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未来照らす希望の光  作者: みるくてぃ
7/21

1-6章 モンスター襲来

先生!大変です!


外が騒がしい

「うるさいよぉ…」

先生も眠そうだ

今日は日曜日。診療はやってないぞぉ。


ドンドンドンドン!


「んもぅ。今開けますぅ」

膝から温もりが消える


「うひゃー!」


コロンさんの叫び声が聞こえる

見ると傷だらけの人がドアの向こうに何人も

「2人ともごめんね!上に移動してもらってもいい?

「分かりました。結月起きて」

「ん…」

だめだこりゃ

結月をおんぶして2階へ上がる

下が騒がしくなってきた 

「起きてー…」

「おはようございます……」

揺すってやるとすぐに目を覚まし目を擦り出す

「外が騒がしいですねぇ。何が起きてるのでしょう…」

「何だろうね。けど今はここでじっとしてよう…」

窓の外を見る。

青い空、白い雲いつもと変わらない…

何だあれ。人…?まさかね

ーーーーーーーーーー

「今年もこの季節だあああああああ!!!張り切っていくぞおおおおおおおおお!!!!」

村長のお爺さんが叫ぶ

「「「「「「「「「うおおおおおお!!!!」」」」」」

村人達はそれに応える

「おー!」

「おー」

「頑張るぞ」

目の前には鹿や狼、大きなものでグリズリーなどの動物系モンスターの群れが

冬眠の場所を見つけられなかった奴らが山から降りてくるのだ

「2人とももっと張り切って!」

「おー」

「おー」

「んもー!!!!」

ナナカは元気だ

私たちも元気だがここまで元気ではない。

「こっちは仕事なんだから!この前の猪の時は魔力が取れなかったから!まだまだ研究材料が必要なの!」

ごめん。全部吸い尽くしちゃったからな…

ほんとだよ。ぷんすこ。

何その表現。かわいい。

「じゃあ今回は骸が残るように調整するね」

ライフは身体中から蔦を生やす

戦闘準備完了

「「「「「うおおおおおおおおっっっ」」」」」」

村人たちもこちらに走ってくるモンスターに魔法を使い、剣を振るい立ち向かう。


ライフは前に一歩出る

「『ライフドレイン』」

こっちからもしかけよう

蔦が伸びてモンスターらに襲いかかる。

それらは絡みつき生命力を奪う。

そーっとそーっと吸いすぎないように…

「ゔゔゔゔゔゔゔゔ!!!」

その中の1体が暴れ出し私に向かってくる




「うぐっ!!!!」


ぴゅーん


飛んでっちゃった

「ライフー!!!こんの!」

ナナカは鞘から剣を振り抜きそいつを真っ二つにする。

こんなのに負けてちゃ私の立つ背がないんでね

それに続き1体、また1体と切り裂いていく

死体の数が一気に増える

「まだまだ足りないぐらいだよ」

「「「うおおおおおお!!!流石!!すごい!!!」

「どやぁ」

息も全く乱れていない

流石だ

「私も頑張らなくちゃね」

ファルは人差し指を高く上げる

指先には魔力の光が灯っている

「『トラップ・フラッシュ・ライト』」

群れが一斉に光へ目を向け襲いかかってくる

「『ミラーカウンター』!」

盾を構えて迎え撃つ

当たった奴らは灰になって消えていった

「どうですかね」

「「「「「うおおおおおおおおお!!!こっちもすごい!!!!」」」」

「ちょっとぉ!灰になっちゃったじゃん!!」

「ごめんね…まぁ、こんな時もあるよね」

「はい」

私たちの戦いはまだまだ続く。

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