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未来照らす希望の光  作者: みるくてぃ
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1-4章 3人狩り

ライフです

ナナカだよ

私はファル

自己紹介するだけでも個性が出るね

「これからどうする?」

「私は洗い物とか家事かな。もちろん2人も手伝って」

「いいよー。ナナカはクエストでも受けようかな。

最近兎がこの辺りで大量発生してるって報告もあるし

2人は?」

私はどうしよっかな…

「んー未定」

「家事やって未定」

「じゃあ手伝って欲しいことがあるの」

「いいよ」

「ありがとう!」

「どういたしまして。どんなことをやるの?」

「村からちょっと離れたところにある原山に変なモンスターが出現する様になったんだよ。それで調査を都から頼まれたんだけどこーれがまた厄介なのよー

 なかなか姿を見せない上に出てきたと思ったらすごい強さで一般人じゃ対処できないんだってさ。何か出てくる法則があれば良いんだけど頭がいいから大抵の罠とかは分かっちゃうんだ。

 そこでこっちから巣穴に出向いて対処するのが手っ取り早いってことで巣穴に行こうってわけ」

「あっ。その方向で変な魔力が感知されたってニュースでやってたやつ?」

「そう!

突然変異なのか環境のせいなのか…」

おいしい。

この卵焼きは何の出汁を使っているんだろ?

一口。また一口と箸が進む。

「じゃあ私も行こっかな」

「それじゃあ。せーの」

ーーーーーーーーーーー

〜原山〜

!?!?!?

今まで食べていた朝ごはんは!?

「あれから2時間が経ち掃除洗濯洗い物空気の入れ替え全て終わらせてきました」

「私たち偉い」

「偉い。これからもっと偉いことをします」

ナナカは持ち手が2つある大剣、ファルは白杖と大盾を背負っている。

「という訳で山登りの準備ok!ここからは3手に分かれて行動しよう!」

目の前には丁度3つの分かれ道がある。

「分かった。私は右に行くね」

「じゃ、私は左」

「ナナカは真ん中ね」

それぞれの道へ私たちは進む。



…………



左側の道に来たけど何もないな

風が吹き木の葉の音が辺りにざわめく

鳥の鳴き声は未だしない


当たりだね


…………


「うわ…なんか変な感じになった」


…………



登りきったところには人がすっぽり入るぐらいの大きさの巣穴があった。

あそこからだ。

「それで…」

「揃っちゃったね」

「うん」

先ほど分かれた2人と同じ出口に出た。

「よし。あそこだね…」

「私が行く」

ライフが巣穴に近づいていく

怯える様子もなく、普通の速度で歩く

……


「うっ!」

ライフが突進され私たちを通り越して吹っ飛ばされる

親分格の猪だね

4mはある

しかも変な黒い魔力を纏ってる

「任せて。『リフレクター』!」

ファルが盾を巨大化させ突進を受け止める。

ナナカが鞘の2倍はある大剣を振り抜く。

「えいっ」

「ぐうううっっっっ」

猪は唸り声を上げる。

突き刺さり血が出るがまだ致命傷になってない。

「これでどう?」

ライフが自分の体から蔦を伸ばし猪を拘束する。

「『ライフドレイン』」

蔦から生命力を吸い取る。

嫌な感じだ…

猪はみるみる萎んでいき最終的に姿が見えなくなった

「やった…みたいだね」

「みたいだね。ライフ、大丈夫?お腹に穴空いてたけど」

「大丈夫。再生した」

「じゃ帰ろっか」

3人は家へと歩き出す。





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