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物語設定

物語設定です。ここは追記、修正を繰り返して増やす予定です。

登場人物:


Ⅰ.十咲(とおざき) 弥勒(みろく)


本作主人公。後述する『闘争の歴書』を何も知らずに手にしてしまう。

普段は落ち着いていて目立った行動を自分から起こしたりはしない。

目立つのが恥ずかしいのでいつも大胆な行動を自粛している。

現在高校3年生で弓道部所属。


Ⅱ.萩山(はぎやま) 志木(しき)


弥勒と同じ学校、同じ学年、同じクラスで中の深い友達。

出会ったのは高校時代からで同じ弓道部に所属。

弥勒と比べてやや行動派。明るく頼りになる人間と周りからは認識されている。

『闘争の歴書』を過去に一度手にした事があり、今回は逃れようとしたが、

弥勒が手に取ってしまったために自分も同じく冊子を再び手に入れる。


Ⅲ.伍辻(いつつじ) (まな)


名門『伍辻家』の娘。弓道は幼少から父の姿を見て育った経緯があり、現在3段の実力者。

現在高校2年生で新部長候補。非常に明るく接しやすい性格だが、

冷たかったり、難しそうな人は苦手。萩山とは話がよく通じるが十咲には敵意を示すのが例。





闘争の歴書:


限定された範囲内の人間にのみ何も知らされずに配布されている冊子。

見た目こそ不可解な部分はなく哲学的な題名が描かれてあるだけであり、

極力警戒されずに手に持てるような工夫がされてある。

手にした人間には盛大なもてなし(パーティー)に参加できるチケットが目につくように

冊子の浅いページに記しておき、所持者を誘導する。

たいていの人間はパラパラと読み飛ばしたり途中で読む事をやめたりしてしまうが、

後半は文字通りの『闘争の歴史』について書かれている。



もてなし(パーティー):


闘争の歴書の所持者のみを集めるための会場で行う様々な事柄を一まとめにした言葉。

本当に文字通りの『パーティー』だったり、『進学講座』や、『職業体験』等といった

人を騙すに適した文面を歴書に記してパーティーに呼び寄せる。

会場で行われるのは『パーティー』のみで歴書の内容が嘘であっても

逃さないように食事で取り逃さないようにする。

途中で参加者全員に『戦う武器(ウェポン)』についての質問を取り、

希望に沿った条件を整える。質問を取った後は、

『後にまたパーティーが開かれる』と伝えておき、参加者を信用させる。

2度目のパーティーに皆が得る者は食事でも幸福でもなく……



闘争(レギオン):


『闘争の歴書』所持者が運命づけられる宿命。

もてなし(パーティー)で質問に沿った武器や能力を与えられ、戦場へと狩りだされる。

戦う舞台は地球上ではなく、異世界の舞台である。

敵は数千数万とも知れぬ異世界の国の人間であったり、獰猛な獣であったりと様々。

一度与えられた能力は決して消えることなく使う事が出来る。

異世界では発現度が高く、地球上では発現度が低い。が、使えないわけではない。

ちなみに冊子を手にして闘争(レギオン)に参加する初期設定期間は3カ月。

これが終了すると宿命から解放される。能力も消えることはなくその後に活かす事が出来る。



異世界:


地球上ではない事だけが真実の世界。

同じくその世界の人間が済み、国を作り上げている。

獰猛な獣やファンタジー感あふれるモンスターやドラゴンも生息し、

レギオンはそれら異世界への対抗勢力として人員を投与し、戦わせる事。

異世界の人間は武器を取り魔法を使うが、地球上で能力や武器を与えられた人間の方が、

初期段階から数倍攻撃力や技術力に長けていて、宿命を終わらせるべく戦い続ける。

地球上でなぜ異世界が関わるのかは本編にて。



大罪タブー:


闘争の歴書に触れ、レギオンに参加する宿命の戦いにおいての罪。

烙印取得制で、レギオンに関わることで現れるであろう以下の罪に重く振れると烙印を受ける。

烙印を受けるたびにレギオンで償う罪は重く大きい。ただし、所持できる烙印は3つまで。

3つを持った時点で『神罰』を受ける事が確定される。

また、闘争の歴書の所持者は現実で大罪タブーを犯した者を殺しても

従来のレギオン未関係者で取り行われる国の公正で法的な裁判でも最終的に罪は問われない。

受けるのはレギオンに関わった者だけが受ける大罪の規約に定まった処罰のみである。

罪の種別は以下の通り。


傲慢(ごうまん):自尊心。他人よりも重要、魅力的に思われたいという欲望。

   レギオン開始後、与えられた能力等を使って地球でそれなりの地位を確立すると

   招集がかかり、容疑を確認される。この罪は自白、自主的降格などによって罪が軽くなる。

   軽いナルシスト程度の度合いなら罪に問われる事はないが、地球では罪に指定されている。

   また、この罪の一環として『虚飾』がある。虚飾は嘘をつく事。騙す事。

   所謂(いわゆる)詐欺的行為を図った人に科せられ、『傲慢』の罪に加算される。

   稀なケースだが、能力による擬態を乱用した人にも『虚飾』の加算がある。

   この場合は能力によるもので意図的なものとみなされ『傲慢』の中では比較的罪は重く、

   下手をすると他の罪と重複になることもある。


嫉妬(しっと):相手を快く思わない感情。与えられた能力などに不満を持ち

   歴書の所持者同士で無断に戦闘を起こす、所持者が攻撃するなどで罪に問われる。

   この罪は攻撃された側による弁護によってのみ罪が軽減されるが、

   罪を受ける側に与えられる処罰は絶対的なものなので弁護される例は非常に少ない。


憤怒(ふんぬ):人間の最もネガティブな感情。闘争(レギオン)のために与えられた能力。

   この能力は人間の感情と強くリンクしていて、感情に強く左右される。

   感情が憤り、怒りに満ちている状態での能力の使用を繰り返すとこの罪に問われる。

   憤怒はレギオンにおいて最も強い発現を(もたら)す感情であるが、

   同時に能力の暴走を誘発し、人を異質な別の生物へと変える可能性がある。

   その場合は異世界へと強制送還させ、後に討伐隊を送り、始末する。

   この罪に軽減などはなく、一定の度合いを過ぎるとすぐに罪に問われる。

   憤怒による大罪の処罰は『死刑』のみと定められていて、他の処罰はない。


怠惰(たいだ):レギオンは現実世界から一時的に異世界へと送られて戦う。

   怠惰とは所持者が指定できるレギオンの日時に対する遅刻で発生する罪。

   これに関しては処罰の決定が難しく、刑罰から重罰まで幅広い。

   ちなみに1時間単位でどんどん処罰のランクが加算され、そこから計算される。

   軽減はレギオンで上げた戦積、貢献度などから総合的に引かれて最終的な処罰を決める。

   また、怠惰には軽減だけでなく増加の対象もあり『憂鬱』と呼ばれて

   別の処罰の対象となる。つまり、怠惰は2種類の罰を同時に科せられる可能性がある。

   『憂鬱』は世に対する絶望感、恐れ等を抱くことによって発生。


強欲(ごうよく):見てとれるほどに強い欲望、願望を抱く事で発生。

   招集がかかり、欲望の内容を『真実の鏡』により詳細を明かして処罰を判断。

   善・悪・無記(善悪のどちらでもない)の三種類のどれかに分類され、処罰を判断。

   ランクによる処罰が0になる可能性がある数少ない大罪の一つ。これによる処罰は

   レギオンの参加期間の増加のみ。延長時間がランクによって決定される。

   ちなみにこの大罪は招集がかかった日を罪の有無にかかわらずレギオン参加期間に

   カウントされなくなる。容疑がかかっただけで+1日になる唯一の罪でもある。


暴食(ぼうしょく):見境なく食べつくす事。食欲の願望。魔力の大幅な摂取、貯蓄の罪。

   所持者には能力、武器を与えられる。その際に使用するエネルギーは人間界の

   食べ物等では得られず、付与された時に人間が体力のように寝たり休んだりして回復する場合、

   また異世界で手に入れた食物を食べる事によって大幅な回復が望めるが、

   この罪は異世界のものを食べすぎた人間に科せられる大罪。

   暴食は能力の見境のない乱用を示すものとして規則正しく処罰を受ける。

   異世界のものを食べる事自体は罪ではないが、レギオンに関わるものは

   戦線に赴く際、生還した際に魔力度と疲労度、残った体力の相対的なチェックを受けるので

   そこで判明。レギオン参加期間内の所持者は暴食が発生する限度が若干ゆるく、罪も軽い。

   レギオン参加期間内だけにとどまらず、暴食は高いランクだと重罪の烙印を押される。

   この烙印を3つ受けると『地獄に落ちる程の神罰を受ける』とされている。


色欲(しきよく):人間の欲求の一つで性的な充実を求める事で発生する罪。

   異性と付き合うのは罪ではなく、結婚は許可を貰うだけで済む。

   その他の事柄も許可を貰い、説明を受けるだけで罪に問われる事はない。

   ただし、人間が異世界の人間と関係を持つ事は重罪であり、態度次第では

   召集を受ける前に無告知で烙印を押される可能性もある。

   地球での事は比較的寛容だが異世界の事に関しては許可も何も下りる事はなく、

   厳しくチェックされる。このチェックは『暴食』の時と同様のタイミングで受ける。



拙い文章力で済みません。

感想などあれば随時受け付けておりますのでよろしくお願いします!

本編は投稿されれば次話からです。

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