表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

お題シリーズ4

アトラクションな階段

作者: リィズ・ブランディシュカ



 私はとある遊園地に興味を抱いている。


 その遊園地には変わったアトラクションがいっぱいあるらしい。

 久しぶりに平日に休日がとれたので行ってみようと思った。


 平日ならあまりまたされずに、アトラクションを体験できるだろうし。


 それで、実施に行ってみたら、本当に変わったものがたくさんあった。


 特に、遊園地に階段をのぼるだけのアトラクションがあったのは驚きだ。

 どんなものだろう。


 建物の中に入ってみると、まず係員から説明があった。


 基本的に一本道で迷う心配はないらしい。


 途中で気分が悪くなったら、天井に監視カメラが付いているので、上を見て合図をおくってほしい、と言う事だった。


 私は頷いて、その先へ歩き出す。





 さっそく、目の前に階段がある。


 カラフルな階段だ。


 私はその階段をのぼっていくことにした。


 とても色鮮やかで綺麗だった。


 赤色の階段はあたたかい。


 青色の階段はすずしい。


 白色の階段には雪が降っている。


 黒色の階段は真っ暗でよく見えない。


 ここは、色々な階段があるんだな。


 黄色の階段はかんきつ系の匂いがする。


 緑色の階段は、草花の匂い。


 桃色の階段は、花の匂い。


 紫の階段は霧がかかっていた。


 シンプルなアトラクションだけど、新鮮で楽しい。


 私はすべての階段をのぼりおえて、外に出た。






 出口を出たら、係員が声をかけてきた。


「楽しんでいただけましたか?」


 私は頷いた。


 とても面白かったです、と。


 特に灰色の階段は、幽霊みたいなのがふよふよ浮かんでいて不思議だった。


 どんなトリックなのだろう。


 そう言ったら、係員の人は少しだけ小首を傾げていた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ