1章終説 潰えた夢
魔物が突然焼け落ちたかと思えばこれまた突如、紅衣の女性が飛んできた。
「大丈夫だった?」
「いえ。ちょっと右足がブッ壊れちゃったけど命に別状はない、と思います。」
「ならこれを付けるといい。魔法義足だ。歩くぐらいなら違和感は感じないだろう。」
「ありがとうございます。足を壊されるのは初めてなので。」
「まあ冒険職にでもならないとこんなことは起こらないからね...」
その時、警告灯が村を赤一色に染め上げた。
「あーなんだなんだなんだ!」
「まずいですよ!」
「どうしてイレギュラーは発生するんだろう?」
そして空から彗星の如く白き龍が舞い降りた。
「まずいな...あれはバルファルク。前に一回戦ったことがある。奴は何もかもを破壊し尽くすぞ。」
するとバルファルクは俺を目掛けて突進し...
俺の人生はここで終わった。
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俺の名はシェイクスピア!
元戯曲家、今は神だ!
「ここでバルファルクを投入!ってのはどうだい?ハムレッ太郎。」
「旦那はほんとそいつ好きっすね...」
「だってめっちゃ殺すから悲劇生まれまくりでサイコーじゃん?」
「はあ...ハムレッ太郎でも神の気持ちは分かりませんよ。」
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「と言う夢を見たんだが」
「ゆうた、夢と言うには鮮明すぎて逆に疑えるぞ。」
「これらは夢日記に書いておけた分だからな。本来はもっと重厚なドラマがあったかもしれない。
「おいおい夢日記はやめておけ?現実と夢の区別がつかなくなって、最終的には狂っちまうって話だぜ。」
それは酷いな。この習慣はやめておこうと思う僕であった。
正直に言います。
飽きました。
でも設定継いで二章投稿するかもしれません。