設計。そして材料
タイトルとなんかマッチしてないような…
いよいよ2人のリミッターが外れてきます
カイルから秘密基地づくりの許可が出たと聞いた晩。私は久しぶりに図面を引いている。正直言って書きずらい。この世界では紙はあるものの高級品だしそれも私が使っていた紙とは程遠い。表面はゴワゴワしていて書きにくいそれに製図版もまだないので正確な図面が書けない。それでも私はこの環境を楽しんでいる。
定規も満足にないが道具に頼らずのびのびと書くのも悪くない。
「この世界にきて私は楽しんでるけど翔はどうなんだろう。建物作るのはいつの時代でもできるけど武器は難しいよね。でもあいつなら何とかしちゃうのかなぁ。」
「カイル・・・将来どうなるんだろ。私は侯爵家の長女なので家を継がなければならない。よって婿を取らなければいけないのだ。変は人だったらどうしよう。てか好きでもない人と結婚なんてしたくない。
「カイルとなら最高なのになぁ・・・」
そこまで言ってあっとなった
「私何考えてんだろ。今はそれよりも要塞について考えなくちゃ。」
要塞は地下要塞にすることに決めた。軍隊の駐屯地風でもよかったのだがそれでは面白さがまったくない。そので地上部分一階だけ残してとりあえず地下20mほどの建物を埋めるつもりだ。どれを作るには鉄筋コンクリートが必要だ。この世界には鉄筋コンクリートはまだないが材料ならある。石灰は酸性土壌を中和するために使われているらしい。ほかに鉄筋はまだないだろう。だが特注すれば何とかなるはずだ。
地下要塞なので換気装置や明かりが必要だこれがないと地下には作れない。これは私の管轄ではないので明日カミルに聞いてみるとして、ほかには何が必要だろう。ガレージとか必要かな。これも要相談だな。
明日の朝カミルに話して午後には測量に行けるだろうか。
測量方法は導線方の簡易版でいいか。この世界の単位ってどうなってるんだろう。もし統一されてないならそれも提案してみよう。
彼女は新たな案や疑問を増やしながら夜は更けていった。
翌朝
庶民からしたら豪華だが貴族からしたら質素な朝食を食べているとき
カミルがミカーラに耳打ちしてきた・
「この後俺の部屋集合な」
ミカーラは無言でうなずくと何もなかったかのように食事を続行した
朝食後、カイルの部屋にはミカーラ、セバスお付きメイドのレイナとナターシャが集まった。
「これから第1回要塞建設作戦会議を始める」
カイルが開会を宣言した。ミカーラは「大袈裟な」と思っていたが他の三人の反応は予想道理だった。
さて誰が最初にうごくかな。?
最初に落ち着けたのはナターシャとレイナだった。彼女らはいままで俺たちのことをみてきたから少し体制があったのだろう。
「秘密基地ではないのですか?」
二人が質問してきたときにはセバスも再起動していた。
「あぁ。要塞だ。まぁ秘密基地とあんまり変わらないけど用途が違うんだよ。」
「なににつかうのですか?」
セバスが聞いてきた。
よくぞきいてくれましたとばかりの笑顔でカイルとミカーラは答えた。
「「趣味!」」
……………
三人は驚きよりも呆れた様子だった。
こうも自信満々に言われてしまうと何もいえなくなってしまう。
三人をほっといて二人で話し始めたカイルとミカーラだったが数分後来るように言うとお話の輪に入っていった。
セ「要塞とおっしゃっていましたが具体的にはどのようなものをお作りになるのですか?」
ミ「私は地下要塞にしようと思うのよ。それなら作っちゃえばあんまり目立たないし情報が漏れることもないと思うから。」
セ「地下要塞ですか。確かにあれなら情報もれなど滅多なことがないと起きませんね。」
セバスの思っている地下要塞とは地下室を強化したものだと思っておりミカーラの計画しているものとは程遠かったがその事に気づくのはまだ先である。
カ「レイナとナターシャ。今は二人とも俺とミカーラのいってることを頑張って覚えてくれ。」
「かしこまりました」「がんばります!」
カ「レイナもっとくだけた感じでいいぞ。あんまりかしこまれるのは好きじゃないんだ」
レ「はい!ありがとうございます」
ミ「人のこと言えないけど私たちで絶対おかしい。(苦笑)」
セ「ミカーラ様。地下要塞はいい案だと思いますが石材などの調達等を考えるとかなり厳しいと思われるのですが。」
ミ「それなら大丈夫です。用意してもらうのは石材ではなく石灰と水と砂、後鉄の棒をすべて大量に用意してくれますか?」
セ「わかりました。用意させていただけます。しかしそのようなものどのようにお使いになるのですか?畑を作るわけでもないでしょうし。」
ミ「それは見てのお楽しみです」
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