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美しき文章

作者: 嗜 りえこ

言葉を発したいのです。美しき言葉を。

哀愁なんて安っぽい言葉で表されるものなど、何の悲しさもなく

子供が構って欲しく泣くようなものなのです。

明るい憂いなき空気の中の悲しいっぽい感情のことなのだ。

描くものが全て美しければ人間として完璧でしょう。

心を込めて下手なものを描くのは人間の最大の苦悩でしょう。

何がいけないというのか。思いは何物にもならないのです。

型を知り常識を知り正しさを知り。

そこでピリオドを打ったら何がいけなかったのでしょう。

何をして天才で何がカリスマで何が凄いのでしょう。

スタアは何で光るのでしょう。ラメはどうして安いのでしょう。

ダイアモンドなんで光っていないでしょう。

粒子にしなければ光らないのにどうして高く凄いのでしょう。

価値なんてみんな、かもしれないで出来ている。

疲れもすごさも悲しさも、誰も物差しが違っているのに

どうして同じ言葉でしょう。

人との繋がりなんて何か鉛筆で線が引かれているのでしょうか。

見えない感じない聞こえない。

子どもの血だって目に見えない。

血の繋がりなんて、君は神で何が見えるのか。

人間なんて何も知らない動物でしょう。

自分はエラーの塊で人生は間違いの綱渡りで幸せは時空の余白でしょう。

何が凄い文章で、素晴らしいストーリーなんてあり得る限りの終局で、

その先本当に起こる何かもまたあった限りの夢に過ぎないのです。

美しきを手にいれてマリファナのごとく飛んで行ってしまいたい。

ヒロポンなんかじゃここにしか居れないじゃない。

シンナーなんか臭うだけじゃない。

何も連れてってくれないし、すぐにこっちに送り帰すのだから。

どこにもいかない。

美しき文章書きたいの。

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