表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕シリーズをまとめました。

ガラクタな僕の心

作者: 如月 拓斗

<すべからず君の為に>


必然を運命と云うのなら

余りにも辛くて心が痛む


「ふざけるな」言い続ければ

いつか誰かが僕の思いを拾ってくれるなんて思っていない


格好悪くたって生きていける

空っぽのままでも明日は迎えられる


だから短い時を生きるには脆弱で臆病でも構わない



得た者は失う必然があるのなら

僕は何も望んだりはしない


だけど人は人の為に生きられる

この手を望む君がいるなら全てを差し出してここにいるよ


だから僕は笑っていられる

君に寄り添い時を紡いでいこう


それがほんの一時であったにしても君の為に生きよう


******

<柔らかな君が好き>


柔らかい君の微笑みに心が和む

でもいつかそんな君も僕から離れてしまうのだろうか?


夏休みが終わってしまうように・・

だけど楽しい時間がほんの僅かでも人はそれを望んでしまう


楽しかった心の残骸は夏祭りの金魚のように

狭い水槽に閉じ込められる


だけど可哀相だからつがいで飼おうと君が言った時

見分け方が分からない僕らは笑った。


そして僕らは金魚を逃がしてあげたね


僕は柔らかな君の心が好きなんだ

だから変わらずにいて欲しいと願うんだ


君は僕の心のガラクタにならないで欲しいんだ

僕は君が好きで大切にしていたいから



********

しおり


人生が一冊の本だと言うなら僕は君とのページに栞をはさむよ

いつでも読み返せるようにしておきたいんだ


君には僕との事が幾つかある通過点の一つだったとしても

僕は構わない

嫌、そう思えるぐらい僕を包んでくれた君の笑顔に感謝してる。


いつか振り返る瞬間がある時

僕の傍に君はいてくれるだろうか?


不安定な僕の心がつく嘘に君が傷つかないように

素直になるよう努力してるんだ


だから栞は君を繋ぎとめる僕の鎖なんだ

優しい心を忘れずにいる為に僕は君とのページを読み返すんだ



*******


<白い道>


泣いてなんかいないと言う君の目は真っ赤で

怒って拗ねる君はとても可愛い


ごめんね

心配させたくなかっただけなんだよ

風邪なんか君にうつしちゃ申し訳ないだろ

僕は本当に丈夫だから大丈夫だと思ってたんだよ


心配してくれる君にそう言ってあげたいよ

だけど熱で意識は飛んでいく

そうして君の白い手は僕を眠りに誘いいざない目を閉じる


君の作ってくれたものはどれも僕の胃袋を満たすね

だけと暖かくて湯気で瞳が曇って困りものだね


ありがとう

甘えることも覚えなきゃいけないね

薬だって君の前なら苦くても飲めるよ

明日元気になったら必ず言うから待っていて


会いたかったと素直に告げるんだ

ガラクタの隅に隠れていた

僕の偽りのない気持ちを君には伝えられるから


新しい白い道を君と歩んいこう

こんな機能があったんだ!

おいら、今気づいた。

早速ですが使ってみました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] こちらこそ、ありがとうございます!!
[良い点] 読みました!(*^^*) すっと入ってきて、共感しました。 また、読みます。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ