表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
花守りの蝶  作者: 花言葉
決闘の約束
17/33

1

「刀助って嫌な奴ですね」

 陽太が花の部屋で拗ねていた。

「それは、わがまま坊ちゃんですから」

「鈴蘭国は、姫で良かったね、女の子の方が可愛いですもの」

「ありがとう」

 四人で、お茶をしながらくつろいでいた。

「花様は、今は、蝶の中でお気に入りっていますか?」

「皆の事が好きよ」

「そうですよね、慎重に決めるべきですよね」

 陽太は、お茶飲みながらそう言う。

(まだ、私の一番はいないわ)

「それより、決闘の事を話し合おう」

「うん、それで、やっぱり、武器の持ち込みは、禁止にしよう、弓とか矢は、戦い中に当てられるから」

「そうね」

「そして、一番困るのが、人質ですね」

 類が、お茶を一口飲んで続ける。

「まあ、一般人を人質にする可能性をあげていたら、決闘は出来ない。会場を吹っ飛ばす位の事をしそうなら、さすがに中止ですけど、小さな犠牲なら迷わないでほしい」

 類は、才我を見つめてそう言った。

「ああ」

「花様の婚約と一般人の命じゃ重さが違うからな」

「何だか失礼じゃないかしら?」

「じゃあ、花様が、刀助を王にしたら、何人死人が出るか考えて見ましたか? あいつに王の才は無い、すぐ国をつぶすだろう、そうしたら、何百何千と死ぬんだよ。一人位仕方がないと思います」

「そうだけど、殺された人の親族は、一生王族を恨むわ」

「それなら、看板に、命を守れない可能性があると書いておいたらいいのでは?」

「……それでいいのかしら?」

「花様、一番人質に取られたくないのは、あなたなのですよ」

「!」

「才我の弱点など、花様以外にありえません、一般人の人質で、力を落とす才我では、ありません」

「そうなの?」

 才我は、首を縦に振っている。

「護衛は、つけるけど、僕と類も守りきるから」

 陽太が、立ち上がって言う。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ