真を私たちに見せてくれたの♪
「「「どれどれ~……? おぉ~♪」」」
妹さんの写真を見た私たちは、妹さんを見てとても可愛い人だなと思ったの♪
「ユキちゃん先生の妹さん、とっても可愛いね♪」
「だな♪ アイドル顔負けの可愛さだね♪」
「そうですわね♪ 何だか見てて、とってもウットリしちゃいますわね♪」
「「確かに♪」」
「ふふっ♪ みんな、ありがとう♪」
私たちは、ユキちゃん先生の妹さんの可愛さにそれぞれ褒めていたの♪
「でも、ユキちゃん先生も妹さんと同じぐらいとっても可愛いよね♪」
「うぇっ!?」
「「うんうん♪ 確かに♪」」
ここで凛ちゃんが爆弾発言をし、ユキちゃん先生はかなり動揺をしていたの。
「ねぇ、成瀬さん。それって……、本当にそう思ってるの……?」
「うん♪ 本当だよ♪ 私たちはユキちゃん先生のことを本当に可愛いと思っているよ♪」
「えぇっ!? 小池さんも五十嵐さんも!?」
ユキちゃん先生が凛ちゃんに少し顔を赤くしながら聞くと、凛ちゃんだけじゃなく、私も星来ちゃんもユキちゃん先生のことを可愛いと思ってることを知ると、ユキちゃん先生の顔はさらに赤くなり、今にもオーバーヒートしそうな勢いだったの。(まさか……、ここまで破壊力があるなんてね……)
「うん♪ そうだよ♪ ユキちゃん先生はとっても可愛くて、ちょっとドジなところが見ててとっても癒されるんだよね♪」
「へっ……?」
「そうですわね♪ ちょっとドジなんだけど、とても頑張り屋さんなところがまたいいんですよね♪」
「そうそう♪ ちょっとドジなところがあって、教室から出ると必ずコケちゃうけど、すぐ元気になって、一生懸命頑張るところがとっても大好きなんだよね♪」
私たちはユキちゃん先生の前で、それぞれ思い思いにユキちゃん先生の大好きなところを話していたの♪
「ねぇ、ユキちゃん先生。今の聞いてどう――」
「むぅ~……」
(((あっ……、あれ……?)))
私たちはユキちゃん先生が今のを聞いてどう思ったか聞こうとしたけど、ユキちゃん先生はなぜか頬を膨らまし、ちょっぴり怒っている感じだったの。
「ユキちゃん先生、どうしたの……?」
「嬉しいけど、何だか嬉しくない!」
「えっ?」
「だって先生、ドジな先生なんかじゃなくてもっと完璧な先生でいたいもん!」
(((あはは……、そういうことね……。でも、今のも凄く可愛いかも♪)))
ユキちゃん先生はどうやら、可愛いや大好きと言われて、とっても嬉しかったみたいだけど、ドジって言われることにはあんまり嬉しくないみたいで、そのことでちょっぴり怒ってたみたいなの。(でも、ユキちゃん先生のそういうところもとっても可愛いと思っちゃうんだよね♪)
「むぅ~……、まあいいわ……。それじゃ、次は先生がみんなに兄弟がいるか聞くことにするね♪」
「「「は~い♪」」」
今度は逆に、ユキちゃん先生の方から私たちに兄弟がいるか聞いたの。
「私は高校1年生のお兄ちゃんがいます♪」
「私は小学6年生の弟と小学4年生の妹がいるぜ♪」
「私は一人っ子ですわ♪」
「そうなんだ♪」
私たちも自分たちの兄弟構成をユキちゃん先生に話したの♪ そうなの♪ 実は凛ちゃんには弟と妹がいて、星来ちゃんは一人っ子なの♪
「それじゃ、まずは小池さんのお兄さんを見てみようかな♪」
「うん♪ いいよ♪」
ユキちゃん先生はまず最初に私のお兄ちゃんを見ることにし、私はスマホを取り出し、スマホに入っているお兄ちゃんの写真をユキちゃん先生に見せたの♪
「これが私のお兄ちゃんだよ♪」
「どれどれ~……、おっ☆! とっても格好いいお兄さんだね♪」
「本当に!? エヘヘ~♪ 嬉しいな♪ ありがとう♪」
ユキちゃん先生が私のお兄ちゃんの写真を見て、とっても格好いいと言ってくれて、私は嬉しさのあまり、笑顔がはじけていたの♪(お兄ちゃんを格好いいって言ってくれて、私すっごい幸せだよ♪)
「確かに、琴音のお兄さんは格好いいもんな♪」
「そうですわね♪ 琴ちゃんのお兄様はとても格好いいですわね♪」
「ねぇねぇ、小池さんのお兄さんって、どんな感じの人なの?」
ユキちゃん先生は私に、私のお兄ちゃんがどんな感じの人なのか聞いてきたの。
「私のお兄ちゃんは、運動は私よりちょっと苦手だけど、勉強が出来て、とっても優しくて、格好いいところや可愛いところもあって、とっても素敵な人なの♪ でも……」
「でも?」
ここで私は、お兄ちゃんのいいところを挙げた後、一旦言葉を切ったの。(ふぅ~……、遂にユキちゃん先生にもお兄ちゃんのあの趣味を言うときが来たんだね……)
「私のお兄ちゃんは、その……、提供クレジットを見るのが趣味なの……」
そして私は、私のお兄ちゃんは提供クレジットを見るのが趣味だということをユキちゃん先生に話したの。(あぁ~……、遂に言っちゃったよ~……。ユキちゃん先生は今のを聞いて、どう思ったかな~……?)
「ねぇ、小池さん」
「はっ、はい!」
「その……、提供クレジットって、一体何かな……?」
「へっ!? ユキちゃん先生はもしかして、知らない感じですか?」
「うん。知らない」
「あはは……、ですよね~……」
(まあ、やっぱりそうなるよね……)
ユキちゃん先生はどうやら、提供クレジットが何なのか知らなかったみたいで、私はユキちゃん先生に提供クレジットが何なのか説明したの。(まあ、知らないのが普通よね……。これを知ってたら、逆にびっくりだよ~……)
「えっ……? つまり小池さんのお兄さんは、そんなものを見るのが趣味なの……?」
「うん……。そうなの……」
「あはは……。小池さんのお兄さんって、ちょっと変わった趣味を持っているんだね……」
提供クレジットが何なのか理解したユキちゃん先生は、それを見るのが趣味である私のお兄ちゃんにちょっと引き気味だったの……。
「「「良かった~☆!」」」
「へっ!?」
ユキちゃん先生がそう思ってくれたことに、私たちは嬉しさのあまり、ハイタッチを交わしたの♪(ハァ~……、良かった~……。ユキちゃん先生が常識のある人で。もしこれで、提供クレジットにとても興味を持っていたら、お兄ちゃんワールドが拡大していたところだよ~……。あの世界は地獄以外の何物でもないからね……)
「ですよね! お兄ちゃんのこの趣味はやっぱり変わってますよね!」
「ちょっと、小池さん!?」
「良かったです! ユキちゃん先生がまともな人で!」
「もし、ユキちゃん先生が琴ちゃんのお兄様の趣味にハマっていたら、それはもう、とても恐ろしかったですわ……」
「えぇっ!? 成瀬さんと五十嵐さんも!?」
私たちがユキちゃん先生の発言に共感したことに、ユキちゃん先生はとてもびっくりしていたの。そして、私たちはその後、お兄ちゃんのその趣味にかなり巻き込まれて大変な思いをしていることをユキちゃん先生に話したの。
「なるほどね……。それは中々大変だったね……」
「うぅ~……、そうなの……。もう毎日が大変なの……」
「琴音のお兄さんは本当に素敵ですっごく優しいんだけど、提供クレジットのことになると、周りが見えなくなるぐらいとっても熱中しちゃうから、それ一つで全てが台無しになるんだよね……」
「凛ちゃんの言う通りですわ。提供クレジットの時の琴ちゃんのお兄様と私たちの温度差は、もはや一種のトラウマですわね……。せっかく素敵な方ですのに、もったいないですわね……」
「あはは……、そっ……、そうなんだ……」
ユキちゃん先生は私たちの嘆きに苦笑いしながらも、同情してくれたの。(うぅ~……、ユキちゃん先生が私たちと一緒で本当に良かったよ~……)
「そっ、それじゃ気を取り直して、次は成瀬さんの弟さんと妹さんを見ることにするね♪」
「おぉ♪ いいぜ♪」
仕切り直して、次にユキちゃん先生は凛ちゃんの弟さんと妹さんを見ることにし、凛ちゃんはスマホを取り出し、スマホに入っている弟さんと妹さんの写真をユキちゃん先生に見せたの♪
「これが私の弟と妹だよ♪」
「どれどれ~……、あら♪ 弟さんも妹さんもとっても可愛らしいわね♪」
「ニヒヒ♪ ユキちゃん先生、ありがとう♪ そう言ってくれて、とっても嬉しいよ♪」
ユキちゃん先生は凛ちゃんの弟さんと妹さんの写真を見て、とっても可愛らしいと言ってくれて、凛ちゃんは少し照れながらも、とても嬉しそうだったの♪(確かに、凛ちゃんの弟と妹はとっても可愛らしいよね♪)
「こっちに写ってるのが弟さんで、こっちが妹さんね♪」
「うん♪ そうだよ♪ こっちが弟の健人で、こっちが妹の結菜だよ♪」
凛ちゃんは弟さんと妹さんの名前をユキちゃん先生に明かしたの♪
「そうなんだ♪ 健人くんと結菜ちゃんね♪ バッチリ覚えたよ♪ それじゃ、健人くんと結菜ちゃんって、どんな感じの子なの?」
ユキちゃん先生は凛ちゃんの弟と妹の名前を覚え、健人くんと結菜ちゃんがどんな感じの子なのか凛ちゃんに聞いたの。
「う~ん……、健人はちょっと恥ずかしがり屋なところがあって、初対面の人にはコミュ症なところがあるけど、親しい人にはとても社交的になって、結菜はちょっと甘えん坊なところがあるけど、とても明るく天真爛漫で、初対面の人でもすぐに打ち解けちゃうくらい、とても活発な子です♪」
凛ちゃんは健人くんと結菜ちゃんがどんな子かユキちゃん先生に話したの♪(そうなんだよね♪ 私と星来ちゃんが初めて凛ちゃんの家に遊びに行った時、健人くんは最初、私と星来ちゃんと喋ることが出来なくて、すっごく人見知りだったの……。でも今はすっかり、健人くんは私と星来ちゃんにも打ち解けているんだよね♪ 逆に結菜ちゃんは最初から私と星来ちゃんと仲良くなれて、すぐに打ち解けたんだよね♪)
「そうなんだ♪ 健人くんと結菜ちゃんは真逆の性格なんだね♪」
「まあ、そうですね♪ でもそのおかげかどうかは分からないけど、私たち兄弟はとっても仲が良いの♪」
「うん♪ そうだね♪ 凛ちゃんの兄弟は確かに、とっても仲が良いよね♪」
「えぇ、そうですわね♪ 凛ちゃんの兄弟はとても仲が良くて、私も琴ちゃんもとても癒されていますわね♪」
「うん♪ そうだね♪」
「もぅ~、琴音と星来ったら~」
凛ちゃんは兄弟でとても仲が良いことを話すと、私も星来ちゃんも続けて共感し、凛ちゃんは恥ずかしながらも、とても嬉しそうだったの♪
「あと、健人くんはオムライスがとっても好きで、結菜ちゃんはお好み焼きがとっても好きだよね♪」
「えぇ、そうですわね♪ それに健人くんは猫が好きで、結菜ちゃんはハムスターが好きでしたね♪」
「だな♪ あと、健人も結菜もみんなと遊ぶのがとっても大好きだぜ♪」
「「本当に!? やった~♪」」
「へぇ~、そうなんだ♪」
そして、私と星来ちゃんは健人くんと結菜ちゃんの好きなものを言い、凛ちゃんもそれに合わせ、健人くんと結菜ちゃんがみんなと遊ぶのが大好きであることを言ってくれて、私と星来ちゃんはとっても嬉しく、嬉しさのあまり、ハイタッチを交わしたの♪
そして、その後も私たちはユキちゃん先生と楽しくお話をし、気付けば帰る時間になっていたの。
「あっ、もうそろそろ、帰る時間になっちゃったね♪」
「うん♪ そうだね♪ 私たち、そろそろ帰らないと」
帰る時間になり、私たちは帰る準備をしていたの。
「ユキちゃん先生、今日は本当にありがとうございました♪ ユキちゃん先生とお話出来て、とっても楽しかったです♪」
私が代表して、ユキちゃん先生とお話出来たことに感謝したの♪
「どういたしまして♪ こちらこそ、みんなとお話出来て、先生とっても楽しかったよ♪」
「「「ユキちゃん先生~……」」」
ユキちゃん先生も私たちとお話出来たことに感謝し、私たちはユキちゃん先生のその言葉に胸にジーンと響いたの♪
「それじゃ、帰るときはくれぐれも気を付けてね♪」
「「「は~い♪」」」
「それじゃ、また明日ね♪」
「「「うん♪ また明日~♪」」」
私たちとユキちゃん先生は帰りの挨拶をしていたの。
「「「ユキちゃん先生、明日はコケないようにしてくださいね♪」」」
「もう、そういうこと言わない! 先生、恥ずかしいんだからね!」
「「「は~い♪」」」
私たちはユキちゃん先生に、明日はコケないようにしてくださいと伝えると、ユキちゃん先生は顔を真っ赤にし、頬をプクゥ~っと膨らませながら、私たちにツッコミを入れ、私たちはそのまま帰っていったの。
「全くもぅ~……! よし☆! 次からは頑張らないとね☆!」
私たちが教室から出ると、ユキちゃん先生は頬を叩き、何やら決意を固めたようだったの。(多分、授業を最後までするとか、コケないようにするとかだね♪)
「今日はとても楽しかったね♪」
「そうだな♪」
「そうですわね♪」
「そうだ♪ ねぇねぇ、帰りにアイス食べて行かない?」
「いいね♪ 私賛成♪」
「私も賛成ですわ♪」
「やった~♪ それじゃ、帰りにアイス食べに行くことに決定♪」
そして、私たちは帰りにアイス食べに行くことを決め、そのまま学校から出たの♪ あっ、ちなみに次の日もユキちゃん先生がコケてしまったのはナイショってことで♪