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何の変哲もない異世界冒険譚  作者: ヴェル
第一章 転生
5/17

魔術と魔法

説明回です。

最後にまとめたやつがあるのでそれを見るだけでもだいぶわかっていただけると思います。

なお、この回の話が役立つのは結構先だし、伏線回収もだいぶ先です。

 魔法を使ってみたい。

 今俺は、どうやったら魔法を使えるのかをずっと考えている。

 何故そんなことになったかというと、

 父様が魔術というのをきちんと見せてくれたからだ。

 どういうものなのかという説明もしてくれたが、まだ生まれて一歳ちょっとの赤ん坊にその説明が理解できるわけないでしょ。

 この世界には魔法や魔術というのが存在する。

 当然の如く魔力とかいうエネルギーがでてきて、それを利用するそうだ。

 体内魔力と環境魔力とかの区分もあるしもっと細かに分けれるし、ラノベみたいな世界観なのに、むずすぎだと思う。

 魔法は魔術を一般人や初心者でも比較的簡単に使えるように魔方陣を使って体系化したものらしい。

 魔方力学という学問があり“学園”で日夜研究されているらしく、今年も新たな論文を学生が発表したらしい。

 よくある「こんなのいつ役に立つの?」という内容もあるが実用的なものが多いそうだ。

 魔方力学については前世でいうところの数学や物理、量子力学やらを基準にそれぞれのテーマにあった、

 例えば肉体強化の魔法に医学がいるなど、新しい魔法を作るのは思った以上に難しそうだ。

 魔法自体いくつかの分類に分けられていて、下級魔法、中級魔法、上級魔法、超越魔法があるそう。

 超越魔法とは何とも強そうだと思うが、実際は魔方力学の理論に基づいたうえで、魔術の影響力と同レベル、又はそれ以上のものが当てはまるらしく、その魔法を使うより魔術のほうが簡単なんてこともざらにある。

 魔術は上級魔法が使えるくらいの実力があれば一番簡単なものが使えるようになるレベルの話であり、父様が言っていた、「十五歳になるぐらいに上級魔法が使えていれば神童と絶賛される。」ということから魔術がいかに難しいのかよくわかる。

 それを聞いてた母様が「魔術ってそんなに難しかったかしら」とか言っていた。

 コワイ。

 父様が若干目をそらしながら「何事にも例外は存在する。」と補足をする羽目になった。

「他にも、元から命を賭けて仕事をする冒険者は魔術を使えるものが多い。なぜ多いかはよく研究題材として上がっている。」だそう。

 冒険者と聞いて興奮してしまったのはここだけの秘密。

 長くなったので父様が教えてくれた範囲の魔法について簡単にまとめると、

 1 使うには魔力を消費する。

 2 魔術を劣化させて扱い安くしたもの。

 3 学問の一つであるが、前提として様々な知識、アイデアを必要とされるため、かなり難しい

 4 魔法の中でもいくつかの分類に分けられる。

 5 十五歳で上級魔法が使えたら神童レベル。

 6 魔術に匹敵する魔法もある。

 7 ()()()()()()()()() これ大事。

 8 冒険者は魔術を使える人が多い。


 こんなところだろう。

 父様のことは脳筋だと思っていたから説明がうまくて驚いた。

 ちなみに俺は今、いつもの部屋と違う部屋にいる。

 なぜかというと説明と同時に父様が魔術を見せてくれていたのだが…

 最後の方は父様の説明は専門用語らしきものを使い始めた。

 この世界の言語がわかるようになったとはいえ、専門用語はわからん。

 専門用語を使い始めた父様に呆れていると父様がおかしくなったのか俺が飽きていると思ったのか、魔術の中でも上位の魔術を使った。

 目立つことを重視したためか水でできた龍がでてきて屋根をぶち破って行った。

 龍は大好きなのでうれしかったが、俺が満足したことと家を壊したことは別の話。

 前の部屋から空を見ると青空が見えるし、水でできた龍にしたせいで部屋中水浸し。

 俺と母様もびしょぬれ。

 よって、俺は体を拭いて別の部屋にいるわけだ。

 父様がは母様に説教中。

 ざまぁm自業自得だ。

 そういえば、最後の方に魔術より上のとか言ってたけど、最後の魔術で全部吹っ飛んだ。

 あれ、何だったんだろ。

 まあ、いっか、おやすみなさ~い。

この世界の魔法関連は魔法(又は魔方力学)、魔術(源生魔法→魔方力学としての魔術の学名のようなもの)、???の三つです。

ガチガチに設定を練った部分の一つで、ちゃんと魔方力学の本も書きました。

ただし、不幸な事故により、データが消えたので、もし、ないとは思いますが、この小説が人気になったらもっかい書きます。

大体500ページあれ、すっごく疲れる。

最後のはだいぶ分けられるし、だいぶ異質というか、特殊なのですが、伏線回収の時までお待ちください。ちゃんと説明します。(その時に覚えてれば)

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