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魔女の従者と永劫の契約と  作者: 華月瑞季
二章 白銀の幼女と母親の愛情と
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47話 『日常への帰還と』

「トリシャ」


 静寂の間を置いて、アリアが名前を呼ぶ。その声は小さく。水飛沫の音のする中では聞き取れなかったに違いない。


「どうしたの?」


「命を危険に晒してすみません」


 アリアは伏し目がちに謝る。その声に元気は無く、落ち込んでいるように見えた。


「どうして謝るの?」


「アイリスに代わりを任されていたのに、トリシャを守る事が出来ませんでした。アイリスなら波に飲まれる事も、トリシャを見失う事も無かったと思うと申し訳なくて……」


 アリアは自身がアイリスの代わりを務められなかった事を悔いているみたいだ。

 彼女たち魔人にとって、与えられた役割を全う出来ないと言う事は、自身の存在価値を失ってしまうのと同義なのかもしれない。


「アリアの所為じゃないよ。誰も高波が押し寄せる何て分からなかっただろうし、それに、生きていたんだから良かったじゃん」


 アリアがこれ以上落ち込まない様に、トリシャは精一杯楽観視してみせる。そうでもしなければ、この暗い空間が更に暗い雰囲気に包まれてしまうからだ。

 そして、彼女との間に会話が生まれない事だけは避け無ければならない。


「でも……」


「気にしないでよ。迎え、いつ来るか分からないし、朝まで明かりが無いとなると怖いしさ、傍に居てくれるだけで良いから。ねっ」


 普段のしっかりしたアリアは何処へやら、ネガティブな思考に囚われる彼女を、トリシャは懸命に励まそうとする。


「トリシャ、こちらへ来てください」


 アリアに呼ばれて、場所を移動する。


「体が砂まみれになっているので洗わせて貰いますね」


 彼女はそう言うと、何処からともなく水を出す。


「これは?」


「ただの水魔法です。水気の多い場所なので、少量のマナで水を生み出せます。私じゃお湯までは出せませんが」


 お湯は出せないと言うが、体温に近い水温は、冷えた体には温かく錯覚される。

 そして、砂を洗い落とすと、アリアは魔法によって体を乾かしてくれるのだ。


「ありがとう」


「いえ、お礼なんて必要ありません。私にはこれ位しか出来ませんから」


 今日のアリアは随分ネガティブモードへとなっている。

 しかし、トリシャにこれ以上彼女を元気づける事など出来ず、掛けてあげる言葉が見つからなかった。


 2人の体を洗い終えると、最初にいた位置まで戻ってくる。

 すると、アリアは徐に上着を脱ぎ始めるではないか。


「これを使ってください」


 そう言うと、彼女は上着を地面へと敷いた。


「せっかく洗ったのに汚れてしまっては意味ありませんので」


「アリアは?」


「私は少し汚れるくらいなら気にしません」


 アリアもトリシャと一緒に砂を洗い落としていたのだが、彼女は再び砂の上に腰掛ける。トリシャは彼女の好意を受け取り、砂の上に置かれた上着の上に腰を下ろした。


「余り後ろを見ないでくださいね。恥ずかしいので」


 水着だけになってしまった彼女は照れくさそうに話しをする。

 改めて言われると、どうしても気になってしまうのだが、尻尾の付け根を見せて欲しいとは、とてもじゃないが言える雰囲気では無い。


 暫くアリアと会話をした後に眠気に襲われる。日中、浅瀬や砂浜で遊んだ事もあり、体力的には限界が来ていた。


「寝心地は悪いかも知れませんが、横になって休んでください」


「じゃあ、我が儘言ってもいいかな?」


「何でしょう?」


「今日だけでいいから隣にいてくれないかな?」


 トリシャは不安をかき消す為に、アリアにお願いをする。


「今日だけとは言わず、いつ何時でも構いません」


「じゃあ手、繋いでくれる?」


「はい」


 上着の上に寝転がるトリシャに、寄り添う形でアリアは横になる。そして、手と手を重ね、指と指を絡めるのであった。

 その手の温もりに安心したトリシャは、寝心地が良いとは言えない砂の上で、眠りへと付いていく。



 目が覚めると、辺りは薄らと明るくなっていた。トリシャの目の前には、手を握りしめて眠る1人の少女の姿がある。

 彼女は左半身を砂で汚しながらも、1晩傍に寄り添っていてくれた。白藤色の頭を撫でると、頭についている猫耳が、ピクンと動く。


「あ、すみません。途中で寝てしまいました」


 トリシャが数回頭を撫でると、猫耳の少女は目を覚ます。その瞳は、昨夜みたいに落ち込んでいる様子ではなく、普段の彼女の様子に近いものだった。


「おはよう」


「おはようございます」


 トリシャが挨拶をすると、彼女も挨拶を返してくれる。それだけで、現在の境遇に対する不安は掻き消されるのであった。

 体を起こして辺りを見渡してみる。現在いる場所は、どうやら海岸沿いの洞窟みたいだ。

 周囲を取り巻くように剥き出しの岩肌の壁が取り囲む。砂地は緩やかな傾斜があり、その先には海と思われる水辺が広がっていた。

 何より、洞窟の入口と思われる場所からは、光が差し込んでいた事もあり、昨夜と違って遠くまで見渡すことが出来た。


「ここって洞窟だったんだね」


「あ、はい」


「もしかして知ってた?」


「はい、猫なので」


 朝日が差し込むまで、この場所が洞窟だと分からなかったトリシャとは違い、アリアは目覚めた時から把握しているみたいだ。

 彼女が付け足した言葉はまるで、猫型の魔人だから暗い場所でも良く見える、とでも言いたげな様子だった。


「んんっー」


 その場に立って背伸びをする。慣れない場所――それも砂の上で寝るとなると、体が変に固まってしまったからだ。

 トリシャが体の梱を解し終わると、アリアは側に寄ってくる。そして、昨夜と同様に、魔法を使って砂を洗い落としてくれた。

 その後、トリシャの濡れた体を魔法で乾かすと、今度は自分の体を綺麗にし始める。


 その時だった。アリアが体を洗っている途中、後ろに付いた砂を確認する為に彼女は体を捻る。すると、彼女の身体から伸びる1本の尻尾が視界に入る。それは確かに、腰と水着の間から生えていた。

 腰の周りには毛が生えていないのにも関わらず、尻尾には肌が見えないくらいの毛で覆われていた。

 トリシャの視線に気づいたアリアは、ハッと息を呑む。そして、尻尾の付け根を隠す様に、片手で覆いながら正面に向き直す。


「み、見ました?」


 腰を引いて上目遣いをする彼女の頬は、見る見る内に赤く染まっていく。


「ごめん……ちょっとだけ」


 実際は釘付けになっていた訳だが、彼女にこれ以上恥ずかしい思いをさせるのは酷だと感じ、控え目に申告する。


「私の不注意でした。忘れてください」


 彼女は目を伏せて、体を乾かし始める。


「あ、上着。もう、使わないかもしれないから着てもいんじゃないかな」


 トリシャはそう言うと、地面に置かれたままになっている水着の上着を取りに行く。

 よく良く考えてみれば以前、彼女の下着姿を見たことがある。その時にも、尻尾の付け根を見る機会はあった。

 しかし、羞恥心に溢れていた事もあり、それを見た記憶は無かった。思い返してみれば、あの時のアリアも、下着姿になる事は恥ずかしいと言っていた。

 となれば、今のアリアは下着姿と同じ位に恥ずかしい思いをした事となる。

 トリシャは拾い上げた上着をアリアに手渡す。彼女はそれを受け取ると、魔法によって砂を払ってから身につけるのだった。



 洞窟の中を明るく日が差す頃、テトラと名乗った女性が姿を現す。その様子を見れば、彼女が人魚である事を、事実だと認めざるを得ない。

 海中を泳いで来たであろう彼女は、砂場の付近まで寄ってくると、一気に全身を水面まで浮上させたのだ。

 すると、一瞬だけ彼女が人魚である証が視界へと入る。しかし、それは本当に一瞬で、彼女の下半身は2本の人間の足へと変化するのだった。


「昨夜はよく寝られたかな?」


 その足で水面を掻き分けながら砂場へと歩いてくる。見間違いかと自分を疑ったが、確かに彼女は人魚だった。


「う、うん。寝不足にならない程度には」


「そう。なら良かったわ」


 光源のある中で見た彼女は青く長い髪の毛と、茜色に染まる誠実そうな瞳の持ち主だった。

 白を基調とした服は、肩や胸元、お腹の周りが露出していた。その服の生地は、直前まで海中に居たとは思えぬ程、水気を含んでいない。

 それらは、海の中で過ごす彼女たち人魚に適した服装だという事なのだろう。


「まだ、迎えは来ていないようね」


「うん」


 昨夜言っていた通り、テトラは様子を見に来てくれたみたいだ。彼女は近くまで歩み寄ると、その場に腰を下ろした。


「少し話でもしない?」


 トリシャは暇潰しになればと思い、彼女と話をする事にした。


「上着使いますか?」


「いや、座るだけだからいいよ」


 アリアは座布団代わりにと、上着を差し出そうとする。しかし、尻尾の付け根を見られる事は、彼女にとって好ましくない。

 たかが、お尻に砂が付着するだけの事なのだ。アリアに身を切らせる必要は全く無いのである。


「トリシャとアリアは、どうして昨日、溺れかけていたの?」


「僕もよく分かってないんだけど、波に呑まれたからかな」


 思い出しても身の毛がよだつ出来事だが、高波に呑まれたのは、紛うことなく起きた事実なのだ。


「昨日は呑まれるほど大きな波が生まれる様な天候じゃ無かったんだけどなー」


 テトラは疑問符を浮かべながら上を見る。


「あの波は魔法によるものです。私たちは巻き込まれて海に沈んでしまいました」


 テトラの疑問符を取り除く為か、トリシャの代わりにアリアが説明を加えた。


「魔法? 道理で不自然な潮の流れがあったはずだわ」


 アリアの言葉を聞き、テトラは納得をし始める。彼女が浮かべていた疑問は、不自然な潮の流れにあったのだろう。

 海に住まう彼女としては、その原因を突き止めたかったみたいだ。


「その魔法の原因はわかるの?」


「そうですね……魔女同士のいざこざと言うべきものでしょうか」


 アリアは若干言葉を詰まらせると、端的に説明した。


「ふーん。貴方たちも災難だったわね」


 他人事のように話す彼女は、いざこざの方には興味無さげだ。


「不可解な海流の原因も分かった事だし、私のが話したかった事はもう無いわ。トリシャは話したいこと何かある?」


 胸のつっかえが取れた彼女は満足げな表情をしていた。


「さっき、ヒレのようなもの見えたけど、あれって何?」


 トリシャが気になって仕方ないのは、彼女の下半身に付いてだ。現在目視できるのは、人魚のものとは思えない、白い肌が除く2本の足だった


「あれって足の事? ヒレの付いた足じゃ地上は歩けないからね」


 確かに、下半身が魚類のそれじゃあ地上は歩けない。その変の理屈は理解出来るのだが、下半身が自在に変化出来るという事柄は理解出来なかった。


「足の見た目というか、機能とか変えること出来るんだ」


「陸地でも生活出来る知恵かな。昔は陸地に近づくと攫われる事もあったみたいだし、この足が無ければ逃げる事も出来ないからね」


 テトラはそう言いながら、自身の足に触れる。

 人魚を攫う輩は、おそらく人間だろう。トリシャは自身が1度攫われかけたのを思い出して、そう結論付ける。

 何より、あの時の無法者集団がヒューマンは珍しくないと言っていた。となれば、比較的珍しいと断定出来る人魚が攫われる事も、容易に想像が可能だった。


「じゃあ、人魚は皆、その足に変化可能なんだね」


「そんな訳ないじゃん。得意不得意ってあるし、陸脚が使えても歩くのが下手な人もいるからね」


 皆が皆、二足歩行出来る訳では無いらしい。


「そうだなー。人間に例えるなら、海で泳げる人と泳げない人の違いかな。それに、海で生活する分には無くても困らないから」


 人魚にとって海で泳ぐ行為は、人間にとっての歩く、走るに該当する。つまり、人魚が地上を歩こうと思えば、人間が海を泳ごうと思うのと同様の障害が発生するという事だ。

 テトラ曰く、海脚と言われる人魚元来の下半身と、陸脚と呼ばれる陸上を歩く為の魔術が存在すると言う。


「私もいつかは陸地にある街に行ってみたいと思っているの」


 そう、夢を語る彼女の表情は輝いていた。


「陸地へ行けるようになったら、また貴方たちに会えるかしら」


「基本、飛行艇の中で生活しているので難しいかと思われます」


 テトラの質問にアリアが答える。例え彼女が陸地へ赴いたとしても、空で生活するトリシャたちに気軽に会うことは叶わない。


「そう。なら、少しでも私に恩を感じているのなら、1度でも良いから会いに来てくれると嬉しいわ」


「必ずとは言えないけど、夏になったら会いに来れるかもしれない」


 ルミエーラの許可が降りるかは分からないが、再び夏が訪れたら、この地に訪れようと思うトリシャであった。

 その交渉は難航を極める可能性も十分にあったが、命の恩人たっての願いを無下には出来るはずがない。


「楽しみに待っているわ」


 そう笑顔になる彼女の表情は、純粋な少女の様に輝かしい。すっかりテトラと打ち解けたトリシャは、彼女との会話を楽しむのであった。


「この感じ、迎えが来たかも知れません」


 洞窟内も明るく照らされてきた頃、アリアは急に立ち上がる。そして、待ちに待っていた主の接近を察知したのか、その旨を報告するのだ。


「じゃあ、ここでお別れね。貴方たちとお話出来て楽しかったわ」


 テトラらそう言うと、徐に立ち上がり、2本の足を水面に浸すのであった。


「テトラ、本当にありがとう。またいつか、会いに来られる時まで元気で」


「この御恩は忘れません」


 手を振るトリシャの横では、アリアが深々とお辞儀をする。

 テトラは腰まで浸かる位置に移動すると、来た時同様に海中へと潜っていく。きっとその下半身は、彼女が海脚と呼ぶものに変化しているに違いない。

 トリシャは一時の間、彼女を見送る様に海中に視線を落とすのであった。


 砂地は洞窟の入口付近まで続いていた。といっても、完全に入口まで伸びている訳ではなく、その手前で途切れてしまっていた。


「これ以上進めないね。どうする?」


「このまま待っていれば大丈夫ですよ」


 トリシャの不安を余所に、アリアは自身を持って返事をする。その表情は、すっかり普段の彼女へと戻っていた。

 暫く待っていると、見慣れた飛行艇が近づいてくる。白い翼に赤道色の機体は、待ち望んでいた物に違いない。

 少し離れた場所――機体の底が岩肌に当たらない位置に着水すると、大きな水飛沫を上げる。

 その水飛沫によって生まれた波で、足元が濡れてしまうのだが、迎えが来た安心からか、トリシャは気にもとめなかった。


 飛行艇の入口が開かれると、普段通りの紺色のジャンパースカートを着用したアイリスと、白い魔女装束に身を包むクレアリスが飛び出して来る。


「トリシャ」


 彼女たちは当たり前の様に宙を浮いて移動するのだ。アイリスに至っては、勢いそのままに、トリシャに抱きついて来た。


「わっ」


 咄嗟に声を出して驚くトリシャだが、勢いとは裏腹に彼女の抱擁が余りにも抵抗が少なくて、面を食らってしまう。

 直前で勢いを殺したのか、彼女の腕は優しくトリシャを包むのだ。


「無事でいてくれて良かったです」


 顔を上げた彼女の瞳から、大粒の涙が流れていた。その涙は、彼女が今まで気が気でなかった事を表しているのだ。


「心配かけてごめん」


「いえ、謝るのは私の方です。こんなんじゃ、護衛係失格ですね」


 冗談めく笑みを浮かべる彼女の本心は、そんな表情とは無縁のものだろう。トリシャには、自身の過ちを咎めている様にしか見えなかった。


「アイリスの所為じゃないよ。こんな事、誰にも想定出来ないんだから」


 アイリスを慰める為に出た言葉だが、気休めにならないかもしれない。それでも、トリシャに出来ることと言えば、この様な言葉を投げかける事しか出来ないのだ。


「ルミエも心配していたが、少々疲れていてな。今は部屋で休んでいる」


 クレアリスは、姿を見せないルミエーラについて、その理由を話す。あの時あの場に居た、全員が無事だと聞いて、素直に安心する。


「まずは、お風呂にでも入って、ゆっくり休むといい」


「そうだね。でも、お風呂に入った後は、アリアが作った料理が食べたいかな」


 忘れてしまっていたが、昨日の昼から丸一日何も食べていない事になる。空腹のピークは過ぎたものの、安心したらお腹の減ってくるものだ。


「お任せ下さい」


 すっかり元気を取り戻したアリアは、満面の笑みを浮かべながら返事をする。


「でわ、帰えるか」


「あ、でもどうやって?」


 クレアリスもアイリスも宙を浮いて来たのだが、トリシャもアリアも空飛ぶマントなど持ってはいなかった。


「この距離なら、私の魔法を使えば帰れます」


 そう言うアイリスは涙を拭ってから、トリシャの両手で握る。すると、道具を使わずに、魔法の力だけで宙に浮いたではないか。


「トリシャ。あの、お願いがあるのですが……」


 トリシャが自身の体が宙に浮いたことに戸惑っていると、アイリスは改まって何かを言おうとしている。


「なに?」


「えっと、これから一緒に入浴しても宜しいでしょうか?」


「え?」


 アイリスは以前もトリシャと一緒に入浴したいと言ってきた時があった。それは、今回同様に彼女が不安を感じた時だった。

 今回は前回よりも心配をかけてしまったのだ。トリシャには、この申し出を断る事がてきなかった。


「良いけど、今日は特別だからね」


「はい」


 照れくさそうに視線を逸らすトリシャに向かって、アイリスは笑みを浮かべながら返事をする。


「あ、私も一緒に入ろうかな」


「え、それなら私も」


 便乗とばかり、クレアリスとアリアが口々に言い始める。


「だめ、こういうのは言ったもん勝ちだからアイリスだけ」


 思いつきで言っただけのクレアリスは、本気で言った訳では無い。アリアも食事を任されている事もあり、素直に身を引くのであった。


 1人だけでも恥ずかしいのに、3人も同時に相手をするとなると、トリシャの羞恥心は破裂してしまうだろう。

 しかし、こんなやり取りでさえ、日常へと帰ってきた様な気分にさせる。不安を払拭出来たトリシャは、この些細な喜びを噛み締めるのであった。



 第二章これにて完結です。外伝を挟んで第三章へと入りたいと思います。


 初投稿から3ヶ月と数日、目を通してくれた方、ブックマーク、評価を入れてくれた方々に感謝しています。

 時間が掛るかもしれませんが、登場人物のイメージイラストが完成した暁には、Twitter、pixivで投稿したいと考えています。

 これからも、この作品をよろしくお願いします。

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