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一応、類の所へ向かうと、類は。
「やはり、失敗か、でも、お前が捕まらなくてよかった」
「ああ、それは、そうだな」
「敵国に入った間諜は、吊るし首らしいからな。それより、少しは、情報が手に入ったのではないか?」
「はい、対戦相手も才我ほどの大男です。しかし、鎧は、腕が出ている物でした。うまく槍にしびれ薬を塗ったら、傷口からしびれさせられそうです」
「陽太よくやった。間諜としては、七〇点やろう」
「……何の点数?」
陽太が困っていると、才我は。
「俺は、槍にしびれ薬を仕込む」
「才我は、鎧に隙を作ってはいけませんよ」
「ああ、顔と手以外は、しっかり隠す」
鎧を装着していく。
「絶対勝ってよ、花様のために」
「おう」
戦いの場へ、才我が進んでいく。類と陽太は、花の元へ向かった。




