A,T,S,S,~暗殺育成学校スクーロ~
とあるところに学校があった。
その学校は全てが完璧な人たちが集まっていた。普通の人が入学できないどころか見つけることもできない学校だった。 と、言う噂が流れていた。そこで両親たちは、何としてでも自分の子供をその学校に入れさそうとしていた。たくさんの家族が入れさせたっがっていた。だが、誰も入れたことはなかった。
Ⅰ 少年
ガチャ
あるマンションの一つの部屋から扉が開く音がした。その部屋からは、一人の少年が出てきた。少年は、鍵をしめ、学校へ行った。
少年の名は 唯翔 (ゆいと)
唯翔は住宅街を通る。
そのとき声が聞こえた。唯翔はその声が嫌いだ。
「ほら、あの子」
「あらほんと」
「この街から出ってほしいわ」
「そうねぇ、私の視界に入らないでほしいわ」
「そうよねぇ、あの子は・・・・」
「ちょっと!それ以上は禁句よ」
何もしていないのに悪者に仕立て上げられる。だから嫌いなんだ。そこで唯翔は住宅街の曲がり角に森がある所から学校に向かうのだ。唯翔は忍者のように木から木へと飛び越えて通学していた。
そこでふと学校が見えた。唯翔は一瞬だったので気に留め無かった。
唯翔は学校でも騒がれ恐れられる。先生から、生徒からも。
「あいつまだいるぜー」
「早く出ってくれねーかなー」
「先生も怖がってるしさー丁度いいんじゃね?」
「校長、早くあいつを退学にしてください。あいつは危険です。」
「したいのはやまやまなんだが怖くてな。どうなるかわからんしな」
校長は怒り気味で教頭に意見した。唯翔は皆にとって恐怖そのもの。