登場人物
斉藤道瑠 (23) 大学院生。
兄のことが大好きなブラコン。学校には真面目に通っている。院に入る前に小学校の教員免許をとっているが、大学で講師になることを決意し院に入る。それなりに勉強ができ特に苦労とかはしたことがない。箱入り娘である。彼氏と付き合うのは実を言うと帝が初めてである。
結構マメな性格。家の料理全般は彼女が行っている。両親は共働きであり、そこで大体の家事を覚えたがその中でも料理は花嫁修業をしっかりと積んだレベルはある。
学校では眼鏡をかけている。しかし、裸眼で問題がないレベルの視力は保っている。夜更かしすることが苦手。大学の時にアルバイトをしていてその時、かなりの額を稼いでいる。今も内職などで少しづつ稼いでいるが前よりも少ないというフマンを持っている。
二ノ宮帝とは彼氏と認識されているが実際は兄が今までされてきたことの仕返しをしている。
二ノ宮帝 (28) 地方公務員。
斉藤道瑠の彼氏。しかし、何度も彼女をとっかえひっかえしている。ただ、特定の人と付き合うということはしたことがなく、道瑠が一番長く続いている。特に目立ったところはないがよく人に恨み持たれる。
人が大切にしているものがどうしても欲しくなるという病にかかっている。これは病気というよりももう癖のような物になっていてどう頑張っても治らない。しかもこれは全て無意識のうちに行われていることなので彼自身ではどうしようもできないことでもある。
私服のセンスが皆無であり全くと言って服にも時間にもこだわりがない。そのためか彼女には何度もふられている。
友人の妹と付き合うことに抵抗は無いが、どちらかというと妹という感覚が強いため、ついこの間まで彼女だと思えなかったがとあることがきっかけで少しだけ彼女として意識を向け始めている。
斉藤光輝 (28) 高校生教諭
斉藤道瑠の兄。二ノ宮帝とは小学校からの悪友。彼女を作るたびになぜか三ヶ月も持たずに別れるという暮らしをしてきたため彼女を作るのを諦めた。
幼少の頃、片目だけ光に弱い病気にかかり、ずっとそのままにしてある。更にもう片方の目は高校の頃に網膜を傷つけられてまったく見えていない。普段はサングラスをかけているが学校でははずしている。しかし、そうすると、まったく見えない。だが、しかし本人はあまり見えないことを気にしている様子はない。
帝と道瑠が付き合っているということは知らないがなんとなくで気がついている。根っからの不幸体質である。
田崎鈴 (24) 私立探偵所員
斉藤道瑠の先輩。教員免許はとっていないが教育学部卒業。卒業とともに私立探偵に弟子入りし、助手として事務所に勤めることとなった。たまに道瑠と連絡を取り合って女子会をよくしている。道瑠のことをミルちゃんと親しみを込めて呼ぶ。
昔、帝と付き合っていたことがある。その際、浮気らしい行為をたまたま見てしまい自分から別れ話を持ちかけた。それ以来、帝とは会っていなく、彼は女の敵でありもし、彼と付き合っている人がいれば別れることをおすすめするようになった。
昔から手芸が好きで普段着の半分は自作のものである。
(随時更新……)