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Hate or Fate?  作者: たきかわ由里
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13-2


 リュウトくんはセッティング済んだのか。わざわざこっちまで来て茶々を入れる。俺はスネアをスティックで軽く叩きながら、返事をする。

「毎日LINE入れて来て会いたがる辺りでもうバレバレなんだからさ、さっさとくっついちゃえばいいのに」

「はぁー?」

 チューニングキーをボルトに差し込んでちょっとだけ回す。もう一度、スネアを叩く。もうちょっとだな。

 …って、何なんだ、くっついちゃえとか。

「優哉は嫌なの?」

「嫌とかじゃなくて、全然考えてねーから」

「そうなんだ。朝まで何してたの」

 うーわ、リュウトくん下世話だな。これ何て回答なら満足なんだ。万が一セックスしてても絶対言わねーからな。

「メロコア語りながらビール呑んでたら、俺が寝落ちた」

「宵闇くん、メロコア好きなの?」

「いや、あいつはメタル全然しらねぇからさ」

「教えてあげてたって感じだ」

「まあそんなとこ」

「で、その後宵闇くんどうしてたの」

「帰れなくなって、朝まで俺が起きるの待ってた」

「ほんと可哀相だなぁ…」

 リュウトくんは心底楽しそうにくすくすしてる。そんな面白い話かこれ。全然可哀相だと思ってなさそうだし。

「寝てる間に何かされたんじゃないの?」

「されてねぇし!」

「優哉、出来たか?」

 ほら、晶さんに怒られるぞ。最終調整の具合を確かめて、返事をする。

「はい、オッケーです!」

「ミーティング始めるぞ、リュウト、優哉、来い」

 何とか怒られなかったぞ。

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